ワールドトリガー 146話 工夫や勉強

公開日: 

最後の激突を制したのは・・・遊真!!

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桜子
「香取隊長 ベイルアウト!
ここで決着!

ユーマ

桜子
「最終的に一騎討ちにまでもつれこんだものの 点数を見れば大差の圧勝という結果になりました!」

ユーマを3人が出迎える。

宇佐美
「おつかれさま?」

ユーマ
「いや~勝った勝った

玉狛

桜子
「さて今回の試合
振り返ってみていかがだったでしょうか?」

出水
「玉狛の新技が山盛りだったな
初見であれと当たった香取隊と柿崎隊はご愁傷様としか言いようがない」

時枝
「玉狛第二の勝ちパターンができてましたね
戦術で優位を取って最後まで倒し切る
ちょうど諏訪隊・荒船隊戦の時のような感じでした」

桜子
「なるほど! たしかに!
ROUND4の敗戦から躍進した玉狛第二の新戦術 その肝はどこだと思われますか?」

出水
「そりゃメガネくんのワイヤーだろ」

時枝
「ですね」

出水
「玉狛がエース以外弱いってのは前から言われてた
“だから自分が強くなってエースの負担を減らそう”じゃなくて
“だったらもっとエースを強くしよう”っていう発想の逆転があのワイヤーの持つ意味だ
割り切ったいいトリオンの使い方だとおれは思うね」

その解説を聞いている修とユーマ。


(やっぱり木虎はすごい・・・・・・!)

木虎と一緒にいる嵐山がスマホで結果を確認。

嵐山
「おつ 木虎! 三雲くんたち7点獲って勝ったみたいだぞ!」

木虎
「当然でしょう
あのチームの能力を活かせばそのくらい」

さらに二宮も結果を確認していた様子。

二宮
「・・・・・・・・・
ふん・・・・・・」


「?」

桜子
「空閑隊員が点獲り役なのは変わらずですが その仕事がやりやすくなっているということですね!」

時枝
「そうですね
雨取隊員の狙撃にも同じことが言えます
まともに3対1で当たれば 柿崎隊は空閑隊員を落とせたと思いますが
ワイヤーとシールド無視の狙撃があることで 柿崎隊は相当意識を散らされた
一方の空閑隊員は深く斬り込まなくても相手を崩すだけで敵の戦力を削いでいける
砲撃での追い込みからすべてが 空閑隊員が有利をとるための戦術と見ていいでしょう」

ユーマ
「さすがときえだ先輩」

桜子
「敗れた香取隊と柿崎隊についてはいかがでしょうか?」

時枝
「柿崎隊は全体的に普段通りやれてたと思いますね
ですがやはり3人の陣形に拘って 雨取隊員を抑えるのが遅れたのが敗因じゃないかなと思います」

柿崎、謝る
「悪かった 充の言うとおり俺のミスだ
もっと早く安全策を捨ててお前たちに自由にさせるべきだった」

宇井
「いやーどうかな」


「レッドパレット狙撃を見る前に行ったらやられてたと思うし・・・」

照屋
「隊長が作った安定した陣形はうちの強みです
簡単に捨てるなんて言わないでください」

宇井
「要は2-1とかに分かれる動きもがっちり陣形にしちゃえばいいんだよね」


「なるほど」

照屋
「基本戦法に単独行動を設定するってことね」

宇井
「文香か虎太郎を切り離した時に・・・」

落ち込む様子もなく、さっそく分析し始めるメンバーに頼もしさを感じたのか
元気になる柿崎。

柿崎
「・・・・・・・・・・・・」

宇井
「ほら! 柿崎(ザキ)さんも考えて!」

出水
「柿崎隊では照屋ちゃんがいい働きしたな
レッドパレット狙撃の防ぎ方を見つけて 隠し技の追尾鉛弾(ハウンドパレット)追尾弾まで引き出した
今後玉狛と試合する部隊は照屋ちゃんに感謝することになるだろな
鉛弾(レッドパレット)追尾弾は初めて食らったらかわせねーだろあれ
逆に玉狛は切り札使っちゃってもったいなかったかもな」

宇佐美
「実戦で試せたから問題ないのです」

出水
「香取隊はなー
香取ちゃんの調子が悪かったな
香取ちゃんが暴れて他の二人がフォローするのがいつもの戦法だけど
今回は香取ちゃんが暴れるほどのチャンスがなかった」

時枝
「良くも悪くも香取隊長次第のチームですからね」

出水
「結局最後までメガネくんのワイヤーの仕掛けもわかんなかったしな
あれどういう仕掛けだったの?」

時枝
「想像はつきますけど ここで種明かしするのはフェアじゃないので」

桜子
「解説の鑑ですね!」

陽太郎
「ヒュースはわかったか?
おさむのしかけ」

ヒュース
「おそらくだが仕掛けは“色”だろう」

陽太郎
「“色”?」

ヒュース
「目立つ“赤いワイヤー”と風景に溶け込ませた“普通のワイヤー” 二つのワイヤーを使っているように思わせて

ヒュース

落ち着いてよく見れば見破れるがスローペースな展開はユーマを待つオサムの望む所 どちらに転んでも損はない仕掛けだったな」

陽太郎
「ほう・・・おさむもやるな」

ヒュース
「実力が大差なければより準備をしたほうが勝つ それだけの話だ」

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出水
「まあなんにせよ 今回はしっかり準備した玉狛が勝つべくして勝った感じだな
最後メガネくんが落ちても余裕あったし 空閑の新技もきれいに当たった」

背景には香取を仕留めた時のユーマの姿。
よく見ると両手からスコーピオンを出している。

桜子
「“マンティス”ですね!
影浦隊の影浦隊長が考案した“マンティス”はスコーピオンを二本つなげる荒技です!」

時枝
「玉狛第二の新しい戦術に対する貪欲さは 他の部隊にも影響を与えそうですね」

桜子
「この先ワイヤー戦術が流行するなんてことも・・・?」

出水
「空閑の体術と砲撃ありきの戦法だから同じレベルでやれるとこはすくないだろうけどな」

桜子
「・・・さて本日の試合が全て終了!ランキングが更新されました!」

ランキング

「玉狛第二はまだまだ台風の目になりそうですね!
以上をもってROUND5夜の部を終わりたいと思います!皆さんおつかれさまでした!」

香取隊作戦室。

香取がベッドに突っ伏して泣き言を言っている。

香取
「もうやめる ボーダーやめる」

3人がなだめる

三浦
「葉子(ヨーコ)ちゃん・・・
そんなこと言わないでよ」

香取
「負ければ負けるほど自分がキライになるもん だからやめる」

染井
「今やめても自分を嫌いになると思うけど?」

香取
「そういう言葉がほしいんじゃない!

香取

染井
「やめたいならやめれば」

若村
「華さん・・・・・・!」

染井
「葉子はやりたいことをやったほうがいい
そういう性格だから」

三浦
「・・・ヨーコちゃん もうちょっとだけがんばってようよ
ヨーコちゃんが玉狛にムカつくのは きっと玉狛がうらやましいからだよ」

若村
「・・・・・・!
玉狛みたいに工夫して 作戦立てて 勝てるようになろうよ
まだ全然遅くないよ」

香取

染井
「大丈夫
悔しいって思えるなら まだ強くなれるはずだから」

玉狛第二。


「どうだった?この試合」

ヒュース
「・・・前よりは幾分ましになったと言ってもいい」


「お かなり高評価だな

ヒュース

–146話ここまで

次回 ワールドトリガー 147話へつづく

○感想

初めて香取をカワイイと思いました。

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