風夏 122話 受け継ぐバンド。

公開日: 

沙羅
「ヘッジホッグスも新人時代のツアーで、予定していたライブが出来なくなったことがあるらしいの・・・
だけど、ちゃんと最高のライブでお客さんに満足してもらったって聞いたわ」

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青葉
「ほ・・・ホントですか?でも機材も無いのにどうやって・・・・」

沙羅
「ないなら・・・あるところに行けばいいだけでしょ?」

ヤっさんとヒサシが並んで歩いている。

ヤっさん
「しかし、お前もシスコンだよなぁ・・・
妹のライブが心配でこっそりライブを観に来るなんて」

ヒサシ
「は?俺はたまには男二人で旅行したかっただけだよ」

やっさん
「なんだよ・・・それ・・・言い訳にしたって酷ぇな」

ヒサシ
「やっさんこそ、心配なんじゃないの?アイツらのこと」

やっさん
「ライブを失敗しまくってるって聞いちゃな・・
ま、どーせ榛名のせいだろうが・・・
アイツはいつまで経っても素人臭ぇからガツンと・・・」

ライブハウスの前にたどり着いたヤっさんとヒサシ。

スケジュール表を見ると・・
「あれ?
イワシヘッドと脳挫傷・・?
何だアイツラまたバンド名変えたのか?」

ヒサシ
「いや、そんなはずは・・・
日にち間違えたかな。」

ヤっさん
「つーかホントにここなのか?」

そこにそのライブハウスのオーナーが出てくる。
「全くなんなんだアイツラ・・・
勝手に店内にこんなチラシを貼って・・・
大人を馬鹿にするとどうなるか教えてやらないと・・・」

オーナーがやっさん、ヒサシと顔を合わせると・・

風夏122

オーナー
「あ・・・!
それは・・・」

やっさん
「へぇ・・・懐かしいことやってるな」

ヒサシ
「あったね・・・こんなことも」

優たち。

風夏122

風夏
「今日はいきなり会場が変わっちゃってゴメンナサイ!
ちょっと狭いけど一生懸命やるから楽しんで帰ってね」

観客
「ここってスタジオだよな・・・
普通バンドの練習するところじゃん」
「だよなー俺初めて入った」
「でも、ラッキーよね・・・こんなに近くで観れるなんて」

青葉
「すみません店長さん。
急にこんなお願いしちゃって。」

店長
「ああいいよいいよ。
狭い部屋しかなくて申し訳ないね。
Blue Wellsだっけ・・?
いい子達じゃないか。
きっと売れるよ。
こういうファンを大事にするバンドは。」

やっさんとヒサシもオーナーと一緒に優たちのところへ向かっていた。

オーナー
「きっと大したことないバンドですって・・・
ホントに観るんですか?
それよりウチのイワシヘッドと脳挫傷を観てやってくださいよぉ」

やっさん
「まぁまぁ・・・面白そうじゃん・・・
スタジオライブなんて・・・」

オーナー
「いや、それって身内だけでやるヤツですよ。
わざわざお二人が観るようなライブじゃ」

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スタジオに到着したやっさんとヒサシ

やっさん
「お・・・ここか!今から始まるみたいだな」

オーナー
「あれ・・・ホントにファンいたんだ」

風夏
「じゃあ、一曲目!Rising!」

オーナー
「でもまぁ・・どうせショボい演奏だと思いますよ?」


「沙羅先輩のおかげでライブは出来たけど・・・
今日はちゃんとやれるのかな、僕・・・
最近失敗ばかりだったし・・・

風夏122

風夏122

パワフルな演奏にオーナーは驚く
「なっ!」

間近で観ている観客も

風夏122


(なんだかすごく久しぶりだ!
思いっきり背中を押されているこの感じ・・!)

風夏122

オーナー
「・・・!!
すごい・・
なんだ、あのギター
・・
いや、ボーカルの二人も・・・
ドラムも・・・キーボードも新人のレベルじゃない・・・!
一体何者なんだ?このバンドは!

やっさん
「フン・・・まだまだだな・・・」

オーナー
「え?」

やっさん
「ヘッジホッグスを受け継ぐバンド候補としては・・・まだまだだ・・・」

オーナー
(ヘッジホッグスを・・・・受け継ぐバンド・・・?)

ライブ後のファン交流。

風夏122

ファン
「マネージャーさん可愛いですねー!!」

青葉
「ふおおおお
ホントですか!?」

優はこんなときもぽつんと一人・・・


(僕はマネージャーより存在感ないのかな・・・)

しかし、優に声をかけてきた男の子が!


「え・・・・あ・・・そんな・・・別に僕は・・・」

優は一瞬たじろぐが・・・

風夏122

嬉しそうに見ているやっさん
「さーて、それじゃ温泉でも入って帰るかヒサシ!」

ヒサシ
「あれ?優くんにガツンと言うんじゃないの?」

やっさん
「ああ・・・今回はゆるしてやらぁ・・

風夏122

–122話ここまで

次回 風夏 123話へつづく

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