トリコ 379話 GODの元へ!

公開日: 

倒れた四天王!! チチの策とは!?

スポンサードリンク

倒れたまま意識を失っているゼブラとココとサニー。

チチ
(生命活動は完全に停止・・・
かすかに残る“食欲”の残り火がぼんやり見えるだけや・・・
それもすぐに消えそうやな・・・急がんと・・・)

チチはグルメケースを取り出して一本の包丁を選び出す。

ゾンゲは青ざめて
「・・・・・・ お・・・おい・・・ 何する気だお前・・・」

ジョア VS スタージュン

ジョアはグルメ細胞の姿になり、攻撃を仕掛ける

ジョア
「消え失せろスタァァぁあーっ!!!」

トリコ379

スター
「ファイアースピア!!!」

ジョア
「ぬお!」

のけぞって避けるジョアに、すぐさま追撃にかかるスター。
「バーナー・・・」

トリコ379

ドドドドドド

大量のマグマが降り注ぎ、辺りを火の海に。
そして煙の中から出てきたジョアはほぼ無傷。

スター
「まともに当たったハズだが・・・ それが“食運”か・・・」

ジョア
「・・・・・・」

ジョア
「その“第三の眼”が常に私をロックオンしているんですね・・・
さらに何層にも『裏の世界(チャンネル)』を重ねることで時空を歪めている・・・それがあなたの異常なスピードを生んでいるカラクリでしょう・・・」

スター
「・・・・・・」

ナレーション
”光のスピードは秒速30万キロメートル
太陽の放つ光が地球に届くまでの時間は約8分・・・
つまり我々はいつも”8分前”の太陽を見ていることになる・・・
太陽だけではない
我々の目に映る光景は厳密にはすべて過去の映像だと言えるだろう・・・
だがスタージュンの“グルメ千里眼”は常に“今の”獲物を捉え続ける
獲物(そいつ)がたとえ数億光年彼方に移動したとしても・・・
それはグルメ千里眼が未来を見ている理屈
加えてスタージュンは『裏の世界(チャンネル)』を何層にも重ねることで、ジョアとの間にわずかな空間のズレを作り出していた・・・
本来ならば互いに時間の誤差は感じないレベルだが・・・
スタージュンの“グルメ千里眼”はその誤差を利用し わずかに未来のジョアを捉えていたのだ・・・
ジョアがそれに気がついたことも あるいは・・・

スター
「“それ”も・・・ “食運”のなせる業か?
だがそれを知ったところで どう対処する?」

ジョア
「そこまで見たいのなら・・・ 見せてあげましょう」

トリコ379

ジョア
「見えますかスタージュン?
自分がころされている映像が・・・」

スター
(さぁ・・・ ここからだ・・・)

スポンサードリンク

鉄平 VS アトム

四方八方を茨の木に囲まれたアトムだが、口から放ったビームでそれらを次々に砕いていく。

アトム
「うぉお るぁあァあ
どこへ隠れた再生屋ぁあ!!!」

ビームを放っているアトムの背後、太い木の幹から姿を現した鉄平が、木の枝をアトムへ打ち込んでいく。

アトム
「ぬ」

だが

トリコ379

鉄平
「ぐっ・・・」

アトムは鉄平の首を掴むと、馬乗りになっていく。

アトム
「やっと捕まえたぜ~~~」

鉄平
「こっちもだ・・・ やっと“植える”ことができた」

アトム
「うるさいしね」

ビームを出そうとするアトム。
だが突如体の内側から現れた木の枝が全身を貫いていく。

アトム
「ごっ・・・ ・・・はっ
な・・・ 何だぁ・・・ この樹は・・・!!?」

木の枝はみるみる身体を突き抜け、周囲の空間にまでその枝を伸ばしていく。

鉄平
「樹ではない・・・ ウチューリップの茎だ・・・
宇宙でも育つ“美食の花(グルメフラワー)”
ジョアの船から盗んだS級の危険植物さ・・・
その豆を植えた・・・」

トリコ379

(これで・・・・・・
ブルーニトロを一体止められるのなら・・・)

アトム
「植物ごときにこのオレがぁあああ」

アトム
(マズい・・・
どんどんエネルギーを吸われる・・・
一度乾眠しなければ・・・!!)

鉄平(今のうちだトリコ・・・・・・ 急げ・・・・・・)

その頃、トリコは苦しい表情ながらもGODの元へ向かっていた。

ナレーション:
”グルメ細胞を持つ者にとって
悪魔の出現は体から“食欲”が抜け出た状態である
常人なら意識を保つことさえ不可能に近い
グルメ細胞にとって“食欲”こそがすべてのエネルギーの源であり それが抜けた状態はしんだも同然なのだ
二体の悪魔(食欲)を同時に出現させたトリコの体は 歩くことさえままならない程消耗していたが
そんなことどうだってよかった・・・
トリコの口からは噴火する唾液
ついに・・・
神の食材に辿り着いたのだ・・・
トリコのみなぎる食欲はさらに加速していた”

トリコがGODのおたまじゃくしの一つへ到達する。

トリコ
(ついに・・・ ついにGODを・・・
感謝するぜテリー・・・ みんな・・・)

そのテリー。

センターの前に立ちはだかっている。

センター
「バトルウルフの子供(ガキ)が・・・
このオレに牙を向けるとは・・・ ナメられたものだな・・・」

テリーの背後の気配に気づくセンター。

トリコ379

センター
「なるほど・・・ 『エリア2(ここ)』はお前らのテリトリーだったな・・・
“群れ”とは弱さの証・・・
烏合の衆が!! 蹴散らしてくれるわ!!!」

乾いてしまっているアカシア

トリコ379

ナレーション
”その姿から・・・・・・
生気は感じられない・・・
しの定義は様々だが・・・
朽ち果てて崩壊していく細胞・・・
消えてなくなっていく体を前に・・・
アカシアの“し(それ)”を・・・
猛獣たちは誰も疑わなかった・・・
しかし鹿王は“裏の世界(チャンネル)”をゆるめない
それどころかさらに時間を加速させた
細胞の中に潜む・・・ 食欲の残り火が・・・
完全に・・・消えるまで・・・”

しかし、消えたはずの残り火が再び灯り始める。

と同時に、強大なエネルギーで裏の世界を飛び出すアカシア。
同時にしに絶えたデビル大蛇たちも姿を現す。

アカシア
「“食欲”の有無が死の定義なら 私以外は全員しんでいる
この世の生物はすべて 私の食欲を満たすための餌なのだからな・・・」

鹿王
「”しんだハズ・・・”
”確実に・・・”
”進化して生まれ変わったのか?”
”この空間に順応した生命体に?”」

アカシア
「ナメたマネを・・・
スカイディア・・・
ネオは“生きたまま進化する”・・・
だから王になれたのだ
確かに“進化”には試練が必要だが・・・・・・
まったく・・・
“この環境”に体を適応させるのは なかなか苦労したぞ・・・
しかし通常何十万年とかけて進化し順応していく過程も このバカげた空間が縮めてくれた・・・
“時間の早い空間”が仇となったな・・・
私はさらに成長することができたわけだ・・・ そして・・・」

トリコ379

–379話ここまで

次回 トリコ 380話へつづく

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑