宇宙兄弟 281話 語らずともそこにいてくれればいい

公開日: 

冒頭、回想から

CES-66クルー打ち上げ前。

スポンサードリンク

バトラー
「分かるかハガード?
岩の中心に影が見えるだろ・・・?
それがその人形だ」

宇宙兄弟281

ハガード
「今回のミッションではフセンも貼ってないような地帯だな」

バトラー
「そうなんだ、だがエディが月行きを決めた理由はそこにあると言っていい」

ハガード
「ここへ行かせるためにEVAを組むってのか?」

バトラー
「・・・・・・君もヒューストンロケッツの優勝戦の時は仕事さぼって観に行ったろ。
周りの迷惑も顧みず」

宇宙兄弟281

「あの男の兄貴だぞ。エディ・Jは」

CES-66クルー 滞在22日目 太陽フレア発生

モッシュ
「今わずかですが基地とつながりました!
”SHARON”運搬のため、エディとムッタがEVAに出るようですが、メディアカルオフィサーは反対して中止を求めています。

宇宙兄弟281

宇宙兄弟281

ハガード
「”SHARON”のためにEVAは必要だ。
説得してくる。」

【現在】
オペレーター
「太陽フレアによる放射線が、間もなく月面に到着します」

ロバート
「エディたちが間に合って良かった」

宇宙兄弟281

ムッタ達は基地の中でぐっすり眠っている。

朝、ハガードが出勤。

ロバート
「”SHARON”は無事基地内に収容されたよ、ひとまず安心だ。」

ハガード
「それはいいんだが・・・
エディとムッタの戻りが朝7時ってのはどういうことだ?
3時~4時のはずだったが・・・」

宇宙兄弟281

ロバート
「2人の宇宙服搭載カメラの映像が送られてきたから見てくれ」

映像を早送りして・・・

「・・・おっとここだ。
2人はバギーを充電しようとしてたんだが・・・
ここで電気系のトラブルが起こったらしい」

ハガード
「・・・過電流か・・・」

ロバート
「そしてこの先も・・・」

宇宙兄弟281

宇宙兄弟281

ロバート
「エディは手のケガとチアノーゼを起こしたそうだが・・・
カルロの処置で今は安定した状態ということだ」

ハガード
「・・・・・・なんて2人だ、バッテリーのために・・・
あの谷を降りるとは。」

宇宙兄弟281

ハガード、納得の笑み。
「大体のことはわかった。
詳細を求めるのは後にして2人はしばらく休ませてやろう。
語らずともそこにいてくれればいい。
彼らはよくやった」

スポンサードリンク

月面基地

ムッタ
「ん~~、あ゛~~ おはようブギー」

ブギー
「オハヨウゴザイマス、モウ13時半デスケドネ」

ムッタ
「んあ~ なんか・・・変な夢見たなあ」

ブギー
「寝言を言ッテマシタヨ、”ウソでしょ!?”・・・ッテ
何が”ウソ”ナンデスカ?」

「いや~、何だったかな・・・
アイアンマンに連れ去られたのは覚えてんだけど・・・」

「ヤハリ相当オ疲レノ様デスネ。」

テーブルにつき、朝食を摂りはじめるムッタ

ラジオ
『ロスにお住まいのカール君9歳からの質問!大好きな野球選手にサインボールをもらったのですがサインが読めません。
どうして読めない字を書くんですか?』

『なるほど。いい質問だねえ、カール君。
よ~し、教えてあげよう・・・「野球選手ってのは」・・・「相手に”サイン”を読まれてはいけないから」だよ』

ムッタ
「・・・・・・」

エディ
「いつもこれ聴いてんのか?」

ムッタ
「うん、もはや落ち着くんだよなんか・・・
あ~うまいなメシって。」
(目には見えない放射線が今も大量に降り注いでいる。
ただ・・・私達が本当に注意しなければならないのは2日後にやってくる磁気嵐の方だった。)

宇宙兄弟281

地球上のある街。

若者がスポーツタイプの自転車で走っている。

その自転車はある店の前に止まる。

若者が店に入っていくと、待ち合わせていた人がいたようで

「よう・・・ようやく話せるな」

若者
「ああ」

イヴァン
「なんだよお前・・・息切らして。まさか・・・本当にチャリで来たのか?」

日々人
「”星の街”からここまで32kmだよ」

宇宙兄弟281

「32km」も、「38万km」も、この男にとっては「ケーキ一切れ分」!
今は、兄の背中しか見ていない!!

–281話ここまで

次回 宇宙兄弟 282話へつづく

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑