アクマゲーム 166話 化け物たち

公開日: 

これは後に、この国を動かす者たちの、色褪せぬ過去の物語。

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織田清司はいかにして先導者へと変貌を遂げたのか。
知られざる過去が明かされる!!

とある高校の廊下。

期末試験の順位が張り出されている。

男子生徒
「なんつーか俺らの学年、この上位陣はずっと変わんねえな。」
「ああ・・3位以上は化け物だよ。」
「お・・・噂をすれば・・・だ。」

アクマゲーム166

「勉強できて、運動も出来て。
おまけに家も名門とか、どんだけだよ。」
「別格だよな・・・・人として」
「何もかもレベルが違い過ぎて、話しかけることすら躊躇われるわ。」
「あの三人が同じ学校。同じ学年にいるなんて異次元すぎる。」
「オレ一生自慢するね。」
「レイカさん、美しい・・・」

ある教室。

男子1
「お!
それ今週のマガジン!?
読ませてくれぇ~」

男子2
「断る!」

男子1
「えー!?ケチ!!」

男子2
「結構!
この優越感に浸るために朝一の本屋で買ってきたんだからな!
僕は今日一日、あの展開すごかったな~って、お前の傍でずっと言うんだ。」

男子1
「ぐぬぬ
一歩は!?
一歩がどうなったかだけ教えて!」

「ボクシングしてるよ。」

「それは知ってる。」

ここで宝条院剣征が男子2を迎えに来る。

アクマゲーム166

清司
「じゃ、呼ばれたから行くわ。
これあげる。」

男子1
「お、おう。
いつも思うけどさ、お前よくあの三人の輪にまざれるな。」

清司
「ん?
なんで?」

男子1
「だってあの三人、住む世界がちげぇじゃん。
アイドルか芸能人みたいな扱いだもん、皆。」

清司
「う~ん、別に普通だけどな。
三人とも変だけどいい奴だよ。」

男子1
「いや、性格の話じゃなくてだな・・・
てか、青春会議って何してんの?」

清司
「屋上で雑談してるだけさ!
剣征が”青春は屋上だ”って言ってるから青春会議。
まざる?
人数多い方が楽しいぜ。」

「いや・・・
遠慮しとくよ」

剣征
「そうか・・・
ま、じゃあまた後でな。」

男子1
「ま清司も別格だからな。
今回の試験の順位、同率1位。
10教科合計1000点。
十分化け物だよ。
庶民だけど。」

屋上にて。

剣征
「おかしいだろ!!
俺と清司が1位なら、レイは3位、クリは4位だろ!?」

久利臣
「あっはっは!」

清司「まあまあ」

麗華
「でもたしかにそれが普通よね。」

剣征「だろ!?」

久利臣
「大して意味が変わらないなら少しでもいい順位を生徒にあげたいってことだろう。」

剣征
「意味大変わりだろ!!
これだから社会に出たことの無い教師共は!!
思考がお花畑だな!!」

麗華
「ちゃんとしてない評価制度には信用もないのにね。」

清司
「治外法権的なところがあるよな、学校って。」

剣征
「同点だったから清司と2位決定戦をしたいのに。」

清司
「それが本題か。」

麗華
「そんなのわかりきってる。
セージが1位でケンが1.5位よ。」

剣征
「なんで俺が下なんだよ。」

麗華
「だってあなたイカサマしたでしょ。
教師買収、」

剣征
「したよ」

久利臣
「ええ・・・
それはよくないだろう、ケン。」

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剣征
「よくない?
なぜだ?
俺は教師を買収したし、念のために教師のパソコンをハッキングして試験問題も事前に入手した。
さらに不測の事態に備えてちゃんと勉強も万全にした!

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清司
「かっこいいな。
あははははウケる。」

麗華
「いやいや・・・
ものは言い様ね。
セージはいいの?
勝負でこんなやり方されて。」

清司
「ん?
構わないよ。

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剣征
「言うじゃねえかクックック」

清司
「それほどでもフッフッフ」

麗華
「どっちも性格歪んでるわ・・・」

久利臣
「逆に清々しいな。」

麗華
「それで?
結局1.5位はどうやって決めるの?」

剣征
「勝負方法は既に考えてあるが・・・」

清司
「いいよ。
剣征が勝てる勝負で。」

「殴るぞてめえ。
じゃあ、放課後河原に集合だ!!」

放課後、川沿いの土手に集合した4人

土手を降りる時に・・・

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剣征
「よし!!
じゃあ清司!
ここで石を1個選んでから拾え!」

「石を?」

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剣征
「名付けて”石売りゲーム”!!」

清司
「名付けたことになるのか?それ・・・」

早速石選び。
石の途中変更はなし!

清司は・・・

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麗華
「ええ!?
そんなゴツゴツしたフツーの石でいいの!?」

「ああ」

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清司
「この勝負・・・
石の奇麗さはあまりかんけいないよ。
たとえ宝石のような石でも、謎の学生から買うくらいなら宝石店で宝石を買うだろう?」

麗華「まあ・・」

久利臣
「それはそうだな。」

清司
「じゃあ二人はこの石、いくらなら買う?」

麗華
「え・・・
今拾ったの見てたのに!?
1円でも買わないわ・・・」

久利臣
「処分しやすいという意味で、1000円くれるならもらってもいいかな。」

清司
「では麗華。
このゲームの勝者と君が付き合わなければならないとしたら?」

麗華「えっ!?」

麗華、しばらく考えて

アクマゲーム166

清司
「まあ、そういうこと・・・
このゲームは石にどんな付加価値を付けるかの勝負。」

久利臣
「なるほどね。
CDに握手券つけるようなものか。」

二つの石を写メ撮って・・・

剣征
「よし、選んだ石は審判の携帯に収められた!!」

久利臣「僕審判!?」

剣征
「では清司。」

「ああ」

アクマゲーム166

–166話ここまで

次回 アクマゲーム 167話へつづく

唐突な感じではありますが、また頭脳ゲームが始まりました。

剣征がどんな策をとってくるのでしょうか。

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