ドメスティックな彼女 98話 過ち・・・?

公開日: 

ルイが父丈一郎の店でバイト中(ホール)

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ルイ
「コマンダ(注文)入りました。」

厨房担当
「読んでー!」

ルイ

ルイが着替えて出てきたところを丈一郎が見かける。
「おう、お疲れ。
上がったのか?」

ルイ
「・・・あのさ、ちょっとお願いがあるんだけど。」

丈一郎
「お、おう何だよ?」

「あたしをもっとシフトに入れてくれないかな。」

「もっと?
いや・・・でももう十分入ってるぞ?
休みも週一だし・・・
これ以上入れたらブラックバイトになっちまう。
早くチーナ(厨房)に入りたいのはわかるが・・・
無理はよくねーって。
それとも欲しいものでもあるのか?」

夏生が虚ろな顔で机に向かっている。

原稿用紙は白紙のまま。

メールが届いて出版社に出かける。

編集・蔦谷
「いやー、どうしてるかなあと思って。
読みきりの反応も上々だよ。
あれから夏休みに入ったし、すぐに次の作品持ってくるかと思ったけど連絡ないからさ。
もしかして詰まってる?」

夏生
「・・・なんか、全然書けなくなっちゃって・・・」

「書けない?」

「最初はモチベーションが下がってるだけかと思って、書き始めたらそれなりに進むだろうと思ってたんですけど、景色が・・
今まで書くとき頭に広がってた景色が全く見えなくなってしまって・・・
どうしたらいいかわかんなくて・・・」

「何かあった?」

「・・・・」

「正直編集側としては作家さんのやる気頼みなところもあるんだ。
書く気のない人に無理に書かせることは出来ない。
故に去る者は追わずの精神なんだけど。
君を手放すのはちょっと惜しいんだよなぁ・・・」

「すみません」

「そうだ、夏休みだから時間はあるんだよね。」

「はい。」

「じゃあちょっと書生みたいなことしてみる?
作家さんの下について・・・まぁアルバイトみたいなもんだわな。」

「桐谷先生ですか?」

「いや、桐谷くんはそういうの取らないから。
桃源繁光(とうげんしげみつ)先生って解る?
これ住所ね。
本名は胡桃沢さん。
先生には連絡しておくから。
ま、息抜きと勉強兼ねてさ。」

渡された住所を元に先生の家を訪ねてみると

「ここか。」

夏生

チャイムを何度鳴らしても一向に出てくる気配がない。

鍵がかかっていなかったので入ってみることに。

すると廊下まで色んなものが散乱し、ほぼゴミ屋敷。

「し・・失礼しまーす。」

声をかけても返事なし。

蔦谷氏に聞いた先生に関する話を思い出す夏生。

夏生

そしてふと部屋の中を見ると、ゴミの間にうずくまるように人がうつぶせに倒れている。

夏生
「うわぁ!!!」
(ひ・・・人っ・・倒れ・・
救急車・・・!?)

すると倒れていた人はおもむろに起き上がり
「なんだお前・・・物盗りか?
ここに盗るもんなんかねぇぞ。」」

夏生
「あ・・いえ。
俺その・・・
新虹社の蔦谷さんから紹介いただきました、藤井と申します・・・」

桃源繁光

桃源繁光

俺にいわせりゃまだ載せるレベルのものじゃねぇ・・
まず主人公の心理描写がくど過ぎる・・・
あんな全部書いちまったら情緒も想像の余地もねぇ・・・
読み手をバカにすんな
それに中盤の女の独白もいただけねえ。

夏生

まあいい。
とりあえず俺は寝直す。
ざっとでいいから部屋片付けて領収書を整理しておけ。」

「はい。」

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夕方になり、先生が起きて来た。

夏生
「あ、おはようございます。」

桃源繁光

先生
「なんだ、こういうの得意なのか?」

夏生
「得意っていうか・・
母が早くに亡くなったので、結構家の事やってたくらいですかね。」

先生
「ほお・・・
出掛ける。」

夏生
「しゅ・・・取材ですか!?」

「まあ、そんなもんだ。
お前も来るか?」

「はい!」

おかま

おかま1
「あら、お連れ様?
先生が若い子連れなんて珍しい~。
なかなかかわいいじゃない。」

おかま2
「アタシはもっとがっしりしてた方が・・・」

エリカ

夏生
「あ!
えっと・・エリカさん!!」

先生
「なんだ、ゴリラ知り合いだったのか。」

エリカ
「ゴリラじゃないわよ!
姫って呼んで!
思い出した。
アンタ、マリーと一緒にいた男の子じゃない?」

おかま

その後、夏生は無理矢理酒を飲まされ、潰れる。

そしておかまのお姉さんに開放され・・・

酔いが醒めるとまたいじられて・・・

その店が終わると次は文談バー。

そこで先生と他の客の議論が白熱し、なぜか夏生が顔に酒をかけられる。

ここでフラフラになってしまった夏生、次の店の普通のクラブで正体不明になってしまう。

夏生

そして次の朝起きると・・・

夏生

–98話ここまで

次回 ドメスティックな彼女 99話へつづく

○感想

なんでしょう、この展開。

この女性、今後に何か影響してくるのでしょうか。

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