ワールドトリガー 150話 玉狛第二(15)

公開日: 

残るチャンスはあと3試合・・・

玉狛支部のメンバーは食事をしながら話し合いの結果について議論している。。

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小南
「千佳を遠征に貸し出す!?
なにそれ!?」


「話の流れでそういうことに・・・・・・」

小南
「こいつ入れるために千佳を渡すの!? ぼったくられてない!?」

ヒュースは麺類を食べている。

ユーマ
「そうしないとおれらも遠征行けないんだと
城戸さんはウソはついてなかったよ」

小南
「どうだかね
あのおっさん澄ました顏で裏切ってくるわよ」

修(『あのおっさん』・・・・・・)

ワールドトリガー150

エプロン姿の木崎
「それはちがうだろ小南
宇佐美の話によれば 遠征に行きたいって言い出したのは千佳だそうだ」

千佳のかつての言葉
『いろいろ考えたけど やっぱり私兄さんたちを捜しに行きたい』

振り向く小南

木崎
「その千佳の願いを叶えるために 修が遊真を誘って部隊を組んだ
修も遊真も 千佳を遠征に連れて行くために全力を尽くしてる
千佳もそれがわかってるから協力してるんだろう 嫌々やってるわけじゃない」

ユーマ
「今はレプリカを捜しに行くっていう目的もあるけどね」

修を解放する小南。

小南
「・・・ふーん そうなの
早とちりして悪かったわ」


「いえ・・・・・」

小南
「でも 放っとくと千佳が一人で遠征連れてかれちゃうんでしょ?
そうならないようにきちっと選抜通りなさいよね」


「もちろんです」

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玉狛第2 作戦室。

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ユーマ
「ふむふむ 6点分逆転すれば2位には入れるわけだな」


「そうだ でも相手も試合で何点獲ってくるかわからない
ぼくたちはとりあえず獲れるだけ点を獲って・・・・・・
あとは相手がなるべく点を獲らないように
祈る」

宇佐美
「なむなむ」

皆で合掌。

宇佐美
「組み合わせ次第では二宮隊・影浦隊と直接対決もあるだろうから そのときは点差を詰めるチャンスだね!」


「そのとおりです
ヒュースは今日が入隊式だから今回の試合には出られない ぼくたちだけで今日の試合をどう乗り切るかが問題だ
今日の相手は 生駒隊と王子隊 データをおさらいしよう」

モニターに映像が映し出される。

【B級暫定3位 生駒隊】

隊長 攻撃手(アタッカー) 生駒 達人(いこま たつひと) 19
射手(シューター) 水上 敏志(みずかみ さとし) 18
狙撃手(スナイパー) 隠岐孝二(おき こうじ) 17
攻撃手(アタッカー) 南沢 海(みなみさわ かい) 16

【B級暫定5位 王子隊】

隊長 攻撃手(アタッカー) 王子 一彰(おうじ かずあき) 18
射手(シューター) 蔵内 和紀(くらうち かずき) 18
攻撃手(アタッカー) 樫尾 由多嘉(かしお ゆたか) 15


「どっちの部隊も安定してB級上位にいる 言うまでもなく強敵だ」

ユーマ
「編成は両方似てるんだよな
どっちも攻撃手(アタッカー)が二人に射手(シューター)が一人ついて イコマ隊にはさらに狙撃手(スナイパー)がつく」

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「そうだ でも戦い方はそれぞれ違う
生駒隊の得意戦法は4人部隊の数の有利を活かした多角的な攻撃
要注意なのは孤月使いの隊長・生駒さんと グラスホッパーを装備した『機動型狙撃手(スナイパー)』隠岐先輩だ
特に生駒さんは迅さんいわく『ボーダー随一の旋空孤月の使い手』だそうだ」

遊真
「たしかに記録(ログ)でも伸びる孤月でバシバシ点獲ってるもんな」

生駒が次々に敵を撃破していく場面が映し出されるが、その全てがカメラ目線。

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生駒隊のカメラ目線

「・・・・・・・・・・・・」

修 遊真 千佳(なんでいつもこっち向いてるんだろう・・・・・・)

生駒隊 作戦室。

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ヤバいやろ え?ヤバない? まずこの白い子がヤバいやろ」

水上
「ヤバいっす」

生駒
「せやんな!
鋼と戦(や)ったときの水中戦とか見た?俺ふつうに感動してんけど」

南沢
「2万回見ました!」

隠岐
「ウソつけ」

生駒
「白い子だけでもやばいのに最近メガネが化けおったやん?」

「そうすねえ

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細井
「海もわかっとんな?」

「もちろんっす!

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細井
「ちゃうわ 一人で突っ込むなってことやで」

南沢
「あれー?」

生駒
「あとは当然あれや 玉狛第二の女の子な
あの子
ちっちゃくてカワイイな」

一同
「そこ?」

隠岐
「イコさん女子は全部カワイイカワイイ言うからなー」

南沢
「ほんまっすわー」

細井(ウチは言われたことないけどな・・・)

隠岐
「マリオが『ウチはカワイイ言われたことない』みたいな顔してますよ」

焦る細井
「・・・・・・はぁ!?」

生駒
「なんでや マリオちゃんもカワイイやろ!」

水上
「マリオかわいいとこあるやん」

南沢
「マリオ先輩カワイイっす!」

照れまくる細井
「うっわきっも!! きっっっも!!」

水上
「雨取ちゃんに関してはもうネタは割れてる
鉛弾(レッドパレット)狙撃の防ぎ方もわかった 柿崎(ザキ)サンとこの照屋ちゃんに感謝やな」

生駒
「せやな あの子もカワイイ」

合の手を無視する水上
「雨取ちゃんはカウンター狙撃で落とすのが一番早い
頼むで隠岐」

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「・・・・・・もう一方の王子隊は もっと狭い間合いでの局所戦が得意
基本は3人で行動する 柿崎隊に似たタイプの部隊だ
全員が追尾弾(ハウンド)を装備してて攻撃手(アタッカー)もガンガン使ってくる」

ユーマ
「広いところで囲まれたらやばそうだな」


「要注意人物は隊長の王子先輩 左手に孤月 右手でスコーピオンと追尾弾(ハウンド)を使い分ける 変則攻撃手(アタッカー)だ
今回は王子隊がMAP選択権を持ってる どこを選んでくるかで戦い方が変わるな・・・・・・」

王子隊 作戦室。

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樫尾
「市街地A・・・・・・!? 超標準的MAP すなわち どノーマルじゃありませんか!
玉狛のワイヤー対策するという話だったのでは!?」

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王子
「玉狛の戦術の優れたところは二つの戦法が対になってるところなんだ つまり・・・・・・
ワイヤーを使わせまいとひらけた場所を選べば 鉛弾(レッドバレット)攻撃の射線が通る
狙撃を避けようとして複雑な地形を選べば ワイヤー地帯が待っている
こんな風に地形で有利をとって “相手に無理をさせる”のが前回見た玉狛のスタイル
MAPまで極端な設定を選ぶのは 相手の思惑に嵌っているなとぼくは考えた」

ワールドトリガー150

王子
「そのとおり 玉狛の狙いはこちらを”いつも通り”にさせないこと
“いつも通り”やれれば決して勝てない相手じゃない
それじゃあ 作戦を説明しようか」

次なる壁も隙は無し・・・!

–150話ここまで

次回 ワールドトリガー 151話へつづく

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