ワールドトリガー 151話 玉狛第二(16)

公開日: 

王子隊の玉狛封じの策とは!?

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王子隊の作戦会議。

王子
「今回の作戦は『速攻』 合流よりも攻撃を優先する
狙うのは・・・・・・玉狛第二の オッサム」

ワールドトリガー151

王子
「さて問題 『なぜオッサムを狙うのか』?」

樫尾
「放っておくとワイヤーを張られるからです!」

王子
「そのとおり フリーにすると一番面倒なのがオッサムだ
柿崎先輩やカトリーヌの隊は オッサムに時間を与えすぎて大敗した
玉狛の新戦法はオッサムのワイヤーから始まる ここを叩いて主導権を取る」

樫尾
「了解!」

玉狛第二の作戦会議


「前回の試合の内容から 今回はたぶんぼくがマークされると思う」


「王子隊はB級でもトップクラスの『走れる部隊』だから 開始からいきなり狙われる可能性もあるかもね」


「充分ありえます」


「『ワイヤー地帯を作って待つ』っていう戦術もバレてるから 今回は最初からバッグワーム着て隠れながらワイヤーを張る
千佳は狙撃ポイントを探して移動 空閑は千佳を援護してくれ」

遊真&千佳

「了解」」

生駒隊の作戦会議

生駒
「食堂のメニュー増えたやん?

ワールドトリガー151

生駒
「“マグロ” の “カツ” の “丼” やで “ウマくないわけがない” やろ!」

王子隊の作戦会議。

樫尾
「三雲くんがバッグワームを使った場合はどうしますか?」

蔵内
「レーダーで追えなくても ワイヤーを張りやすい地形は見当がつく
それっぽい場所に探りを入れて 空閑がガードしに動いてくれば“当たり”だ」

樫尾
「空閑くんもバッグワームを使ってきた場合は?」

王子
「うーん そうなったら
こっちも3人ともバッグワームでオッサムを探すことになるね
攻撃手(アタッカー)のバッグワームは攻撃にも防御にもジャマだから クーガーはたぶん奇襲にしか使わないと思うけど」

樫尾
「まあそうですね 念のため」

玉狛第二。

ユーマ
「相手がオサムを探しに来たら おれがカバーに入るか?」


「まっすぐ修くんのところに行くと 相手にも修くんの居場所がばれちゃうね」

ユーマ
「ふむ そうなんだよな
じゃあオサムとはちがう場所に引きつけて千佳の“的”にするか」


「生駒隊の動き次第だけど ぼくが敵部隊に見つかるまではそれでいいと思う」

王子隊。

蔵内
「三雲を落とせなかった場合はどうする?」

王子
「その場合は玉狛の陣をうちと生駒隊で挟んで 両面から攻略することになるね」

ワールドトリガー151

王子
「理想はこんな感じかな
うちの“売り”は機動力だ 位置取りで有利を作りたいね
生駒隊の対策は・・・・・・・・・・・・いる?」

樫尾
「いえ大丈夫です!」

蔵内
「もう飽きるほど戦(や)ってるからな」

生駒隊。

生駒
「俺の好きなカレー知ってる?」

水上
「知らないス」

各隊の隊長が話をまとめていく。

王子
「強くなって帰ってきた新人(ルーキー)に上位の厳しさをもう一度味わってもらおう」


「ここを勝って 残り2戦につなげるぞ!」

ワールドトリガー151

『転送まで09:41』

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【新入隊員 入隊式 会場】

ヒュースを見てザワつく新入隊員達。

「外人・・・・・・?」

「ちょっと雰囲気ちがうよね
なんで一人だけ黒い服なんだ・・・?」

「目立ってんな・・・・・・」

ワールドトリガー151

その様子をモニターで見ている上層部。

根付
「この短期間にまた近界民(ネイバー)を入隊させるとは・・・・・・
そのうちボーダーは近界民だらけになりそうだねぇ」

頭を抱える根付さん。

鬼怒田
「城戸司令が許可したことだ 仕方なかろう」

根付
「城戸司令に逆らう気はありませんがねぇ 他に方法はなかったのかと考えてしまうんですよ
ヒュースを遠征の案内役にする件にしても わざわざボーダーに入れずとも捕虜のまま連れて行けばいいじゃありませんか」

唐沢
「それじゃ玉狛との交換条件にならないでしょう
先日の会見で城戸司令にとって重要だったのは ヒュースではなく雨取隊員のほうです
城戸司令は初めからあの会見で 雨取隊員を確保するつもりだった
話の流れでヒュースの入隊と引き換えにしたほうがスムーズそうだったから交換条件に切り換えただけのこと」

根付
「交換条件などにしなくても雨取くんは 何とでも理由をつけて借り受けられたでしょう
雨取くんを寄越さなければ玉狛第二に遠征の“目”はなかったんですからねぇ」

唐沢
「三雲くんがあの場でヒュースの有用性を示さなければ おそらくそうなっていたでしょうね」

鬼怒田
「今は玉狛とゴタゴタやっとるヒマはない 公開遠征は目前だからな」

根付
「私は遠征に敵国の近界民(ネイバー)を抱え込むゴタゴタのほうが心配ですがねぇ
確かに三雲くんの言うことも一理あるとは思いますよ 遠征にガイドがいたほうが楽なのはまちがいない
しかしですねぇ 現地に“着いてから”はどうするんです?
このあいだの話ではそのあたりの危険性が全く勘定に入っていない!」

唐沢
「『着いてからの危険性』・・・・・・というのは?」

根付
「ヒュースを連れて行って アフトクラトルに着いてから彼が裏切ったらどうするのかという話ですよ!」

ワールドトリガー151

唐沢
「道中の道案内だけさせて アフトに着く前に始末すれば問題はない」

戸惑う根付
「し・・・・・・始末・・・・・・!?」

唐沢
「・・・・・・いや 表現が剣呑でしたね
たとえば 遠征艇に拘禁するとか薬で眠らせるとか いくらでも危険(リスク)を回避する方法はあるということです
城戸司令にはもちろんそういう考えがあるだろうし 三雲くんもそれはわかっていた節がある
『ヒュースが裏切らない保証があるのか』と問われても 現状では三雲くんに断言できるはずもない
だからお互いアフトに“着いたあと”の話はしなかった その話をすると交渉が頓挫するからです
『ヒュースを入隊させる』 『雨取隊員を借り受ける』 お互いの目的を優先させそしてお互い目的を果たした
先日の会見はそこ“まで”の話です
そこ“から”先はまだ何も決まっていない」

鬼怒田
「そのとおり 城戸司令は『ヒュースを遠征に連れて行く』とは明言しとらん
『玉狛第二への入隊を認める』『選抜試験を受けたければあと3試合以内にB級2位以上になれ』・・・・・・と言っただけだ
様子を見て 問題があれば選抜で落とせばいいだけのこと 決定権はこちらにある」

根付
「ふむ・・・・・・まあたしかに
選抜まで上がってこないことも充分考えられるわけですしねぇ・・・・・・」

唐沢
「そういうことです」
(ルールは大人の手にある
本当の勝負はこれからだな 玉狛第二・・・・・・)

モニターを見つめる唐沢。

ランク戦会場。

ワールドトリガー151

国近
「本日のお昼の部は アホの子18歳トリオでお送りしま~す」

当真
「イエ~~」

北添
「ちょまちょま ゾエさん成績真ん中くらいよ?」

ワールドトリガー151

当真
「小細工なしの自力勝負ってことか?」

北添
「玉狛は地味に市街地Aで戦ったことほとんどないから 古株チームのほうが有利かもね」

国近
「お~~解説っぽい!
さあ B級ランク戦 ROUND6
全部隊(チーム) 転送開始!」

最後に修たちと、ヒュースの描写。

それぞれの戦いへ・・・!!

–151話ここまで

次回 ワールドトリガー 152話へつづく

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