風夏 117話 眠たい理由

公開日: 

碧井が朝から大あくび。

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三笠
「なんだか眠そうですね、碧井さん。
大丈夫ですか?」

碧井
「え?あ・・・ちょっとね。
ヘーキヘーキ。」


(やっぱりあの後赤城と何かあったのかな・・・
だから疲れて眠いんじゃ・・・
まぁ恋愛しろって言ったの僕だし!
バンドさえちゃんとやってくれればそれでいいけどさ・・・)

ラビッツとの対バン!

小雪
「いくよーっ!!
3・2・1でジャンプしてねー!!」

風夏117

那智
「やっぱり盛り上がってんなー
ラビッツのライブは!
俺たちも負けてらんねぇぞ!」

三笠「そうですね。」

沙羅「うん。」

碧井はあくび
「ふあっ・・・」

優「・・・・」

BlueWellsのライブが始まる。

碧井は笑顔で歌うが、メンバーは碧井がいつもと違う事に気付く。

ライブが終わり、控室で。

風夏117


「・・・・ギターの音、なんかいつもと違ってたよ?」

碧井
「え・・?
あ、やっぱり変だったかな・・・
赤城さんがエフェクター貸してくれたから使ってみたんだけど・・・」


「そ、そうじゃなくて・・・なんだか碧井だけ音がズレていたじゃん!
ちゃんとチューニングしたの?」

碧井
「したわよ・・そんなにおかしかった?」


「おかしかったよ!
それに・・・声も少しかすれてる」

碧井
「それは・・・!あの・・・」


「誰となにをしようが碧井の勝手だけどさ。
このツアーは遊びじゃないんだよ?
しっかり体調管理するのも大事な仕事だと思うけどな。」

那智
「おい、榛名ァ・・・・何もそんな言い方しなくてもさー」

青葉
「ね・・ねー!
疲れちゃうこともありますよー。」

碧井
「わかってるわよそんなこと!だけど私にも色々あるの!」


「色々ってなんだよ!
バンドより大事なことなの?」

碧井
「優くんには関係ないでしょ!
ちゃんとするからほっておいて」

そこにラビッツのメンバーから打ち上げのお誘い。
「よかったら一緒にどうだ・・?」

気まずい二人・・

居酒屋貸し切り!

風夏117

青葉
「でも、意外でした・・・
ラビッツって武道館でやれるバンドなのに、こんなライブハウスツアーもやるんですねー。」

ラビッツメンバー
「小雪ちゃんの意向でな・・・
ちゃんとファンの顔が見える距離でライブがやりたいんだってよ」

青葉
「さすがです!!
素晴らしいと思います。
そう言う考え!!」

ラビッツメンバー
「でも良いバンドじゃんBlueWellsも。
粗削りだけどみんなイイモノ持ってるよ。」

青葉
「そうなんですけどねー。
メンバーが増えると色々ありますよー。」

「そういやなんかモメてたなさっき・・・」

別のテーブルで

碧井
「もう知りません私は!!
今日は飲みます!!」

「お・・・おお・・・」

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優は一人で非常階段に腰掛けてぶつぶつ言っていた。
「なんだよあの態度・・・
赤城と会うのがそんなに大切なのか?
こんなバラバラの気持ちでツアーなんて上手くいくわけないよ」

智沙に言われた言葉を思い出す。

風夏117

そこに
「うわっ寒~い」

といいながら来たのは小雪。

風夏117

小雪
「うん知ってる。
昔からそうだったもんねニコくん。
私もホントは苦手なの・・・大人数の前で何かするのって」


「はは、何言ってんだよ。
武道館やアリーナでライブやるような人が」

小雪
「ううん・・どんな小さなステージでも始まる前は足が震える。
全部投げ出して逃げ出しちゃいたくなるよ」


「・・・え、そうなの?」

小雪
「うん、でも歌うことは大好きだし。
お客さんが喜んでくれる顔を見るのはやっぱりうれしい・・・
それにいつも思うの。
きっとどこかでニコくんが聴いてくれてるから頑張ろうって・・・」


「・・・・!」

小雪
「前に一度聞かれたよね”たまちゃんは何のために歌うの?”・・・・って

風夏117

優、赤面
「ぼ・・・僕のため・・・?」

小雪
「忘れろなんて言わないから!
風夏ちゃんへの想いが消えないならそれでもいい
そんなこと全然気にしないから・・・!

風夏117


「・・・・・たまちゃん・・・あの・・僕・・・」

小雪
「やめて!!
返事は今じゃなくていいの!!
きっと私どっちの答えでも打ち上げに戻れないくらい変なカンジになっちゃうから!!
悪いけど今夜・・・
私の部屋に来て聞かせて?」


「・・・・うん・・・わかった・・・」

ホテルに戻ってきた沙羅が見たのは

風夏117

碧井
「恥ずかしくて言えるわけないよォ~
生理の時は眠くて声がかすれるなんてぇ~~」

沙羅
「人によっては耳の聞こえ方も変わるって言いますしね・・・
ギターの音がズレたのもそのせいですよ」

碧井
「やっぱり優くん怒ってた・・?」

沙羅
「ええと・・・たぶん・・・」

碧井
「・・・だよね・・・ちゃんと謝んなきゃね・・・明日・・・」

その頃優は・・

風夏117

–117話ここまで

次回 風夏 118話へつづく

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