アクマゲーム 168話 生徒会選挙

公開日: 

高校生清司 VS 剣征。
今度の戦いは生徒会選挙!!

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一般生徒
「生徒会なんて誰でもいいやって思ってたけど、今年のはちょっとおもしろいよな」
「他の候補者はあの二人見て辞退したらしいよ」
「そりゃ無理もねぇわ」

アクマゲーム168

屋上。

久利臣
「今度は生徒会選挙かところで二人はビラを配ったり校内演説しないのか?」

清司
「政治家の選挙カーや街頭演説みたいなやつか。
クリの前でこんなことを言うのも気が引けるが・・・あれ意味なくないか?」

剣征
「俺もそう思うぜうるさいし邪魔だし興味ない奴の耳に届かないしな」

久利臣、ショック!

麗華
「まあ確かに大体みんな
”清き一票をお願いします”って言うだけよね」

剣征
「そんな中身の無い活動に意味も効果も無い!」

久利臣
(全否定・・・)

剣征
「勝敗に影響するイベントはひとつ。
全校生徒の前での”投票前候補者演説”」

久利臣
「まあそれが一番効果が高いのは認めるが」

麗華
「投票直前だし聞くしかやることないものね」

清司
「候補者一人10分のスピーチで皆の心をどれだけ掴めるか・・・」

剣征
「今度こそ絶対に決着がつく」

清司
「そうだな」

剣征
「生徒会長になった方が1位だ。」

清司「ああ」

麗華
「どうしても決着をつけたいのねこの二人は・・・」

久利臣
「これ(生徒会選挙)を勝負にしてしまっていいのか・・・」

アクマゲーム168

ナレーション:
二人のカリスマが激突するこの年の生徒会選挙はその何年後も語り継がれる衝撃のスピーチ合戦となる

投票日当日候補者演説会

体育館には全校生徒が集まっている

司会
「それでは候補者のお二人に一人10分の持ち時間で演説をしていただきます
最初に宝条院剣征君」

剣征
「おう」

アクマゲーム168

そこにひとつ情報を付け加えるなら・・
俺はやると言ったらやる。
有言絶対実行の男だ。
お前らの中には生徒会なんて誰がやっても同じだと思ってるやつも多くいると思う
そしてそれは実際そうだと思うぜ
俺以外ならな」

生徒たちがざわつく。

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剣征
「俺に任せればこの学校は大きく変わる
やりてぇことはいろいろあるが・・・
10分しかねえからここではひとつだけ話す
ウチの学校には野球部がある
まあ皆知ってるだろう甲子園にもよく出場してるし全校で応援にも行くからな
毎日遅くまで練習してまた翌朝早くから朝練してる本当にすげぇと思う
まあ、同じことは他の部もやってんだけどな
俺のやりてえこと”その1”は野球部の過剰な優遇の改善だ
だってそうだろ他の部だって頑張ってんのに野球部の活動予算多すぎねぇか
他の部の何倍も取ってやがる
他の運動部は全国大会も自費で行くのに野球部は移動費も宿泊費も出る
そのために他の家庭に寄付金まで募ってる
どう考えたってやり過ぎだ
野球部の連中も実は内心申し訳ねぇと思ってるんじゃないか?」

アクマゲーム168

昔は学校の宣伝という効果があったが今時、野球の強さで高校を決める奴はいねぇ
大学への進学実績が全てだ
なのに野球部員の定期試験の平均成績はどこの大学にも行けないレベルだ
他の部は赤点とったら大会にも出れねぇんだぞ?
知ってるか?」

顔が真っ赤になっている野球部員。

剣征
「つーわけで、俺が生徒会長になったら、野球部の部費を3分の1に減らす。
寄付金の募集も野球部限定から、全国大会出場部に変える
全校生徒での野球部の強制応援も好きな部の大会に応援に行けるようにする」

女生徒達
(いいかも・・・)
(バスケ部応援する)
(部費で楽器買えるかも)

剣征
「応援に来た生徒の多さで部費を配分しても面白いかもしれねぇな
プロのスポーツと同じだ
より多くの人の興味を惹けるスポーツに金が集まる
これなら野球部も頑張り次第で部費を取り戻せるぞ
実力で取り戻した部費なら後ろめたさも解消されるだろう
以上だが最後にもう一回大事な事を繰り返す」

アクマゲーム168

剣征
「御清聴感謝する」

生徒たちは拍手喝采!

生徒達
「おもしれー!!」
「これ宝条院に入れるだろ!!」
「俺も前から野球部の強制応援嫌だったんだよ!!」

体育館は剣征コールが巻き起こる。

久利臣
(随分と毒を含んだ演説だったが・・・)

麗華
(聴衆の心は見事に掴んだわね・・・)

剣征
(生徒会選挙のルールはたったひとつ
全校生徒による投票で最も得票数が多い者が生徒会長となる
他の役職は会長による指名制
今回は候補者が俺と清司の二人だけ。
よって全校生徒の過半数から票を得れば勝てる。
言い換えれば49%までは敵に回しても構わない。
このスピーチで野球部とそのファンは敵に回るだろう
だがそれは20%にも満たない計算
他の運動部や文化部の者・・・
野球部が好きじゃない者・・・
そしてなにより面白いもの見たさの者が俺に投票する!!
どうだ清司!!今度こそ俺の勝ちだ!!)

麗華
(少数を敵に回し多数の味方を得る・・・
選挙システムを現実的に捉えた実にケンらしいやりかた
そしてその威力は抜群・・・!!)

司会
「宝条院君ありがとうございました
それでは続きましてもう一人の候補者、織田清司君に演説をお願いします」

清司
「はい」

麗華
(どうするの・・・?
セージ・・・!!)

清司
「2年C組織田清司です」
(剣征・・・
君は敵にするべき相手を間違えた・・・!!

アクマゲーム168

–168話ここまで

次回 アクマゲーム 169話へつづく

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