山田くんと7人の魔女 216話 破壊する

公開日: 

生徒会長の下に、朱雀高校の精鋭集結!
徹底議論!
儀式で記憶は戻るのか!?

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山田君と7人の魔女216


「なぜこのメンツを狭いこの部屋に押し込んだ?」

悠理
「内密な話をする為です。」

玉木
「生徒会室は小田切君たちが使用中でね。」

託摩
「ねえねえ、お茶出ないの?」

ノア
「セルフになっております。」

悠理
「集まっていただいたのは他でもありません。
”儀式により失くした記憶は戻るのか”
そのことを確認するためです。」

ノア
「出来るに決まってるじゃん!」

悠理
「さて・・・どうでしょう?」

玉木
「そうなんだよ。
今回戻そうとしている記憶は、いつ、誰が、何の為に消したのかわかってないんだ。
だから儀式では戻らない可能性もあるだろう?」

託摩
「これでオレ達7人目の魔女に情報提供を呼び掛けたわけだ?」

潮「フン」

山田君と7人の魔女216

託摩
「それに結論なら出ている。
”儀式によって記憶は戻る”
これは間違いないだろうね・・!」


「なぜそう言い切れる?」

託摩
「考えればわかる事さ。
全校生徒の記憶を一定の期間くまなく消すなんてこと・・
儀式を使うほかに方法なんてあるのかい?」

潮「それは・・」

玉木
「要するに儀式によって消されたなら、儀式によって戻せる。
そういう定義という訳か・・・」

託摩
「だね
でも、こんなことを聞いて来るなんて、とうとう玉木君は記憶を戻すことに決めたんだ・・・?」

ノア
「慎重に対処するんじゃなかったの?」

悠理
「もちろんそのつもりですよ。」

玉木
「僕はただ、いつでも動けるように準備をしておきたいんだ・・・
最終的な決断は・・・
彼に委ねようと思っている・・・!!」

その彼。

山田君と7人の魔女216

最近幸せそうである。

宮村と山田、部活に向かいながら話している。

宮村
「幸せそうで何よりですな。」

山田
「あれ、バレました?」

「うぜえ。」

山田
「宮村君。
ディスティニーの意味、わかるかね?」

宮村
「破壊する。」

「それはデストロイだろ!
運命な!!
俺は今ディスティニーを感じてるんだ。
出会うべくして俺と白石は出会ったんだよ。」

「あー、そのことなんだけどさ。
ちゃんと白石さんに話したのかよ?」

「いいや?」

「はぁ!?」

宮村
「いいのかよ?
白石さんも気になってんじゃねえの?
1年の頃付き合ってた奴がいるってことは知ってるんだしさ。」

「まーそうかもしれねえけど、まだいいかなって・・・」

「まだ?」

「だって全部の記憶がわかったわけじゃねえからな。
話すのは玉木の結論が出てからにしようと思ってる。
じゃなきゃ、話したところで白石も反応に困るだろうしな。」

「・・まぁ、山田がそう言うなら・・
俺の口出すところでもないしな。」

二人、部室へ向かって駆けだす。

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山田君と7人の魔女216

山田
「そうだ伊藤!
校庭にツチノコ探しに行くか!?」

伊藤
「雨降ってるし行かなーい。」

山田
「じゃあ光!
勉強教えてやろうか!」


「山田に教わるとバカになる。」

「何だよツレねーなあ。」

宮村
「ったくしょうがねぇなあ・・・

山田君と7人の魔女216

伊藤
「ただでさえ梅雨でジメジメしてるのに余計鬱陶しいわ!!」

白石
「・・・そうね。」

山田
「助けてくれよ伊藤ー!!」

伊藤
「知らないわよ!!
アンタいい加減うるさいわよ!?」

「じゃあネフィリムの化石探しに行くか!」
「話を聞け!!」

部活が終わり、山田と白石は雨の中下校中。

白石
「文具を買いに行くの?」

山田
「そうだよ。
白石がいつも行きたがるだろ?」

「うん・・・
集めるの趣味だから。
急になに?
いつもは乗り気じゃないのに・・・」

「んー、まぁあれだ。
もう3年だし?
勉強に気合入れるために筆記具を一新しようと思ってさ!」

「いいわ、行きましょ!」

「おっしゃ!」

山田君と7人の魔女216

山田
「なんか、つい・・・な!
筆記具が新しくなると、ノートとかも新しくしたくなるだろ?」

白石
「そうだけど・・・
わざわざ私とおそろいのペン買わなくても・・」

山田君と7人の魔女216

「だってせっかくだしさ!
白石のオススメだろ?」

「・・・うん。」

山田君と7人の魔女216

「うん!」

アイスを食べた後はゲームセンターでそばっしーをゲットした二人。

雨が上がったので公園に行くと・・・

山田君と7人の魔女216

「スゲー夕日だなー。
めっちゃオレンジだ!!」

「うん。
ねえ、山田君。」

「ん?」

山田君と7人の魔女216

山田、慌てる
「え・・い、いや・・
なんで・・・ッ」

「わかるわよ。
突然記憶の話をしなくなったし、さっき部室で過去視の能力を持ってるって言ってたし。
急に楽しそうにしてるし。
それで私には教えてくれないの?」

「いや・・・それは・・・」

「気を遣ってくれなくてもいいわ。
私の後ろめたいことでもはっきり言ってほしいの。

山田君と7人の魔女216

山田、一通り説明。

白石
「私に告白してた・・・?」

「うん。
それでオマエも嬉しそうにしてた。
見たのはそこまでだ。
とにかく、すぐに戻りたかったしな。」

「そう・・・」

「別に隠そうとしてたわけじゃないんだよ。
だって結果記憶は消されてるんだぞ?
その後、何かあったんじゃないかって不安にさせたくなくてさ・・・
でも俺スゲー嬉しくて・・・」

白石
「・・・うん。

山田君と7人の魔女216

山田
「え・・・え!?
白石!?
悪い!
俺はその・・・」

白石
「ううん・・・
安心したの。
私だったんだって・・・!
ごめんなさい。」

山田も安堵の笑顔。

靄のかかった心に光が射した。
疑ってごめん。
やっぱり好き。

–216話ここまで

次回 山田くんと7人の魔女 217話へつづく

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