コウノドリ 154話 気持ちが追いつかない

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シリーズ ”出生届”4話

二卵性の双子を妊娠した横山さん。
夫婦そろっての健診の時、サクラから一人の胎児が亡くなっていることを告げられる。

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サクラ
「亡くなった赤ちゃんを身ごもったまま・・・
もう一人の赤ちゃんの成長を見守ります。」

横山
「見守る・・・」

夫「・・・」

横山
「見守るって・・・
何ですか?」

サクラ
「妊娠は・・・
このまま継続させます。
横山さんの赤ちゃんはDD双胎・・・・

DD双胎

サクラ
「亡くなってしまった赤ちゃんが・・・
もう一人の赤ちゃんに悪い景況を及ぼすことはないでしょう。」

横山「・・・・」

サクラ
「もう一人がしっかり発育して生まれて来るまで・・・
2人ともお腹の中にいることが望ましいです。」


「それで・・・妻の体は大丈夫なんですか?」

サクラ
「・・・奥さんへの影響として、血液が固まりにくくなるような異常が出ることがあります。
可能性としては非常に低いですが・・・
血液検査をして問題のないことの確認をしていきます。」

横山
「どっちですか?」

サクラ「・・・・」

横山
「亡くなったのは・・・

横山さん

サクラ
「男の子だと思います。」

「その子はどうなるんですか?」

「もう一人の成長に伴い、もしかしたら・・・
赤ちゃんの姿として確認できなくなるかもしれません。」

「前の・・・
2週間前の健診のとき・・・
何か兆候とかなかったんですか?」

「はい、わかりませんでした。」

「・・・・」

「おなかの赤ちゃんが亡くなる原因はさまざまあって・・・・
中には事前に兆候があり・・・
治療で助かる命もあります。
しかし、今回の横山さんの赤ちゃんの場合、予見することは難しく・・・・

サクラ

ナース室。

ゴロー、サオリ、サクラで話している。

ゴロー
「双胎1児死亡ですか・・・
たしかに双胎間輸血症候群だったら事前にわかったでしょうし・・
治療も可能だったのに・・・」

サオリ
「双胎間輸血症候群・・・」

ゴロー
「うん・・・
まぁこれは一卵性の双子の場合だけどね。

双胎間輸血症候群

ゴロー
「最近は子宮の中にレーザーを挿入して、問題のある血液を焼灼する胎児治療がかなりの成果を挙げてるんですよね。」

サオリ
「でも横山さんの双子ちゃんにその病気は関係ないですもんね?」

ゴロー
「まぁ・・・
残念だけどね。」

サオリ
「でも横山さんの奥さん・・・・
落ち着いて鴻鳥先生の説明を聞いていましたね。」

サクラ
「いや・・・
必死に落ち着こうって・・・
自分に言い聞かせていたんじゃないかな。」

ゴロー
「・・・・」

サオリ
「そうですね・・・」

サクラ
「いっそ泣いてしまったり、取り乱した方が・・・
本人も気持ちが楽になったかもしれないね・・・」

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病院からの帰り、公園にいる横山さん夫妻。

夫は会社に電話して今日は出社しない旨を伝える。

電話を切り、
「ママ・・・帰ろうか。」

横山
「4Dエコー。」

夫「え?」

「鴻鳥先生、4Dエコーの写真くれたね・・」

4Dエコー


「いいんだ今日は・・・
オレもなんだか疲れちゃったしさ・・・・
家に帰ってゆっくりしよう。」

「パパ・・・
私・・・本当は今日の朝までずっと不安だった。
シンジだって小学生っていってもまだまだ手がかかるし・・・
なのに双子を妊娠して・・・・
3人の家族がいきなり5人になるって・・・
やっぱり想像できないし、冗談でしょって・・・・

横山さん

2人は家に向かって歩き始める。

横山「私のせいだよ・・・」


「そんなことない・・・
オレだって同じこと思ってたから・・・
もしかしたら俺たちの不安だったことって、すごく幸せなコトだったのかもしれないな・・・」

横山
「シンジ・・・
がっかりするだろうね。」


「うん・・・・多分ね。」

夫、家のドアを開けながら
「ほら、ママ早く入りなよ。」

横山
「・・・・」

横山さん、胎動を感じて
「でも一人無事でよかった・・・」

夫「・・・・」

横山「よし・・・

横山さん

横山さん

夫も涙
「ママ・・・中に入ろう・・・・」

ペルソナ。

サクラと小松が並んで歩いてる。

サクラ
「小松さん、山下ジョージのピアノ、最近聴いてます?」

小松
「うん、すごく聴いてるよ。
って・・・
あ・・・すごくたまにね・・・たまに!」

サクラ
「コンサートのチケットが2枚あるんですけど一緒に・・・」

小松
「行く・・・
やっぱいいや・・・
鴻鳥先生とピアノコンサートなんて・・・イヤだよ。
行くなら自分でチケット取って行くっつーの~。」

サクラ
「ジョージさんのチケットってなかなか取れませんよ。」

小松

–154話ここまで

次回 コウノドリ 155話へつづく

○感想

何を望んでいるかって、本人すら分かってない場合がありますよね・・・

小松さんの恋・・少しでも発展するといいのだけれど。

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