銀魂 597話 天然パーマはグニャグニャ曲がっても戻ってくる後編

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誰もいない万事屋で・・・。
お妙が万事屋にいる。
机の上の小銭の山を見ている。
お登勢が声をかける。

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お登勢
「まるで賽銭だろ 世の中には神も仏もいないとしって 最後に泣きついた所がここってワケだ
あの疫病神どもに一体何を願掛けしたんだか みーんな家賃として私に回収されるのがオチだってのにねェ」

お妙
「・・・・・・・・・きっと・・・それでもいいんですよ
疫病神でも家賃の足しにしかならなくても」

お妙は4つの依頼書を机の上に置く。

銀魂597

依頼主は九兵衛と源外と月詠と猿飛

「みんなのねがい(依頼)ですもの」

お登勢
「・・・・・・そうかい 奇特な連中だねェ
私だったら もっと実のある願いをするがね」

お妙
「たとえばどんな?」

二人とも懐に手を入れ 依頼書を取り出す

銀魂597

ドォォンと大きな音が。天人が万事屋を銃撃

お登勢
「やれやれ どうやら 家賃だけじゃなく修理費も稼がなきゃいけなくなったようだ」

下のスナックお登勢ではキャサリンとたまが入口で天人と睨み合っている。

長谷川対天人。

子供を庇う長谷川に銃を向ける天人。

天人
「だっ 誰だ貴様は!!」

銀魂597

天人
「入国管理局!?
何をふざけた事を!!
そんなものは元より既にこの国の政府は・・・!!」

長谷川
「しんじゃいねェよ」

九兵衛のもとへ柳生家に天人が侵入した事を東城が報告
吉原では天人が好き放題しているところへ月詠が近づいていく
街中では住民へ銃を撃っている天人達の事を屋根の上から猿飛が見ている

「国が滅ぼうと幕府が滅ぼうと侍(オレたち)はまだ 生きている
アイツらは 帰ってくる
だから それまで俺達がこの国を護らなきゃならねェんだ だからそれまで俺達は絶望なんかしてられねェんだ」

長谷川の後ろの少年に話しかける。

「坊主 人間は普段気づきもしねェが 絶望の上で生きている
明日職を失えば 明日飯が食えなくなれば 明日寺子屋で脱糞すれば
ほんの少しのズレで絶望はたやすく俺達の前に口を開ける
俺はそんな絶望の淵を眺めながら生きてきた 何故俺ばかりが そう思ってた・・・ だがあの日々はこの日のためにあったのかもしれん」

背景にはダンボールの中に入った長谷川が公園の住民達を眺めている様子。

「江戸全てが絶望に陥った時 それを底から支えるために」

破壊されたターミナルの様子。

「絶望の最後の万人となるために 俺は絶望(ここ)に立ち続けていたのかもしれん
たやすく口を開くのが絶望ならば希望もまた同じだ 俺にとってこの絶望は無数にある絶望の一つに過ぎん
小銭一枚拾えば たやすくかき消える 安い絶望さ」

背景には柳生家勢揃いで天人達を撃退、百華を率いた月詠が天人を撃退、忍者を率いた猿飛が天人を撃退している様子が描かれている。

銀魂597

長谷川
「入国管理局局長として話がある 連れてゆけ お前達のボスの所へ」

背後にいた少年が長谷川に話しかける。

少年
「おじさん」

長谷川
「坊主・・・いや江戸の人々よ 絶望の中にあっても目をつぶるな 目さえつぶらなければ
希望はきっと そこら中に転がっている」

銀魂597

天人
「よし このへんでいいだろ
どうしますコイツ
牢獄にでもブチ込んどけ」

天人達に引きずられ連れて行かれるマダオ。

少年
「・・・・・・・・・・・・」

長谷川
「・・・あのォ え?ちょっと待って え?きいてなかった?俺 本部に連れてってって言ったんだけど」

天人
「なんで連れていかなきゃならんのだ」

長谷川
「い・・・いや 俺入国管理局なんで」

天人
「身分証明書」

長谷川
「いや ちょっと今休業中なんで持ってないんスけど」

天人
「よし連れてけ」

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長谷川
「待って待って!! 待って待って!!
あのォ ちょっと坊主こっちガン見なんで さっきまで希望とか言ってた奴が一瞬で絶望に落ちたのガン見なんで
何とかなりませんか 勘弁してくれませんか 空気読んでくれませんか」

天人
「お前が勝手に助けに入ったんだろ」

長谷川
「あとで土下座するんで!! 坊主見てない所で靴でも何でもなめますんで!!
この場だけでも先っぽだけでも本部に入れさせてもらえませんか」

天人
「いや もう ほとんど土下座してるだろ」

少年
「おじさーん」

長谷川
「そんな目で俺を見るなァァ!! 目を閉ざせ そして二度と開くなァ!!」

天人
「いや さっきまで目を閉じるなって言ってなかったっけ」

そこへあらわれたのは・・・

じい
「相変わらず騒がしい国ですな」

ハタ皇子
「チンパンジーでも脱走したのではなかろうか この星の生物はもう直 星と共に消えるやもしれん
希少な生物は手に入れておきたい所じゃのう おいそこの者ども

銀魂597

目が合う長谷川とハタ皇子。お互いに思い出す。
「あああああああああああ!!」

スナックお登勢。

お登勢
「こいつは何のマネだい
天導衆の支配から星々を救う解放軍がターミナルの次は民間人の家をドカーン
生憎ウチの客には天導衆なんて乗客はいない 文無しの加齢臭ばかりだよ」

たま
「金品 食糧 全て差し出さねば協会の手先と見なし店を潰すと」

キャサリン
「何ガ解放軍ダ タダノ泥棒ガ!! オ登勢サンノ財産ハ私ノモノデース!!」

お登勢
「泥棒はアンタ」

天人
「戦地での補給の確保は戦の常道 我等の戦いに強力できぬというのなら徴収するまでだ
どうやらこの街はもの解りの悪い連中が多いようだしな 街一つ潰した方が手っ取り早いかもしれん」

お妙
「あなた達・・・」

お妙を止めるお登勢
「!!」

お登勢
「好きなもん持ってきな タバコだけはとっといてくれると助かるねぇ」

お妙
「お登勢さん」

お登勢
「いいんだ 空っぽになったって アンタらがいるなら そこが万事屋(あいつら)の帰る場所さ」

天人
「そうか ならばいただこう」

派手に撃たれる万事屋、看板は崩れ落ちる。

天人
「元よりこんな薄汚れた店に興味などない 我等に逆らえばどうなるかいい見せしめになる
いただくのはこの小娘達でいい 長い戦で疲れ果てた兵士にとってはいい“補給”になろうよ」

手を掴まれるお妙とたま。

キャサリン
「テ・・・テメェーーラァァァ 私ハ ババアト同ジ ゲテ物枠カァ!!」

お登勢
「いや そこォォォォォ!!」

天人
「ゆくぞ さっさと歩けぇ!!」

お妙
「・・・・・・・・・」

銀魂597

「承った」

その声に目を見開くお妙 お登勢 たま キャサリン

背後からの声に振り返る天人達

銀時
「しっかり届いたぜ 依頼」

新八
「依頼内容は?」

神楽
「んなもんなんだっていいアル」

銀魂597

銀時
「犬の散歩から地球の平和を護るまで何でもやるのが 万事屋だ」

“最後の侍”、降り立つ―――!!
最終章、突入!!

–597話ここまで

次回 銀魂 598話へつづく

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