食戟のソーマ 175話 遠月列車は行く

公開日: 

解ける緊張・・・
響く安堵の声。

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一次試験が終了する

合格した生徒達
「よおし・・・やった!」
「合格だー!!」

北条
「ふうっ・・・!」

貞塚
「ひひ・・・緋沙子お姉さまのお姿を適度な距離で見続ける為にも落ちるわけにはいかないのよ ひひひひ・・・」

吉野、緊張が解けて
「き・・・切り抜けたぁ・・・!」

広井
「くっ・・・他の部屋は・・・どうなったの!?」

黒服
「そ、それが・・・!
どの試験官も反逆者達に “特別な” 食材を割り当てましたが・・・
誰ひとり不合格にできなかったそうです!
どの生徒も・・・自力で食材を確保してみせたと・・・!」

広井
「・・・!」

吉野
「あ・・・そうだ えりなっち!
やったよえりなっちー!!
あたしたちクリアしたよー!」

吉野はえりなに抱きつくが

食戟のソーマ175

えりな
「まだ一次試験を通過しただけでしょう 浮かれてる余裕なんてあるのかしら?」

創真
「おーい薙切ぃ お前も幽庵焼き食うかー?」

えりな
「幸平くんは黙ってなさい!」

田所
「そ、そうだね・・・まだまだ気を引き締めなきゃ」

吉野
「確かに・・・今の課題も幸平やアリスっちがいなかったらクリアできたかわかんないし・・・こんな厳しい試練があと5回も続くんだもんね・・・!」

えりな
「・・・」

吉野
「よおし!
祝勝ムードは2年生になってから!
北海道に来たからって観光気分でいる場合じゃないゼー!!」

場内放送
「一次試験をクリアした皆様にお知らせします 
二次試験の会場は列車での移動となります」

創真
「・・・へー!」

放送
「北海道には遠月学園所有の鉄道が走っております 
毎年この地で進級試験を行うのも、その広大な移動網があるからなのです」

創真
「おいおい うちの学校、鉄道までやってたのか?
ムチャクチャ金持ちだな・・・」

放送
「これから別室にて夕食などを済ませてから乗車となります 
到着は・・・ “明日” 早朝です」

田所
「・・・え?今夜乗って着くのは明日の朝・・・?」

吉野
「つーか私たち今夜どこに泊まるの?」

夕食後、駅に行った一同

そこで見たものは・・

吉野
「うぉおおーっ!!」

食戟のソーマ175

食戟のソーマ175

吉野
「最高の旅行だったのにぎぎぎぃ~ッ!!」

伊武崎
(血の涙を・・・)

2人をひきずっていく秘書子
「さ、では就寝時刻まで北海道講座の補修をおこなうぞ」

吉野
「こんちくしょー!!」

えりなは吉野の言葉
“こんな厳しい試練があと5回も・・・”
を思い出する

えりな
(いいえ・・・それは違うわ吉野さん 試験内容は北上するごとにより過酷さを増すに違いない!!
学園側はなりふり構わず反逆者達をふり落とそうとしてくるはず!)

列車は動き出し・・・

えりな
(その為にやれること・・・今やっておかなければ!)

秘書子は佐藤達に補修を行っている

タクミ
(なぜオレまで・・・)

えりなの部屋にイサミがやってくる

イサミ
「薙切さーん」

えりな
「アルディーニくん?」

イサミ
「あ、勉強会の準備してるのー?
あのねーラウンジカーの天井から見える星空すごくきれいだよー
息抜きがてら見てみてよー」

えりな
「え?そ、そう・・・わかったわ あとでね」

ニコニコして去っていくイサミ
「それじゃあねー」

えりな
「?」

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次、榊がやってくる


「エステルームのマッサージマシンがすごいのよ!
私すごく肩こりする方なのに一気に体が軽くなっちゃった!」

えりな
「そ・・・そうなの・・・」


「薙切さんもよかったら使ってみて
!疲れがとれるかもしれないから」

えりな
「え えぇ・・・あとでね」

次は田所がやってくる

田所
「あのぉ・・・は、入ってもいいかな・・・」

えりな
(また来た・・・?)

田所
「あのね これ、食堂車のスタッフさんからもらってきたの 
玄米茶なんだけど・・・よかったら飲んでね
体が温まって入眠しやすくなるし 玄米茶はカフェインが少なくて香りもいいからリラックスできると思うから

食戟のソーマ175

田所
「えっと・・・それじゃあね薙切さん 明日もがんばろうねっ」

薙切
「え えぇ・・・ ・・・?」

次は創真がやってくる

創真
「よお薙切ぃ 小腹すいてねーか?
鮭の皮揚げチップくわねー?」

えりな
「君まで来たのね・・・幸平くん」

創真
「・・・ん?」

えりな
「どうしてみんな私の所に来たのかしら・・・
時間があるなら少しでも体を休ませておいた方がいいのに 
田所さんなんてお茶まで置いていってくれたし・・・」

創真
「あぁ・・・それならさっき田所がこう言っていたぜ」

田所
「薙切さん・・・ここ1週間ずっと付きっきりで勉強会してくれてるよね
今日の試験中も私たちの班の方をちらちら気にかけてくれてたし・・・
私たち以上に気を張ってるんじゃないかなぁ
なんだか申し訳ないよ・・・
私からも・・・何かしてあげたいなぁ・・・」

創真
「ってさ ま・・・みんな薙切にありがとうって思ってるって事じゃねーの?」

照れるえりな
「べ・・・別に私は感謝される事なんてないわよっ 
私がやりたいようにやっているだけであって・・・!」

玄米茶を両手で包み
「あったかい」

創真
「・・・お 雑木林を・・・ぬけるぞ」

食戟のソーマ175

創真
「なんかイクラ食いたくなってきたな・・・」

えりな
「は? な、なによ急に・・・」

創真
「ほら何か似てるじゃん」

えりな
「に・・・似ても似つかないわよ!
まったく・・・!
君には風流を愛でる気持ちというものがないのかしら?
花より団子ここに極まれりねっ」

創真
「なに言ってんだ 
良い星空だなーとも思ってるっての 
ちょうど鮭の皮かじってるから連想しちまったのかね・・・?」

自然に笑うえりな
「ふふっ・・・もう・・・何を言ってるのよ
(・・・あら・・・?
今までは・・・幸平くんの顔がちらつくだけで気分を害していたし 憧れだった才波様とこの男が親子なのだと思うと・・・
美しい思い出が汚されたような気持ちになっていたけど 
こんな小さな部屋で幸平くんとふたりきりで会話してるのに
今はそんなに イヤでは・・・ないわね・・・)

広井は自室でイライラして歩き回っている
「きぃいいいっ・・・!
ありえないわ!!
まさか誰も蹴落とせないだなんて・・・!
(えりな様・・・貴女がなにか仕込んだの・・・?)
「!!二次試験では絶対に1人残らず不合格に・・・」

テレビの音声
「本日のトップニュースをお伝えしました 続きまして明日の・・・」

それを見た広井
「これだわ・・・!!

食戟のソーマ175

一網打尽にしてあげるわっ!!」

第二の試練に向け、列車は行く・・

–175話ここまで

次回、食戟のソーマ 176話へつづく

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