風夏 114話 フルムーン!

公開日: 

事務所の借金でピンチピンチ!
でも優くんには一発逆転の秘策が・・・!!

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天谷
「・・・考え?」


「ハイ!
きっと借金なんて返済できると思います!!」

青葉
「すごい榛名さん!
そんな素晴らしいアイディアがあるんですか?
教えて下さい!」


「実は昨日・・・

風夏114

那智
「は?」


「だから!すごくいい曲が出来た」

那智
「いや、聞こえてるけど・・・それをどうするんだよ」


「もう一度CDを作るんです!
碧井にも協力してもらってミニアルバムを!
それをライブで売れば500万なんて4か月あれば稼げるんじゃないですか!?」

風夏114

手売りで500万稼ごうと思ったら何枚のCD売らなきゃいけないかわかってます?」


「え?イエ・・・」

青葉
「単価1000円だとしても5000枚です!
今の時代メジャーのアーティストだって1万枚売るの大変なんですよ!
それを新人バンドがライブの手売りでしかも4か月で5000枚なんて・・・まず不可能です!」


「え?そうですか?4か月もライブやれば合計で5000人位行きそうな気が・・・」

沙羅
「優さん、たしかに頑張れば累計で5000人くらい行けるかもしれませんが、だとしてもその全員がCDを買ってくれるとは限りませんし。」


「でもいい曲なんです!!」

沙羅
「それは信じてますけど、だけど5000人のうち何百人かは、きっと同じ人が重複してると思うんです・・・」

風夏114

ずっと黙って様子を見ていた天谷社長、口を開く。

天谷
「面白そうねソレ・・・・
確かに事務所が潰れるのをただ待ってるなんて私らしくないわ・・・
たかが500万。
あなたたちに懸けてみるのも悪くないかもね」

青葉
「でも社長!
4か月で5000枚なんて絶対に・・・」

風夏114

レコーディングはこの前のコテージで間宮に依頼。

間宮
「・・・・先週言ったはずよね・・・?
明日はウチの娘のお遊戯会があるって・・・」

風夏114

間宮
「それが人に謝る顔かしら・・・
ま、いいわ。
だけど曲は出来てるんでしょうね?
まさか、この前の曲を5人で録り直すなんて言われたらやる気がしないんだけど」


「なんとか一週間で4曲作りました!
すごくいい曲だと思います」

間宮
「大丈夫なの?そんな即席で作ったモノ・・・
それにやっぱり気が重いわ・・・

風夏114

那智
「つーか、何ケンカしてんだアイツら来て早々・・・」

青葉
「さァ・・・
ギターがどうとか言ってましたけど・・・」

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喧嘩の内容

沙羅
「おかしいでしょ!
同じバンドで二人ともレスポールなんて!!」

碧井
「仕方ないじゃん!
私これしか持ってないんだから!!
文句あるなら沙羅さんが替えれば!」

沙羅
「嫌よ!!私はコレでずっとやってきたし、一番しっくりくるの!」

碧井
「私だって憧れてるギタリストがレスポールなの!
絶っっ対に替えたくない!!」


「よくわかんないけど・・・
そんなにダメなの?同じギターだと」

三笠
「まぁ音が似ちゃうからね・・・
わかり易さを追求するならシングルコイルとハムバッカーに分けるべきなんだけど・・・」

間宮
「もういいわよ二人ともそれで・・・最悪こっちで音を変えれば済む話ですもの」

沙羅
「・・・・それなら・・・」

碧井
「まァ・・・いっか」

間宮
「まったく・・ホントに一日で終わるのかしら・・・」
(それにしてもいくら事務所が潰れそうだからって・・・
ずいぶんと無茶なこと考えたものね天谷・・・)

その天谷は最上とサシで話中。

最上
「じゃあ、よろしいんですね?
事務所移籍の話は白紙撤回で・・・」

天谷
「ええ、申し訳ないけど帰ってそう伝えてもらえるかしら」

最上
「全く理解できませんね・・・
貴方ほどの人がこんなバカげたことを・・・
今のアイツらにそれほどの力はありません。
少し過大評価しすぎなんじゃないですか?」

天谷
「・・・・
そうかもしれないわね・・・

風夏114

最上
「なっ・・・ぼ、僕だってそう思ってました!!
いえ、今だってそう思って音楽を・・・」

天谷
「あら?嫉妬かしら?」

最上
「はぁ?どうして僕があんなガキに!
とにかく知りませんからね!!
そんなことして借金の額が増えても!!」

天谷
「ご心配なく・・今回はあの子達が自腹でやってくれるそうだから・・・
レコーディングも昨日終わったみたいだし、今頃は大急ぎでCD作りの内職中じゃないかしら?」

那智
「ふう、意外と早く出来上がったな」

三笠
「間宮さんに業務用の※デュプリケータ―を貸してもらったおかげですね。」
※HDDコピー機

青葉
「みなさん頑張りましょうね皆さん!!
5000枚以上売れたら私達のお給料にしていいそうですから!!」

沙羅
「あんなに作って売れなかったらどうするのよ」

碧井
「ごめんね優くん・・・アルバムのタイトル私が決めちゃって」


「え?・・・いいと思うよ?アレで・・・」

風夏114

風夏114

そのころ間宮はBlue Wellsの曲を聴いていた。


「僕たちのデビューアルバム!
一枚目は間宮さんに貰ってほしいんです!」

間宮
「・・・・・この曲全てを一週間で・・・・?

風夏114

–114話ここまで

次回 風夏 115話へつづく

○感想

事務所の存続をかけた4か月に及ぶ日本一周ツアー。

面白くなりそう。

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