GIANT KILLING 419話 隙

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ETUのスポンサーのご老人
「うぬー、先制されてしまったか・・・
隙らしい隙はないように思えたが。
それでもゴールをこじ開けてくるあたりはやはり王者といったところか・・」

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永田弟、達海に向かって叫ぶ
「スポンサー様が不安がっておられるだろーが!
ダービーなんだぞ。
とっとと追いつけ達海ー!!」

笠野
「はははは、まあまあ。

ジャイアントキリング419

ただ先手を取ったことで向こうがやりやすくなったのもまた事実。
ここからは、ウチにとって色んなことが試される時間帯ですよ。」

達海は厳しい表情で選手たちの動きを追う。

ガブがドリブルで上がっている。

ゴール前の夏木
(ヘイッ
俺んとこよこせ!ガブ!)

しかし夏木には4番・秋森がガッチリついている。

ガブ
(あれではナツキはシュートまで持っていけない。
またそこでチャンスを潰すくらいなら・・・
僕が自ら突破してやる・・・!!)

ガブは赤崎にボールを出す。

赤崎
(ナツさんが秋森さんに手を焼いてんなら・・・
ここは俺のドリブルで切り込んでいくしかねえ。)

噛みあわないガブと赤崎。

ガブ
「ちょっとアカサキ!!
ワンツーだって・・・!」

ジャイアントキリング419

ヴィクトリーにボールが渡ってしまう。

黒田
「馬鹿野郎!
みすみすボールロストしてんじゃねえよ。」

パスを受けたヴィクトリー選手
「オッケイ、テンポ出てきた。」

追う村越
「くそっ
1点取って余裕が生まれてやがる。」

ここでキッズたちが「ゲッ」

ジャイアントキリング419

レオナルドには杉江と黒田。

ジャイアントキリング419

審判、笛を吹き
「オフサイド!!」

キッズ
「び・・びびったーー!」

ETUサポ
「オッケーオッケー
今のオレ達は追いつかなきゃなんねえんだ。
強気のライン設定は悪くないぞ!!」
「とはいえ、ギリギリだったよな・・・
そのまま持ってかれてたら1点もんだったぜ。」

ヴィクトリーベンチ・石井が叫ぶ
「おいおい!
しっかり見てくれよレフェリー。
ホームチームにジャッジが甘いだろ。
向こうのセンターバックはすぐに手を挙げてオフサイドを主張してたろ。
あんなの明らかに遅れをとった証拠だよ。」

平泉監督
「もうよせ石井。
あまり言うと退席になるぞ。」

「でも・・・」

「判定は覆らんよ。
しかしな、レオナルドのスピードが向こうの最終ラインの脅威になっていることは間違いのないことだ。
それだけで十分効果的だよ。
これほど拮抗したゲームだ。
ETUにとって前半を1点ビハインドで終えることは、ハーフタイムで修正することを考えれば許容範囲ではあるだろう。
だが向こうにとって痛いのは、このシュート数の少ない展開の中で、前半のうちにスコアを0-2にされることだ。
その恐怖心が頭をもたげてくれば、おのずとETUに隙は生まれるよ。」

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ジャイアントキリング419

後藤
「大丈夫。
まだコンパクトな陣形は保ててる・・・
チームとしての戦い方は揺らいでないよ。」
(・・・・
といいつつも、頭の中では嫌な事を思い出してしまう。

ジャイアントキリング419

順位こそヴィクトリーの上をいく我々だが、前回の東京ダービー・・・
第12節のアウェーゲームは、圧倒的に攻め込まれた負けに等しいドローだった。
あそこからウチが力を付けたとはいえ、またあの空気が漂い始めたら

ジャイアントキリング419

ヴィクトリーサポ
「よおっし!」

ボールは城西へ。
(ETU・・・
いくらお前たちが今シーズンの出来に手ごたえを感じていたところで・・・
俺たちはお前らに負けてないんだ。
苦手意識なんてもんはこれっぽっちもないんだよ。)

城西はレオナルドにパス。

レオナルドには黒田。

必しにくらいつく黒田だが・・・

ジャイアントキリング419

これならオフサイド関係ない!

やばいぞETU!!

ETU番記者・山井、立ち上がる
「スペース与えちゃいけない相手に簡単に裏取られるんじゃねーよ!」

平泉監督「よし」

達海は苦い顔。

杉江がレオナルドを追う!
(ここで引いた守備をしてたらまた相手に押し込まれて前回と何ら変わりない・・・!
いくらレオナルドの調子が過去最高であろうと)

ジャイアントキリング419

杉江
(ゴールを奪うため
攻撃陣により高い位置でプレーさせるために・・・)

ジャイアントキリング419

レオナルド
「くっ・・」

達海
「よぉし
よく守った!!」

–419話ここまで

次回 ジャイアントキリング 420話へつづく

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