ニセコイ 221話 シンジツ

公開日: 

万里花の病室に羽と千棘と小咲。

千棘が楽と結婚宣言。

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「楽ちゃんと・・・結婚・・・!?」

千棘
「うん・・・!
だって私らくのこと好きだし、この絵本みたいに約束できたらステキだな~って
ねぇ、ゆいお姉ちゃん こーいう “じょー” と “かぎ” ってどこに行けばあるかな~」


「えーと・・・そうだねぇ・・・」

万里花
「なっ・・・なっ・・・なっ・・・

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らっくんとはウチが結婚するんよ!?
らっくんはウチのその・・・
いいなずけやっけん・・・!」

千棘
「? ・・・いいなずけって何・・・?」

万里花
「らっくんと結婚ば約束したんはウチが先ばい!
結婚するんはウチに決まっとーばい・・・!」

千棘
「・・・じゃあらくがまりかのこと好きって言ったの?」

痛い所を突かれた万里花
「うっ!?」

千棘
「けっこんて好きな人どうしでするものでしょ!?」

万里花
「じゃ・・・!
じゃあ千棘しゃんはらっくんに好きち言われたと!?」

千棘
「うっ・・・!
でっ・・・でもでもらくって私にいっぱい優しくしてくれるし・・・!
こないだだって・・・!」

万里花
「ウチもいっぱいプレゼント貰っとーばい!
こん花も・・・こいも・・・!」

千棘
「私だって・・・!」

万里花
「ウチも・・・!」


「あーあーケンカしなーい ・・・うーん、でもいいアイデアかもしれないね

お父さんの知り合いでアクセサリーを作ってる人がいるから いっそのこと作ってもらおうか、この錠と鍵」

驚く千棘達

千棘
「!? 作れるの!?」


「一組だけだと不公平だから鍵は4本」

千棘
「4本?」


「ほらこの絵本って鍵は全部で4本出てくるでしょ?
お姫様と天使様達の
それを皆で分けるの 
この夏、1番一緒にいたのって楽ちゃんを入れたこの5人でしょ?
皆で仲良く約束しよーよ 
また再会しよーねって」

千棘
「いい考え!ステキ!あ!
でもお姫様のカギは私のだからね!」

万里花
「あ!ズルイばい 
それはぜったいウチんばい!」


「あーこらこら・・・」

小咲は絵本を抱えたまま少し俯く・・・

後日・・


「・・・皆~出来たよ~!

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千棘
「スゴ~イキレ~!!」


「こっちが錠でこっちが鍵ね 皆とのお別れに間に合って良かったよ~

見た目は適当にアレンジしたって言ってたから絵本とは少し違うけど 持ち易いようにペンダントにしてくれてるんだ」

千棘
「かっこいい~!」

羽に詰め寄る千棘と万里花
「・・・それで・・・どれがお姫さまのかぎ?」


「・・・本当に結婚の約束するの?
一応本物というか錠を開けられる鍵は1本あるけど・・・」

2人
「する!」


「どっちが?」

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「・・・こうなったら本人に選んで貰うしかないね」

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千棘と万里花
「どっちとけっこんするか決めて下さい」


「なんだよそりゃ 
ちょっと待てよけっこん!?
いきなり何言ってんだよお前らは・・・!」

千棘
「いいから大事なことなの!
どっちとけっこんするのか決めて!」


「楽ちゃんはモテモテだなぁ」

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うつむく楽。

千棘
「ほらハッキリしてよ!
私とまりかどっちの方が好きなの!?」

万里花
「ウチと!?ウチとやろ!?
だってウチいいなずけやもんね!?」


「・・・いいなずけって何だ?」

ガーンとする万里花

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千棘
「ホント!?ホントに私!?」


「え?ああ・・・まぁ・・・」

万里花
「なして!?
なしてウチじゃダメと!?
なして千棘しゃんと!?」


「うー・・・ん なんとなく髪も長くて女の子ぽいから・・・かな」

万里花
「ガーン!!」

千棘
「じゃあ約束よ!?
明日の朝、皆とお別れする前に絵本みたいに約束するの 
それでいい!?」


「あー・・・うんわかった・・・」

喜ぶ千棘を見ている小咲

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千棘は自分の部屋でノートに書き込んでいる

(・・・あしたパパとヒコーキにのる 
でもそのまえにかれとあのやくそくをしよう 
ふたりできめたあのやくそくを・・・と
やったやったうれしいな 
らくとけっこんできる・・・!
らくは照れてたけどやっぱり私のこと好きでいてくれたんだ・・・!
だってらくはいつも私のこと助けてくれるし 泣いてるといつも飛んできてくれるもん・・・!
きっとさいかいできるよね・・・)

部屋から出て階段を降りた千棘

廊下に何か落ちているのを見つける

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千棘
(・・・あれ?あれって・・・)
「・・・やっぱりあの絵本のページだ 
破れて取れちゃったのかな・・・
こさきちゃんにとどけてあげなくちゃ!」

その時、小咲は楽と2人で遊んでいた

楽の鼻に絆創膏を貼ってあげる小咲
「・・・はいバンソーコ」


「いてっ」

小咲
「もう 気をつけなきゃダメだよ」


「平気だってこのくらい・・・」

小咲
「ダメだよ 放っとくとバイキンが入っちゃうってお母さん言ってたもん」


「こさきは心配症だなぁ・・・」

小咲
「・・・ねぇ らくくんは ちとげちゃんのことが好きなの?」


「・・・ううん少し違う 
別にあいつのことキライじゃねーしマリーのことだって好きだ
でも・・・さっきは言えなかったけど本当は・・・

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「もしけっこんするとしたら オレはこさきとがいいよ」

小咲
「・・・ホント・・・? 
わっ・・・私も・・・!
ずっとらくくんのことが好きだったの!
とっても・・・!」


「え!そーなのか・・・!? 
・・・じゃあオレやっぱりちとげに言ってくる、けっこんの約束なんてできないって・・・」

小咲
「え・・・でも・・・それじゃちとげちゃんかわいそうだよ 
あんなに喜んでたんだし・・・」


「でも・・・」

小咲
「・・・ねぇ じゃあかわりに・・・」

あの岩の所で、石を持って何かしている2人

終えた2人は笑顔で走って戻っていく

千棘はそれを見にいく・・・するとそこには・・・

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立ち尽くす千棘・・・

そして翌日の朝


「はい千棘ちゃん、これが本物の鍵だよ
これでお別れなんて淋しいけど、約束するなら早くしないと 
もうすぐ出発の時間だよ?」

千棘
「うん・・・」


「・・・なぁちとげ オレやっぱり・・・」

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小咲
「・・・ちとげちゃん?なんで・・・」

千棘
「だってこさきちゃんはらくが好きで らくは本当はこさきちゃんが好きなんでしょ?
けっこんって好きな人どうしがするんだし こさきちゃんしかいないじゃない?」

笑顔でそう言う千棘


「え?え?そうなの小咲ちゃん」

小咲
「え・・・と・・・」

万里花
「なっ・・・!
なんねそれきいとらんとよ・・・!?」


「なんでお前がそんなこと知って・・・」

千棘
「え?そ・・・そんなの最初からお見通しなのよ、当たり前でしょ?
・・・かわりにさ らく 私と1つ約束してくれる?
こさきちゃんをぜったい幸せにすること 
・・・守んないと許さないから 
分かった?」


「・・・分かった、約束する」

千棘
「うん!」

万里花
「・・・う~ らっくんの好きいうなら仕方なかばい・・・ 
じゃあウチとも約束!!
もしらっくんがウチとさいかいした時こさきしゃんとけっこんしてなかったらウチとけっこんして欲しか!
そいならよか!?」


「え?いやでも・・・」

詰め寄る万里花
「よか!?」


「・・・分かった・・・」


「フフ・・・楽ちゃんたら本当にモテモテだね 
せっかくだから私とも約束して貰おうかな
皆 きっとまたいつか再会して そしてまた仲良しになろうね 約束」

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そこに鶇の呼ぶ声がする
「おじょ~」

千棘
「つぐみだ」


「あーもう出発の時間だね 急がないと」

そして・・・

楽と小咲は約束をする
「ザクシャインラブ」
(愛を永遠に)

小咲
「あなたは “錠” を 私は “鍵” を 肌身離さずずっと大切に持っていよう
・・・いつか私達が大きくなって再会したら この “鍵” でその中の物を取り出すから そしたら・・・」


「・・・うん!」

2人
「結婚しよう・・・!」

その光景を遠くから眺めている千棘・・・

全てを思い出した千棘と小咲・・

ニセコイ221

–221話ここまで

次回 ニセコイ 222話へつづく

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