山田くんと7人の魔女 223話 もしかして怖い?

公開日: 

生徒会室。

玉木
「いよいよこの時が来た
明日の放課後、儀式を決行する!!」

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黒崎
「ま・・・・・・マジかよ!?」

玉木
「君達2人は参加する魔女に伝えてくれ」

有栖川
「ハーイ!!」

玉木
「山田君もいいね?」

山田
「あぁ」

小田切
「やっとこの状況から解放されるのね。
選挙戦からずいぶん時間がかかったけど、よかったわね山田!
やっとみんなに思い出してもらえるじゃない・・・・・・!」

山田
「え・・・・・・あぁ」

小田切
「まー私も?
かつて役員をしてたあなたを忘れたままは不便だし?
あなたも私に忘れられたままは苦痛でしょ?」

山田
「は?」

山田くんと7人の魔女223

山田
「そういえば悠理は?」

玉木
「あぁ、今ちょうど仕事を頼んでいてね・・・・・・
彼がどうかしたかい?」

山田
「あいつ・・・・
儀式に反対してただろ?
どうなったのかなって・・・・・・」

玉木
「あぁ・・・・・・それなら問題ないよ。
確認なら取ってある」

山田は悠理の言葉を思い出す。
”今さら記憶を戻されるのは、とても不都合なんですよ・・・!”

超研部部室。

山田が考え事をしていると

「・・・田。ねぇ!」

山田くんと7人の魔女223

伊藤
「とにかく!
これで記憶も戻ることだし、アタシ達も安心したわ」

椿
「夏休み前に解決しそうでさ!」

山田、浮かない顔
「ああ・・・・・・!」

白石は山田の表情に気づいていた。

放課後、山田と白石は一緒に帰っている。

白石
「どうかしたの?」

山田
「え!?」

白石
「山田君・・・・・・ずっと考えごとしてるみたいだから」

山田
「そ・・・そんなことねぇけど、やっと記憶が戻るんだなってさ・・・・・・!!」

白石
「もしかして怖い?」

山田
「はぁ!?な・・・・・・なんで!?」

白石
「だって・・
1年の終わり頃の事・・・
私たちが出逢う前、すでに出逢っていた時のことも思い出すことになるんでしょう?
まえに”怖い”って言ってたから。」

山田くんと7人の魔女223

山田、急に足を止めて
「悪い、白石!
今日は先に帰っててくれ!
どうしても気になることがあるんだ!!」

山田は走り去る。

山田の行き先は・・・生徒会室。

悠理
「・・・なるほど」

山田くんと7人の魔女223

山田
「選挙戦後も詫摩と結託して動いてたのは、詫摩の正体と企みを知っていたからだ。
そもそも玉木の秘書になったのも儀式を阻止するのに都合がいいからだろ?
そこまでしてきたオマエが、あっさり俺に味方するはずがねぇ・・・・・・!!」

悠理
「・・・・・・さてどうでしょう?」

山田
(ズバリだろ)
「どうせ玉木には姫川のことで脅されてるんだろ?
会長権力をもってすればどうとでもなる。
姫川の奴、あんまり頭良くねーしな。
まー許してやってくれよ、玉木も俺のためにしたことで・・・」

悠理
「わかっていますよ。
だから僕は儀式に協力せざるを得ない」

山田
「いやー・・・そうじゃなくてだな・・・・・・
俺はちゃんと全員が納得したうえで記憶を戻したいんだ。
だからお前が儀式に反対する理由を知りたいんだよ!」

悠理
「つまり僕の問題を解決したいと?」

山田
「まぁ・・・
そういうことだな。」」

悠理
「そういったくだらない正義感はいずれ己を滅ぼしますよ」

山田
「あ゛あ゛!?」

悠理
「それに元凶のあなたに言われたくない」

山田くんと7人の魔女223

山田
(姫川・・・・・・?)

悠理
「過去に一度、あなたとそらちゃんの間に何かあったことは間違いないんです。
それによってそらちゃんは深くキズついた。
あなたのことを思い出せば、彼女はまた不幸になる」

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山田
「はぁ!?そんなはずねぇだろ!
あいつはそこまで弱い奴じゃねぇ!!
おまえも幼なじみならわかってるだろ!?」

山田くんと7人の魔女223

だからオマエはいつまでたっても姫川にとって“年下のかわいい幼なじみ”のままなんだ。
本当は姫川を振り向かせたいんだろ・・・・・・」

山田くんと7人の魔女223

振り向いて悠理
「あなたに言われたくないですね」

山田
「わかってるよ!!
俺だって自分で言いたかねーけどオマエが・・・・・」

「どうしたの・・・・・・?」

山田くんと7人の魔女223

悠理
「!」

山田
「姫川・・・?」

姫川
「?すみません、悠理君がご迷惑おかけしまして」

山田
「え・・・・いや・・・・」

山田くんと7人の魔女223

山田
(これじゃあまるで・・・・・・
まるで人形じゃねえか・・・・!!)

姫川
「またね」

パタンッ

姫川は出ていき・・。

山田
「おまえ・・・・・・
あれが幸せだって言うのかよ?」

悠理
「わかっています」

山田
「記憶がねえからあいつはあんなふうになっちまったんじゃねぇのかよ!?」

悠理
「わかっていますよ」

山田
「それでもおまえはあいつに記憶を取り戻させたくねえって言うのかよ!?」

山田くんと7人の魔女223

山田
「ハッキリ言えよ。
自分の力じゃどうにもできないってわかってるんだろ?
姫川は俺が救う。
それができるのは俺だけだからだ!!!」

悠理
「お願いします」

山田くんと7人の魔女223

翌日。

玉木
「みんな集まったね。

山田くんと7人の魔女223

–223話ここまで

次回 山田くんと7人の魔女 224話へつづく

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