アクマゲーム 170話 幸せにします

公開日:  最終更新日:2016/09/01

生徒会選挙から10年。
そしてアクマゲーム開始から19年前。

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アクマゲーム170

清司
「以上!朝礼おわり!」

織田清司は何よりも人との絆を大切にした
高校・大学と人脈を増やしそこで得た友人達と次々に新しい事業を立ち上げ挑戦していった
25歳のときに事業の個別運営に限界を感じ”織田グループ”としてひとつにまとめ清司が社長となった
織田グループの成長速度は国内に比類なかった

アクマゲーム170

剣征
「最初は安アパートで細々と怪しげな化粧水作ってたのにな」

清司
「いやいや怪しくないからな、アレ
今でもウチの主力商品だから」

剣征もまた、27歳という若さで宝条院グループを継いでいた。

剣征
「これで俺も一生遊び相手には困らなそうだ。」

清司
「お手柔らかに頼むよ」

剣征
「レイとはうまくいってんのか?」

清司
「ああ今日も午後からデートなんだ」

アクマゲーム170

清司
「麗華」

麗華
「お待たせ」

「いや僕も今来たところだよ」

「約束の10分前ね」

「お互いきっちりしてるな」

「フフフ」

デートは、二人で映画を見て、食事をして・・・

楽しそうな二人。

しかし、食事中、急に麗華の手が止まる。

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清司
「・・・あれ?麗華どうした
このシャンパンダメだったか?」

麗華
「ねぇセージ」

清司
「ん?」

麗華
「大事な話があるの」

「なんだい?」

「妊娠したの。」

アクマゲーム170

なんて?」

清司
(大丈夫・・・
心配しなくていい。
ずるいのは僕の方なんだ。
君は勇気をくれただけ。)

アクマゲーム170

麗華
「じゃあ・・・お父様にご挨拶しなきゃね」

アクマゲーム170

清司
「順序が逆になってしまい申し訳ありません麗華さんとの結婚を認めてください必ず幸せにします」

権蔵
「・・・・・・」
(彼の事はよく知っている
麗華からさんざん聞かされているし。
なによりも企業のトップという共通の立場において彼には一目置いている。
娘を任せるに申し分ない・・・
確かに順序が逆なのは本来追及するべき点だが・・・)

アクマゲーム170

権蔵
「親として・・・これだけは聞いておく
私は仕事柄若者の根拠のない自信を信じることはしない
君は娘を幸せにできる根拠を何か示せるかね?」

清司
「根拠・・・」

麗華
(また無茶な問答を・・・)

清司
「ならば私ではなく貴方がよく知る麗華さんを信じてください」

権蔵
「娘を?」

清司
「彼女は聡明で強い。
僕を利用して必ず幸せになります。」

権蔵
「くっくっく・・・はーはっはっは!!
なかなか言えないぞそんな台詞
くっくっく・・・なるほど私と娘をよく見抜いている
気に入った
娘をよろしく頼む」

清司
「はい」

ある男の部屋。

清司と権蔵のやり取りを盗聴している様子。

アクマゲーム170

仕事帰りの清司。

歩きながら麗華と電話している様子。

清司
「ああ・・・歩きだがあと30分くらいで戻るようん・・・
資料はいつもの場所にまとめておいてくれありがとう」

電話を切って
(幸せにしますよ絶対にだって僕がこんなにも幸せなんだから既に恩返しなんだ)

歩道橋の階段を登っていく清司。

階段を登り切ったところに怪しい男性が立っていた。

清司
「ん?大丈夫か君・・・今にもしにそうな表情をしているぞ」

アクマゲーム170

若き日の織田清司と岡本龍肝、
運命の邂逅。

–170話ここまで

次回 アクマゲーム 171話へつづく

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