でぶせん 67話 爽やか面接官

公開日: 

話はさかのぼってミツコと景子の就活中のお話。
帝辺高校なんかにきちゃったワケは?

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今日は帝辺高校で面接の景子
「・・・ああ、とうとうこの帝辺高校だけになっちゃった。」
受ける高校受ける高校全部不採用。
高卒認定で大学進学したってだけで警戒されちゃう上に・・・
大学時代はこの美しさのせいでチヤホヤされすぎて成績もぱっとしなかったから・・

帝辺高校

景子
(一般企業なら女子の顔採用とかフツーにあるし)
「よろしくお願いします。」

と面接室の扉を開けて中に入ると

爽やか先生

景子はハートを撃ち抜かれてしまう。

帝辺高校

景子
「えっ、いえ、それは・・・」

強面先生
「いやまあまあ、裏見先生。
それをあえてご存知でこうして面接まで来てくださっているわけですから。
ドタキャンもせず。」

爽やか先生
「スゴイ事だと思いますよ、僕は。

爽やか先生

なぜならあれが本校の現実だからです。
校内からここに来るまでいこの学校でやっていけないと感じた学生さんはみんな回れ右をしてドタキャンの電話を入れるでしょう。
そんな学生さんはこちらから願い下げです。
それでも教師をやりたいという意欲。
いやむしろこんな学校だからこそ教師として働いてみたいという熱意と夢。
そういう先生を僕たちは同志として迎えたい。」

景子
(ステキ・・・
こんな先生がいたらきっとあたしも中学であんなひどいイジメにあう事はなかったわ・・・)

朝比奈景子

景子が出て行き・・

強面先生
「いやー、爽やか先生のおかげで今年は入ってくれそうな先生が出そうですね。
やっぱり面接に来てもらってよかったなあ。」

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爽やか先生
「イヤーハハハ
正直ここまで全員ドタキャンですからね。
もう誰でもいいって感じ?」

強面先生
「えー、誰でもって・・
すごい美人じゃないですか。」

爽やか先生
「えーそうですか?
そうかなあ。」

ここで次の面接者がドアをノック。

強面先生
「次はまたすごいですよ。
ま、いろんな意味で。」

ミツコ

強面先生
「そんな方がどうしてうちのような、まあ正直ここに来られる間にも目撃されたかと思いますが、ああいう行為が日常的に行われている学校を希望されたんでしょうかねえ。」

ミツコ
「だからこそです。
成績優秀で聞き分けのいい優等生ばかりが集まっている学校なら、どのような教師でもそれなりに務まります。
しかし貴校のように問題児を多く抱えている学校こそが、教師の情熱ややる気が問われると思うのです。
私はこの学校から一人の落ちこぼれも無くなる日を目標に、貴校で教鞭をとらせていただきたいと願っております。」

爽やか先生

爽やか先生
(ぼ・・・僕は今猛烈に感動している!
なんてステキな女性なんだっ!)

強面先生
「ありがとうございました。
それでは追って合否を連絡させて頂きます。」

ミツコ
「ありがとうございます。
失礼いたします。」

爽やか先生
「あ・・・あのっ!
ぜひ、我が校で一緒に働きましょう!
生徒たちのために!」

面接を終えた面接官たち。

強面先生
「いやー、今年は豊作でしたね。
二人も面接まで残ってくれるなんて。
一人は美人だし、一人はやる気まんまんで体力もありそうですしねえ。」

裏見先生
「・・・いつまで続きますかね。」

爽やか先生
「・・・続きますよ。
あの人は。」

爽やか先生の自宅マンション。

爽やか先生
「ただいま・・・
といっても誰もいなんだけどね。」

帰るなりかたずけを始める。

「過去のいろんなことを清算しなきゃ。
もしあの人がウチの学校に入ってくれたら、この部屋に来ることもあるかもしれないからな・・・
なんちゃって・・ハハ。
気が早いな、俺も。」

爽やか先生

ね、母さん。
もうすぐ理想の彼女を連れて行けるかもしれないよ。
なんちゃて。」

爽やか先生

すがすがしいまでにデブス専!

–67話ここまで

次回 でぶせん 68話へつづく

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Comment

  1. ペロペロ より:

    強面先生⇒やくざ教頭ですね。

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