クダンノゴトシ 33話 小野寺洋太其の参・藤澤伸司其の拾壱

公開日: 

小野寺洋太の突然の訃報。
クダンの呪いを受けた者は不じ身となるはずなのに・・・

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伸司が霊安室の洋太と対面。

刑事から説明を受ける。

刑事
「出血多量が原因の多臓器不全だそうだ。
一時は回復傾向にあっただけに残念だよ・・・ご遺族の話では密葬にするらしい。
我々警察はさつ人事件に切り替えて全力で捜査しているが・・・
今のところ手がかりは無しだ。
そもそも犯人らはなぜ君の弟を拉致しようとしたのか・・・」

伸司
(オレが・・・
オレがヤ○ザなんかと絡んだばっかりに・・・)

刑事
「我々は対策本部に戻らねばならんが、明日もう少し話を訊かせてほしい。
昨晩洋太君がファイル転送サービスを使って君に動画を送ってるんだろ?
事件とは関係なさそうだったが、意味不明な点が多くてな。
頼んだよ。」

伸司は光の事に気をとられてまだ動画を見ていなかった。

動画を再生・・・

洋太
「伸司・・・
今頃光を追ってるんだろうな・・・
ただ馬鹿なことはせず、冷静に話し合ってほしいんだ・・・
光は・・・
あいつは悪い奴じゃないだろ?」

伸司
(相変わらずお人好しだな・・・)

洋太
「みんなとは・・・もう一緒に闘えねえ・・
多分もう永くねえからな・・・

洋太

洋太
「覚えているか。
教授に化けたクダンが言ってた話・・・
予言の順番は本来の旅行帰りの事故で息絶えた順・・・ってやつだ。
オレはその事故でしんでないんじゃねえかな・・・
だってそうだろ?
みんなと違って俺の傷は全然治らねえ・・
不じ身じゃねーって証拠だ。
でも聡介を・・・
伸司の大事な家族を守ることが出来た。
それだけで満足だ・・・
・・・・オレよぉ・・・

洋太

洋太
「だから・・・
伸司には生きて欲しい・・
生きてくれ・・・」

動画ここまで。

伸司
「最後の最後に・・アホかお前は。
四日後に直接フってやる。
待ってろ。」

それからの4日、伸司は家族と楽しい時間を過ごす。

ピクニックに行ったり、遊園地に行ったり、聡介とゲームをして、算数を教えて・・

伸司
(悪いな、洋太。
俺は家族との穏やかな時間を取る。
幸せな気持ちで逝きたいんだ。)

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4日後。

藤澤伸司、予言により残された時間はあと1時間30分。

聡介

伸司は机の上に自らの生命保険の証書を置く。

(父さん・・母さん・・・
今までありがとう)

3月13日。

伸司は河川敷に立っていた。
(さぁ・・・どうやってころす・・・・)

しかし・・・

伸司

しにたくねえぇぇ
怖ぇよ・・・
怖ぇ・・・
助けてくれ・・・
誰か助けてくれよ・・・
誰か・・・」

「よう。」

と声をかけてきたのは

チンピラ

行き場無くなったオレを笑いにでも来やがったのか?」

襲撃の時に一人生き残らせたチンピラだった。

ドスを抜き、伸司を追い回し始める。
「テメーのせいで・・・
テメーのせいでよ・・・
待てっ
しなねーんだろ?
憂さ晴らしさせろや!」

逃げながら伸司は仲間の顔が浮かぶ。
(しにたくねえしにたくねえしにたくねえ)

しかし・・・

伸司

○感想

覚悟が決まっていてもいざとなると怖いんですね。

あと生きているのが光と千鶴と舞だけになりました。

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