XXXHOLiC戻 52話 次元の魔女

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座敷童を救おうとする四月一日の元にやってきた情報通の猫娘。
持ってきたものは、耳を疑う驚愕の情報だった。

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縁側に座っている四月一日。

その膝の上で喉を鳴らしている猫娘に

四月一日
「良い情報には逢えたかい。」

猫娘の喉がぴたりとやむ。

ホリック・戻52

四月一日
「・・・出回ってるのか、その情報。」

猫娘
「割と
今は雨童女が守ってるけど、かなり危ないんじゃないかって。
ある程度力がある奴らは大体、知ってる。」

四月一日
「それは・・・」

猫娘
「良くないよ。

ホリック・戻52

少しずつ少しずつその奇麗な身の内に穢れを溜めて、座敷童はその穢れをその身の内で毒にした。
その毒が今、座敷童を「呪謌(シュカ)」にしようとしてる。

「シュカ・・・?」

「店長代理でも知らない事がまだあったんだね。
穢れをその身に受けて己そのものを呪いの元とする。
それが”呪謌”」

「座敷童はそんなことは望まないだろう。」

「望まなくてもそうなる。
それだけ座敷童は奇麗。
穢れは浄いものが大好きだ。
どこまでも真っ黒に汚せるから。」

「・・・このままだとどうなる。」

「呪いが発動する。」

「誰の。」

「”呪謌”である座敷童を手に入れたモノの。
”呪謌”は手に入れたものの願いを拒めない。
その身の毒で願いを成就する。

ホリック・戻52

猫娘
「時間、あまりないよ。
座敷童が”呪謌”になり切ってしまうまでもだけど、その”呪謌”を欲しがってる奴らがもう動いてる。」

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四月一日はぎゅっと手を握る
「・・・だれかわかるか」

「さっきも言ったけど、ある程度力がある奴らは大体、知ってるし、あわよくばとは思ってるね。
でも

ホリック・戻52

猫娘
「それだけみんなが気にしてる。
雨童女の加護をずっと守り続けてきた烏天狗達。
更に渡したものでもう大体の奴らは手が出せないよ。」

「つまり、出す奴らはそれだけ自信も力もあるということか。」

「ご名答。
女郎蜘蛛はこの争いには参加しない。
雨童女と事を構えたくないのと、店主代理とも揉めたくないだろうしね。」

「それだけでも助かったな。」

「あとは、所謂大物たち、だね。
女郎蜘蛛や雨童女クラスかそれ以上。」

「・・・あんま助かってねえか。」

「どれも相手にするのは骨が折れる。
というか命懸けだろうけど。」

ホリック・戻52

四月一日
「教えてくれ。」

猫娘
「”呪謌”を手に入れたいモノの中に、”次元の魔女”がいると。」

四月一日の顔から血の気が引いた・・・

–52話ここまで

次回 XXXHOLiC戻 53話へつづく

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