ハレ婚 87話 クリーニング屋の女

公開日: 

「いらっしゃいませ。」

まどかがクリーニング屋で接客中。

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まどか
「ワイシャツ2枚とジャケット1枚、仕上がっております。
今日は冷えますね・・・」

客「・・・」

まどか

まどか
「・・・
ごめんなさい。」


「あっイヤ・・・
スンマセン、急に・・・
そりゃこんな奇麗な女性、男がほっときませんよねー!!」

まどか、笑顔で
「いえ・・
実は私、女じゃないんです。」

客が帰った後、年増の店員に怒られる。

「ちょっと!
そんなこと言うもんじゃないわよ!
子宮とったくらいで何さ!
あたしなんて去年生理終わってますけど。
もう女じゃないってか!?
あ!?」

「スミマセン・・・
ああ言うと大体諦めてくれるので・・・」

「まあそうだろうね・・・
かわいそうに・・・
食事くらい行って来たらいいじゃない!
男のキズは男で埋めるものよぉ~?
ってよーく(バロウの)ママが言ってたわ。」

「いえ・・・
私、まだ・・・」

バロウでは龍之介によるクリスマススペシャルライブが開かれようとしていた。

ゆず

ゆず
「どーすんのコレ・・・
入りきらないでしょ。」

ママ

どうせ人なんて来ないと思って・・・
チケットばら撒いちゃったのよ・・・
こうなったら2部に分けて・・・」

ゆず(稼ぐ気ね・・)

小春
「ゆず!
まどかは・・?」

ゆず
「まだ来てないわ。」

ママ
「大丈夫。
誰よりも龍之介のピアノを楽しみにしていたハズよ・・
きっと来るわ。」

ゆず
「そーね!
来てくれなきゃ困るわ。
龍ちゃんも小春もこの1か月よくガンバったんだしー!」

小春
「あたし?
なんもしてないよ。」

ゆず
「何言ってんのよ!
アンタがウザいくらいしつこくママにお願いしたから。
こーしてライブが実現したんじゃない!」

ママ
「ホントよ。
通報しようと思ったわ!
営業妨害で。」

小春、深々と頭を下げる。
「その節は本当に・・・
なんとお礼を申してよいのやら・・・」

ママ「フン」

ゆず
「お礼は龍ちゃんのお尻でいいじゃない。」

小春
「イヤイヤイヤイヤ・・・」

まどかと小春

小春
「一人にしてだって・・・」

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バックヤードで一人になっている龍之介。

手が震えている。

龍之介

龍之介回想。

少女まどかと龍之介。

まどか
「オリジナル・・!?
龍之介さんが作曲したってことですか・・?
すごい!
もっとたくさんの人に聴いてもらうべきです!
やっぱり龍之介さんは天才ですっ!!」

龍之介

まどか

客の前に出た龍之介。

龍之介

龍之介の演奏が始まる。

龍之介
「僕は・・・

龍之介

ゆず小春たち

小春
(まどか・・・
まどかのためのピアノだよ・・・!)

まどかはバロウのドアに手をかけていた。

まどか

音色にのせた龍の想いが、まどかの胸に響き渡る。

–87話ここまで

次回 ハレ婚 88話へつづく

○感想

まどかのセリフ
「私まだ・・・」のあとは何が続くのでしょう。

龍たちの思いに応えて再び伊達家に戻ってくれるのでしょうか。

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