ニセコイ 225話

公開日: 

山頂付近にて。


「小野寺・・・!良かった、無事だったんだな・・・!」

小咲
「一条君こそ・・・!すごい音がしてたから心配してたんだよ・・・!?」

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「あの後つぐみが助けに来てくれてな、なんとか無事だよ 悪かったな、1人にしちまって」

小咲
「そんな 私は全然・・・」


「とにかく合流出来て良かった 千棘はこの先の山の頂上にいるらしい さっき橘に会って教えて貰った」

小咲
「え!?万里花ちゃん来てるの!?」


「まぁ色々あってな さ、急いで行こうぜ あいつまだ同じ所に居てくれてりゃいいけど・・・」

ニセコイ225

小咲
(・・・一条君は私の初コイの男の子で 私は一条君の約束の女の子・・・
・・・あ~も~ 今はそんなこと考えてる場合じゃないでしょ!?
今は千棘ちゃんと会って話すことを考えないと・・・!
・・・でもどうしたらいいんだろう
私は千棘ちゃんが居なくなった理由を知ってる 一条君は知らない
千棘ちゃんは一条君が居たらきっと話し辛くなっちゃうよね だったら先に私と2人だけで少し話した方が・・・?
・・・それに やっぱり少し気になるのが・・・
今日の一条君 やっぱりどこか違う気がする ”どこが” かは分からないけれど・・・
もしかして・・・一条君も気付いてるのかな 千棘ちゃんの気持ちに・・・)
「・・・ねえ一条君 一条君は千棘ちゃんはどうして居なくなったんだと思う?」


「ん?・・・そうだなぁ オレも色々・・・考えてはみたけど・・・
でも・・・やっぱりよく分かんねぇよ 
突然だったし、あいつ何にも言わねーからな
・・・ただ アメリカであいつに会って、原因はオレにあるのかもって思った」

小咲
「!」

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「あいつ オレと目が合った瞬間、なんとも言えねー顔してやがった
だから・・・オレが何かしちまったのかなって・・・
オレが気付いて無いだけで・・・何かヒデー事・・・」

小咲
「!! そんなこと・・・!そんなことないよ・・・!きっと・・・!一条君がそんなヒドイ事なんて・・・!」


「ハハ・・・ありがとな だと良いんだけど・・・ただ なんか悩んでんだろーなってのは分かった
あいつってさ どーでもいい事にゃすぐ文句言うクセに 大事な事は全部自分の中に仕舞っちまう癖があるだろ?
だからいつもこっちから聞きに行ってやんなきゃいけねぇ ホントはあいつが何を抱えてたっていいんだ オレはただ・・・
そうやってあのバカが1人で悩んでんのが放っとけねーんだよ」

ニセコイ225


「いや別にそこまですごくってわけでもねーけど・・・まぁでも確かにあいつが居た方が退屈はしねーなって思うよ」

小咲
「(ああ そうなんだ 気付いてしまった 私・・・
どうしようもなく 伝わってしまった
根拠なんて無い ただ確信だけがある・・・
一条君は・・・
・・・だって・・・分かるよ・・・ 
ずっと・・・見て来たんだもん・・・
・・・
なら “きっとここが最後” ・・・ “最後の” ・・・)


「・・・? 小野寺・・・?」

小咲
「・・・ごめん一条君 ちょっとだけ聴いて欲しい事がある
千棘ちゃんに会う前に 今ここで・・・」


「・・・?」

小咲
「私・・・ずっとずっと一条君に言えなかった事がある 何度も何度も言おうとして その度に上手く言えなくて・・・
ソレに初めて気付いたのは中学生の頃だった 私にとっては2度目の でも “本当は初めての” ・・・私が好きになった人・・・

ニセコイ225

こんな時にゴメンね・・・」

目を丸くしている楽
(今 何て言った? 聞き違いじゃなくて・・・?
小野寺がオレの事を好き?そう言ったのか・・・?中学の頃からオレと同じようにずっと・・・?それって・・・)

初めて出会った時の事から今までの色々な事が思い浮かんでくる楽


(ずっとずっと・・・オレの事好きでいてくれたのか オレがずっと小野寺を好きだったように
小野寺も・・・オレの事をずっと・・・? ずっと・・・ずっと・・・ずっと)

ニセコイ225

小咲
「・・・絶対 泣かないつもりだったのに・・・

ニセコイ225


「・・・分かんねぇ でもオレ・・・」

ニセコイ225

第225話 コクハク

–225話ここまで

次回 ニセコイ 226話へつづく

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