コウノドリ 158話 正面衝突

公開日: 

シリーズ ”VBAC”スタート!

出勤途中、四宮が電話をしている。

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四宮
「・・・その年齢でまだ当直してんのかよ?」

相手
「こっちは地方だからな・・・
妊婦に頼りにされてるうちは現役だ。
とは言ってもさすがにガタはきてるけどな・・・
あははは。」

四宮
「あんまり無理すんなよ、父さん。」

そこに
「四宮先生、おっはよ~」

といって近づいてきたのは

コウノドリ158

サクラの診察室。

サクラ
「・・・・秋野さんは前回帝王切開でしたので、今回も基本的に帝王切開となります。
予定日より1週間から2週間前あたりでお産の日にちを設定しましょう。」

秋野
「あの、鴻鳥先生・・・
今回は自然分娩で産みたいんです。
ネットで調べたら出来るんですよね?
なんとかっていう・・・・

コウノドリ158

秋野
「私・・・
前回の帝王切開で出血も多かったし、術後の回復も悪くて・・・
体もしんどいまま赤ちゃんの育児をしました。
それが今回は2人の育児をしなきゃいけないんです。
前回は母に手伝ってもらったんですけど・・・
今回は母も体調が悪くて・・・
VBACをした人のブログを見たら産後の回復も早くて、入院期間も短くて楽だったって書いてあったんです。」

サクラ
「一概に自然分娩だから産後楽だというわけではないんです。
入院期間も順調にいけば短くなりますが、状況によっては長くなることもあるんです。」

コウノドリ158

サクラ
「・・・・」

秋野
「本当・・・
産後の体調が前回と一緒だったら私、2人も子供見られないんです。」

サクラ
「ご主人とはお話をされましたか?」

秋野さん、浮かない顔に
「いえ・・・
主人にはまだ何も・・・」

サクラ
「VBACにはそれなりのリスクが伴います。」

秋野
「ネットで大体の事は調べたので承知しています。」

サクラ
「・・・
秋野さんはまだ12週なので、ご主人とも相談してみて下さい。
ご主人にも一度こちらに来て頂いて・・・
その時にリスクを含めた詳しい話をさせて下さい。」

秋野さん、更に浮かない顔で「・・・」

病院の事務所にて。

ゴロー
「・・・本当、最近VBAC希望の妊婦さんがちょこちょこ来ますね。」

サクラ
「この辺でVBACを受け入れる施設はまだ少ないからね。」

ゴロー
「でもなんでそこまでVBACにこだわるんでしょうかね?」

コウノドリ158

倉崎
「日本と違って、個人で保険に入るアメリカでは・・・
保険会社が帝王切開よりもずっと安い経膣分娩を薦めるというのはわかりやすいですよね。」

サクラ
「でも日本でVBACを希望する妊婦は・・・
産後の回復を早くしたいとか・・・
入院期間を短くしたいとか・・・」

ゴロー
「それと陣痛を経験したいとか・・・
自然に産みたいという人は特に多い気がします。」

サクラ
「そういう人も少なくないだろうね。」

倉崎
「私は、どちらの気持ちもわかる気がします・・・

ゴロー
「まぁ・・・・
あの人なら・・・
一刀両断でしょうね・・・」

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そのあの人(四宮)の診察室。

妊婦
「・・・先生、私普通に産めるんですよね?
私の好きな芸能人がこの前1人目が帝王切開だったのに・・・
2人目を下から産んだんですよぉ~。
だから私もやっぱり次は母親として自然に産んでみたいんですよね。
ぶっちゃけお腹にもうキズ作りたくないし。」

四宮
「上のお子さんいくつでしたっけ?」

「あ~3歳の息子で超カワイイですよ。」

「そうですか・・・

コウノドリ158

秋野さんの自宅マンション。

夫が遅くに帰って来た。
「・・・なんだよお前起きてたのか。」

秋野
「うん・・・
出産のことで大切な相談があって・・」

夫、冷蔵庫から水を取り出しながら
「・・・・
この前チラッと言ってたなんとかバックってやつだろ?
お前の好きにしたらいいよ。」

秋野
「でも・・・
リスクがあるし・・・
一度夫婦で病院にも来てほしいって言われたの。」


「嫌だな・・・
仕事あるし・・・
それに病院ってスゲー待つよね。

コウノドリ158

「う・・・う・・・・
うわ~ん!」

子どもがぐずりだした。


「ほら泣いてるよ。」

秋野「・・・・」

「うわーん」


「泣いてるって・・・
おもらしでもしてるんじゃないの?」

秋野
「・・・・」

「うわーん」


「・・・病院っていつ?」

秋野
「1か月後。」

「ママ~」


「え~
そんな先のことわかんないよ・・」

「ママ~ ままぁ~」

夫、ついに折れる
「わかったわかった
次の病院付き合うから早く寝かしつけてよ。
近所迷惑だし!」

秋野
「ほらサラ、もう1回寝よう」

「うん」

休憩室。

サクラと小松さんが夜食を食べている。

小松
「へぇ~
秋野さんってVBAC希望なんだ。」

サクラ
「うん」

小松
「まぁVBACは特別なお産だって思ってる人が多いけど、何もなきゃ普通のお産なんだけどね。」

サクラ
「でもその何かが起きた時が本当怖いですから。」

小松「まぁね・・・・」

サクラ
「でも結局はVBACをするのかしないのかは・・・
家族で話し合ってもらって・・・
最後は妊婦さん自身の選択を尊重して選ばせてあげるしかないですからね。」

「いや~さすが鴻鳥先生ですねぇ。
・・・おいサクラ

コウノドリ158

小松
「・・・・」

四宮
「お前はその尊重ってやつで・・・
妊婦にでかいリスクを背負わせてるだけなんだよ。」

サクラ「・・・」

–158話ここまで

次回 コウノドリ 159話へつづく

○感想

すごいですね、秋野さんの子供との連係プレー。

練習してたのかな。

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