バトルスタディーズ 78話 センバツ優勝校

公開日: 

舞洲ベースボールスタジアム
春季近畿大会準決勝
DL学園 vs 値弁学園(奈良代表)
4回裏 値弁学園の攻撃中
3-1で、DLがリード。

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2アウト1,3塁

マウンド上の天津
(フー、僕は甘えてた・・・
金川さんっていう絶対的なエースが前にいて、心のどっかで二番手に満足してたんかもしれへん・・・
そのエースがケガで離脱した今・・・
チームに不安感が漂っている。
だからこそ僕は・・・
この大会で結果残す義務がある。
与えられたチャンスを必ずモノにする!
3年生からの信頼を得るため。
来年の新チームにつなぐため。」

バトルスタディーズ78

バトルスタディーズ78

天津「うしっ!」

金川がじっと見ている。

ベンチに戻るDLの選手たち。
「よしよし、1点はしゃあない。」
「攻撃陣取り返すぞ。」
「よっしゃ!」

長野
「やるやん天津。
強打の値弁相手に十分通用してる。」

マリオ
「当たり前じゃ。
次期エースにはこれくらいやってもらわな困る。
4か月後には新チームでセンバツかけた秋季大会や。
もう準備しとかなアカン時期に入ってる。
俺らも出番あったら暴れるぞ。」

ベンチでは

バトルスタディーズ78

烏丸
「天津は大丈夫や。
センバツ経験して課題のテンポも良くなった。
お前の1番ひっぺがすくらい頑張ってもらわんと。
なぁ石松。」

「ウホ。」

「やかましいわゴリラ」

烏丸は高笑い。
「離れてチーム全体見るえぇ機会じゃ。
何か気付くこともあるかもしれん。」

バトルスタディーズ78

スタンドの記者たち。

九頭、スタンドの一角を見て
「・・・何だかざわついてるな。」

芋井朝子
「あそこ・・・兵安じゃないですか?」

九頭
「ホントだ!
次の試合は兵安だったな。
見ろ・・・
あそこ、2年生エースの平と、主砲の早乙女だ。」

芋井
「うわっ大きい!」

バトルスタディーズ78

2年のエース・平
「先輩・・・
何調子こいてんスか?
センバツ優勝?
僕・・・勝った気しないっスよ・・・
僕はDLの打線に5失点。
結果的にひっくり返して勝ったけど、ウチの6点はこのシャクレ一人でとったようなもんすよ。」

早乙女(シャクレ)
「先輩やぞ平・・・」


「このままいけば決勝はDLと当たる。
”敗者”として牙むき出して挑んでくるDLにウチがナメた姿勢で臨んだら瞬さつされまっせ。
気ぃ締めましょ。
次は僕・・・
抑えますから。」

早乙女
「リキむな平・・・
オレがおるから大丈夫や。」

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離れた所にいる毛利が兵安に気づく。
「ああっ!
鬼頭!
兵安おるぞ。
うわっ、平が早乙女の肩叩いたりペラペラしゃべっとおけど。
平って2年やろ?
しばかれへんのか?」

鬼頭
「兵安は厳しい上下関係撤廃したみたいやで~。」

バトルスタディーズ78

バトルスタディーズ78

アナウンス
「5番レフト・北林君」

毛利
「えっ!?
ウソやろ・・・
兵庫中央シニアの北林・・・・同級生や。
アイツもう試合出てんの!?」

鬼頭
「だから言うてますやん、毛利さ~ん。
あなたも他校行っとったら近畿大会出てますよ。」

北林はセンター前ヒットを放つ。

鬼頭
「どうすか?
毛利さん。
答え出ました~?」

天津は最後のバッターを三振に取り、ゲームセット。

同日23時、DL球場
1年生、球磨き中。

狩野
「首洗って待っとけよ兵安!
次の決勝戦、DLが勝つ!!
センバツの雪辱必ず果たす!」


「お前メンバー外やろ。
出てるみたいに言うな。」

狩野
「気持ちはレギュラーや。
今日もイメージでは3安打2打点や。」

そこに丸井が息を切らして駆けつける。
「狩野!」

狩野
「丸井・・・どないしてん?」

丸井
「門松と毛利と鬼頭が・・・
どこにもおらん!」

狩野
「は?
あいつらの事や。
どっかでサボってるだけや。」


「おらんほうが仕事はかどる。
ほっとけ。」

丸井
「違うねん・・・・
こないだ鬼頭が・・・
3人で他校に編入するとか言うててん!」

狩野
「編入?
何やそれ!?」

その頃3人は有刺鉄線を登り、塀の外に出ようとしていた。

バトルスタディーズ78

毛利
「オレは間違ってない。」

鬼頭
「他校でDLぶっ潰しましょ~。」

門松、無言で考えている。

–78話ここまで

次回 バトルスタディーズ 79話へつづく

○感想

鬼頭は毛利をはめているだけだと思ってましたが・・・

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