ワンピース 840話 鉄仮面

公開日: 

ヨンジ
「 “これ” が何かって?各国が恐れる

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ワンピース840

サンジ
「!? 何で水の中に・・・!!」

ヨンジ
「培養液だ・・・」

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ヨンジ
「サンジ 人間は・・・ “作れるんだ” !!」

サンジ
「!?」

ヨンジ
「ジェルマは代々 “科学の国” ・・・父もああ見えて優秀な科学者だった・・・
おれ達が生まれる前は海外の無法な研究チームに所属し、かのDr.ベガパンクと共に兵器の研究をしていた」

サンジ
「・・・あいつがベガパンクと・・・!?」

ヨンジ
「若き日のな・・・その時ベガパンクが成した偉業こそ 生物の “けっ統因子” の発見・・・!!
こいつは一歩間違うと神の領域に達する、いわば “生命の設計図” の発見だった
“世界政府” はこれを危険視してベガパンクを逮捕・・・!!研究チームは解散・・・!!いや・・・政府に買収された
・・・だが父は政府の手から逃がれ、1人この “ジェルマ” で研究を続けた ”命” の・・・ “コピー” と “改造” の研究を
・・・そしてこの地下施設が生まれたんだ!!こいつらは全員・・・!!たった数名の優れた兵士達の “コピー” !!”複製(クローン)兵” だ・・・!!」

サンジ
「!?」

ヨンジ
「勿論そんな事は本人達は知らねェがな・・・!!
あらゆる国々がウチの軍隊を恐れると同時に憧れ・・・!!欲している!!そりゃそうだ、強くて従順・・・!!こいつらは”し”を恐れず裏切らない様プログラムされてる
しんだらまた補充すればいい 20歳の兵士を1人作るのに5年かかる ここは兵士のストック倉庫(デポ)さ・・・!!
5年でできるのにこいつら全員、まるで20年生きて・・・」

サンジ
「やめろ!!もういい!!」

ヨンジ
「?」

サンジ
「・・・吐きそうだ」

その場に腰かけて煙草に火をつけるサンジ

そこにやってくるイチジとニジ

イチジ
「お前が海賊をやってると聞いた時、あの出来損ないも少しはマシに成長したかと思ったが」

ニジ
「相変わらずでガッカリだ・・・!!」

サンジ
「ニジ・・・てめェ・・・!!」

ニジ
「ん?」

サンジ
「コゼットちゃんに・・・

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「大罪だぞ 思い知らせてやる!!」

吹っ飛ばされたニジはへこんだ顎を手で戻している

イチジ
「待てよサンジ お前には “イーストブルー” に人質がいる事を忘れるな」

サンジ
「!!」

ニジ
「 “ステルス” 」

姿を消したニジがサンジの後ろから首に腕を回す

ニジ
「何だよお前・・・あんな “メシ炊き女” を気に入ったのか?」

ニジの腕を掴んだサンジだったが・・・

ニジ
「反撃はするな ”イーストブルー” で血が流れるぞ」

動きが止まるサンジ

ニジ
「 “起電(ヘンリー)” “ニードル” !!」

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サンジ
「おわァ!!」

そして電気を纏った腕で殴り飛ばすニジ
「それを聞いてりゃ顔面は潰さなかった」

イチジ
「重傷でよければすぐにお前の召し使いにしてやるが?ハハハ・・・!!
改めてお帰りサンジ・・・我らが “ヴィンスモーク家” へ・・・!!今一度おれ達の階位(ヒエラルキー)を確認しておかなきゃな・・・!!」

サンジ
「・・・!!」

イチジ
「お前は “失敗作” なんだ」

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話は過去へ

ジャッジ
「いいか、お前達は私の “最高傑作” だ・・・!!・・・研究の粋を集めた科学の操作により人間を超える存在として生まれた!!
くだらぬ世の情けに流される事もなく、行く行くはそれぞれが軍隊を率いて科学の力でより進化する “ジェルマ66” を支配する者達・・・!!
才能は与えた!!後は鍛錬だ!!」

5人
「はい!!父上!!」

様々な訓練を行うがサンジは1人だけ足が遅く、海で溺れたりもする

それを見てイライラするイチジ・ニジ・ヨンジ

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竹刀を持って向かい合うサンジとニジ

避けもしないニジの体に当たった竹刀は折れる

そしてボコボコにやられるサンジ

笑う他の3人

その様子を見ていたジャッジ
「・・・なぜサンジだけ弱い・・・スコアは開く一方だ」

研究員
「検査の結果が出ました イチジ様・ニジ様・ヨンジ様に至ってはすこぶる順調 ”外骨格” も発現し、体のバネも腕力もすでに成人男子に匹敵する数値
・・・しかしサンジ様は・・・申し上げにくいのですが・・・ “失敗” と言わざるを得ません」

ジャッジ
「!?」

研究員
「確かに “血統因子” の操作は4人共成功した筈でした・・・しかしどういう訳かそれが今生まれたままの形に・・・」

ジャッジ
「つまり?」

研究員
「サンジ様は・・・ただの人間です」

ジャッジ
「・・・!!」

ワンピース840

サンジ
「うまいか?」

その時、部屋に入ってくるジャッジ
「サンジ!!またネズミにエサを作ったのか 王族が奉仕をするな!!何度言わせる!!」

サンジ
「でも・・・おれは・・・」

ジャッジ
「母ならもうしんだ!!亡き者の影を追うな!!お前は他の兄弟と違って才能がないんだ!!」

サンジ
「・・・!!」

ジャッジ
「ならば10倍100倍の努力をしろ!!お前達は私の思い描くジェルマ復活の計画の一部なのだ!!失望させるな!!」

窓を割り、ネズミと料理を投げ捨てるジャッジ

サンジ
「あ!!」

睨みつけるジャッジ
「二度と料理もするな」

泣き叫ぶサンジ

その後もサンジに変化はなく、ボコボコにやられる

笑う4人

ワンピース840

「イテ」

研究員
「変わりなし・・・」

ジャッジ
「将来性 “0” か・・・!!何という無駄な存在」

ジャッジは兵士達を集める

そこにはサンジの遺影

ジャッジ
「まさかの遭難とは・・・悲しい!!5人揃って “ジェルマ” を背負って立つ戦士になる筈だった・・・!!有望な息子を失ってしまった」

涙を流す兵士達

ニジ
「ホントにしんだのか?」

イチジ
「さァな、どうでもいいあんな奴」

レイジュ
「・・・?」

サンジは鉄仮面をつけられて地下へ連れて行かれる

サンジ
「え?・・・外れないよ・・・!!お前たち何すんだ・・・!!」

ワンピース840

置いてかないで!!こわい!!しんじゃうよ!!
お父さんを呼んでよ!!お父さん助けて!!ころされるよーっ!!」

兵士
「国王様のご決断です・・・サンジ様を “生まれなかった” 事にしたいと・・・」

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–840話ここまで

次回 ワンピース 841話へつづく

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