銀魂 603話 忍者とバカは高い所が好き

公開日: 

全蔵が江戸城のしゃちほこの上にトンと降り立ち江戸を眺めている。

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全蔵
「・・・・・・・
いい眺め・・・
とは言い難いねェ

銀魂603

城の一室。

銀魂603

解放軍の駐屯地に民衆が大挙し攻め込んでいると
暴動は江戸各地に及んでいるというぞ!!
暴動どころの騒ぎじゃない
これはただの戦争だぞ!!」

背景には街中で侍が春雨相手に刀を揮っている様子が書かれている。

「これでは解放軍との協定も台無しではないか!!
今度こそ奴等は江戸を侵略しにかかるぞ!!
だから余計なマネをせぬよう民衆どもを見張っておけと申したのだ
そんな者がどこにいる!!
既にこの国は国を護る軍も
治安を護る警察もロクに機能していないのだぞ!!
肝心の幕府もこの通り国の危機を放ってどこぞに逃げおおせ 合議にも顔を出さぬ者ばかりではないか!!
顏を揃えた所で役に立つ者がどこにいる!! もうこの国はとっくに瓦解しているのだ!!
何だと貴様 そこに直れ
貴様こそ責任をとって腹を切れ!!」

その様子を天井裏から見ている全蔵。

そして、場面は変わり銀時達のもとへ。

コンテナの間を走り進む万事屋の3人と信女。

銀時
「それこそが虚の狙いだと

銀魂603

新八
「じゃあ桂さん達の交渉はムダになってしまったんですか!!」

信女
「どの道 こうなる事は解っていた
解放軍は天導衆を倒すためにここに来たんじゃない
天導衆は・・・
虚の道具としての役割を終えた
もうとっくに虚(かれ)に始末されてる
そして恐らく解放軍は
その事実をしっている
しっていてなお 地球から兵を引いていない
戦争がお望みなのは
虚だけじゃない」

背景には圓翔の姿。

「戦わなきゃ終われないのは
アイツらだけあないってこと」

銀時
「・・・・・・・・・
お前もそのクチってんじゃあるめェな」

信女
「さあね
少なくとも この事態には感謝してる
戦争云々はしらないけど 神出鬼没の虚がようやく尻尾を見せた
奈落の襲撃した駐屯所は 江戸各所にあるけど
もし虚が現れるとすれば」

物陰に身をひそめて港の様子を見る銀時達。

銀魂603

神楽
「いや
奈落もアル
玉砕覚悟で
解放軍(てき)を道連れに・・・」

銀時
「・・・・・・」

信女
「敵も味方もない
虚にとっては
ただの道具」

暗い表情の銀時。

銀時
「・・・・・・・・・
どうやら
俺もお前と同じクチらしい」

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銀時の目線の先には・・・虚の姿。
「戦わなければ
倒さなければ
終われねェ」

一瞬で虚の前に出る銀時
「てめェだけは」

銀魂603

場所は変わって、江戸から離れただんご処。

全蔵
「この国はもうダメだ
幕府に残るのは愚物ばかり
崩れてゆくこの国を支える者はもういねェ」

全蔵が膝をつき話している先には そよ姫とじいや。

全蔵
「アンタのすべき事はただ一つ

銀魂603

直 江戸は戦火に包まれる
火は江戸だけじゃおさまらんだろう スグに地球から逃げる船を用意するんだ」

そよ姫
「それができるくらいなら私はもうとっくにここにいません
全蔵さん
ここにはまだ国を護ろうと戦っている人達がいます
何ができるか解らないけれど 私も一緒に戦いたいんです
だって 私はあの人の
将軍 徳川茂々の妹ですもの」

兄の顔を思い浮かべるそよ姫。

全蔵
「将軍の妹なんざもういねェよ」

そよ姫
「!」

じいや
「全蔵殿 無礼ですぞ!!」

全蔵
「ただの妹の義務は兄貴の分まで生きる事 そして
俺の義務は護れなかった兄貴の分までアンタを護り切る事だ」

そよ姫
「全蔵さん 兄上の件はあなたのせいでは」

立ち上がる全蔵。

全蔵
「もういい 駄々こねるなら尻ひっぱたいてでも連れていくだけだ」

そこへ現れる百地乱破。

百地
「ほう それでどうする
誰もしる者のない地で
失った友の数を数えて生き続けるか
全蔵
友への贖罪のために生きるのは結構だ
だが今地球(ここ)に懸命に生きている
まだ護れるかもしれぬ友がいる事も忘れるな」

背景には 九兵衛 猿飛 お妙 日輪 晴太 月詠の姿。

百地に背を向けたまま全蔵は言う。

銀魂603

「だが思う
失った友の分まで生き続けるのも
今生きる友の隣で戦い共にしぬるのも どちらも友の道であると
だからわしにお前と姫を止める権利はない
わしにできる事は
失った友の分まで
友と共に生きようと抗う事だけぞよ」

そよ姫
「全蔵さん
あの人も・・・戦っているんでしょ
なら私も・・・私達も
戦わなきゃ 這い上がらなきゃ
悲しみの底から
憎しみの底から
負けられないじゃない
徳川喜々(あのひと)だけには」

場面は変わり、喜々や坂本が春雨に銃を向けられている。

二人は手を後ろに縛られている。

喜々
「これは一体何のマネだ」

圓翔が二人の前にやってくる。

圓翔
「それが解らぬ愚鈍な君主ならば
そなたの国が滅ぶのも無理はない
協定を破棄し先に銃口を向けたのは地球人(そなたら)だ
そなたの国は滅ぶ 天導衆と共に」

喜々
「・・・・・・!!」

坂本
「そうか
それが天導衆の仕業と解らん愚鈍な指導者ならば
お前(おまん)の解放軍(ぐん)も滅ぶ事になるぜよ
だが それをしった上でわしらに戦争をふっかけとるなら
まだ生きる望みはある

銀魂603

圓翔
「なるほど 紫雀の言う通り度胸と口だけは一人前だ
だが安心しろ
戦争など起こらない」

窓から地球を眺める圓翔
「地べたで指をくわえるうち
空を仰ぎ瞬きするうちに
全て終わる」

江戸の住人達がゴゴゴという音に気づき空を仰ぐ。

銀魂603

そなたらの剣(ぼうきれ)など
どこにも届かない」

銀時の向けた剣先は虚に届いていなかった。

銀時の足に絡みつく奈落の屍。

しんでいるのに動くそれらを見て青ざめる銀時の前では虚が刀を振り上げる。

信女が銀時に絡みつく屍の手を斬り、間一髪で虚の刀を避ける銀時。

血だらけの屍と思っていた奈落達が立ち上がる・・・

銀時
「こ・・・こいつら
まさかっ
不し者!?
虚 てめェ
まさかコイツらに 血を・・・」

銀魂603

その剣で私と戦い、ここで終わるか・・
どちらでもお好きな方を選びなさい。

銀時
「じゃあ
この剣でお前も解放軍もぶっ潰す。」

–603話ここまで

次回 銀魂 604話へつづく

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