バトルスタディーズ 80話 絶壁

公開日: 

塀の上続き。

門松
「ワテ、DLに残る」

毛利
「お前・・・裏切る気か?」

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毛利
「いまさらDLに残る?
ふざけるな!」

門松
「ここには何かがある」

バトルスタディーズ80

門松
「ワテ、3年生みたくイカした漢になりてぇ
3年生はハンパなくこえぇ。しゃべれねぇ
実態が見えねぇ。だがあーら不思議
一人一人の背中が語ってやがんの

バトルスタディーズ80

生きざまが出てやがんだ」

同時刻の月光寮、寮監室前

焚火をしながら金川と寮監が話している。

金川
「1,2年生に背中を見せるのが3年生の仕事
自分は先輩からそう学びました
でもまだ、自分はそれができてません」

バトルスタディーズ80

寮監
「気持ちが悪い!
モテへんぞ
バーター入学のチビっころがエラいこと言うようになったもんじゃ!
感心感心!!」

金川
「だから悔しいんです
自分が後輩に伝えるべきことは二つ
今ベンチ外でも腐らず頑張れば2年後、名門の1ケタ背負って試合に出られること
もう一つは特待生入学や私学大会メンバーたちに現状が3年間続くわけじゃないと警告すること
せやのに、ケガ・・・
夏前最後の大事な近畿大会でそれを見せられない・・・
本っ当に情けないです」

バトルスタディーズ80

寮監
「若いのぉ、ドルガバ
むしろ逆じゃ
お前のケガでチームはより成長する
傍から見とってこれまで皆、心のどこかで”怪物・金川”に頼っとるとこがあった
お前が起こすすべてのことが、チームに良い影響を与えとる。
まさにDLのエース。
お前はその役割をしっかり果たせとる
だから焦るな
モテへんぞ」

同時刻 京都 兵安高校野球場

夜11時にもかかわらず、早乙女がバッティング練習中。

バトルスタディーズ80

平も黙々と走っている。

2人の様子を見て下級生が話している。

バトルスタディーズ80

「しょーみセンバツも早乙女さんがいーひんかったら負けてたし・・・
次勝ってハッキリさせるぞ!
どっちが強いかをな。」

「おれ等ベンチ入ってへんけどな・・」

「ハハハ、はぁ・・・」

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毛利と門松。

門松
「何を経験すればあんな背中になるのか・・
いまハンパなく辛ぇし帰りてぇけど、1年半がんばりゃあワテの背中も語りだすと思うと、ここで帰るわけには・・・」

毛利
「もうえぇかな相棒・・・
もうしんどいねん
話も全然入ってこーへんわ・・・
オレは帰る。鬼頭と編入先で甲子園いくわ・・・

門松
「カムバック」

毛利
「勘弁してくれ・・・
相棒と離れんのイヤやけどもうアカンねん
気持ちの糸、切れた・・・
プロ野球選手の夢は続いてるけど、ぶっちゃけた話・・・
いまは・・とりあえず
普通の生活に戻りたいねん」

バトルスタディーズ80

毛利、塀を降り始める
「もうここの生活には耐えられへん
イヤやねん
ホンっっマに
相棒の言うことがなんとなく正しいのはわかってる
でも・・・
いったん家に帰って冷静に考えたいねん
ほんで自分が間違ってると思ったら
戻ってくるし
なっ!だから今日は帰るわ」

門松
「戻ってくるだと?
ブラザー・・・
この壁は見た目よりデケェ
一度越えたらたぶん・・
そう簡単には・・・

バトルスタディーズ80

門松、上着を脱ぎ、上半身裸に。
「シャル ウィー ダンス?
ドゥーユーリメンバー?
テメェと一緒に野球がしてぇ」

今までのことを思い出す毛利。

バトルスタディーズ80

毛利に手を差し伸べる門松。

しかし・・・

バトルスタディーズ80

–80話ここまで

次回 バトルスタディーズ 81話へつづく

○感想

毛利、行っちゃいましたか・・・

門松の説得に応じると思ってましたが・・

鬼頭がダマしたことを知った門松はどうでるでしょうか?

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