クダンノゴトシ 36話 辻元光其の拾弐 河合舞其の五

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「私・・・
神様の子供が欲しいの。」

光、裸の舞を目の前に
「な・・・何言ってんだよ舞・・・
ふざけてんのか?」

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「とにかく服着ろって。
な!?」


「光・・私本気だよ。」

舞、ビールの空き缶を見て
「不安で仕方なかったんだね・・・
こんなに飲んで。


「ああ・・・そうだよ・・・
しねるならどんなに楽か・・・」

光、テレビをつけて
「見ろよ、影までなくなっちまった。」

クダンノゴトシ36


「・・・・」


「クク・・・
呪われた一人・・?

クダンノゴトシ36


「ヨハネ第一の手紙、第一章七節
神が光の中にいますように、私たちも光の中を歩くならば、わたしたちは互いに交わりを持ち、そして御子イエスの血が全ての罪からわたしたちを清めるのである。」

舞は光の手を取り、自分の胸に持っていく。


「心配ないよ。
今は少しびっくりしてるだけ。
私たちは選ばれたの。
そしてその中心に光はいる。

クダンノゴトシ36

辰巳やあゆみもクダンになったけど、もうこの世にはいない・・・
そして残された者はヨハネやヤコブと一緒・・
神様の使徒。
その中で女性は私と千鶴だけ。
でも千鶴は・・・
お父さんのことで心を閉ざしちゃった・・・
私だけなんだよ。
今神様の子を授かれるのは。」

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光、手を舞の胸から戻す。

「飛躍しすぎだ。
そんな話常識的に・・・」

「常識?
不し身なのも?
影が無くなるのも?
受け入れられないから怖いんじゃないかな。
光と違って・・
私の時間は期限付きなんだよ・・・

クダンノゴトシ36

舞、光の股間に手を当てる。
「ほら、ちゃんと硬くなってるよ。
神である前に、光は人間って証拠・・・」

ついに光は舞を抱く。


(血が巡る・・・
汗ばんで・・・鼓動が早い。
熱い。
オレはまだ・・・人間なんだ・・・
人間なんだ。)

クダンノゴトシ36

クダンノゴトシ36

扉の外で立ち尽くす恋人

–36話ここまで

○感想

千鶴にバレましたか。

修羅場になるのかな。

とりあえず帰るかな。

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