ドメスティックな彼女 112話 本気!

公開日: 

美雨の告白に漂う暗雲!
元・教え子が恋敵に?

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モモが何かを食べながら
「ねーねーミューひゃん・・・ふごい気合入ってると思わない?
あの人の服・・・あれ絶対桐谷先生に会いに来たよね・・
まさか、もう自分が生徒じゃないからって告白しに来たんじゃ・・・」

葦原、不安が大きなる。

和装喫茶は今日も大盛況。

客足がだいぶ落ち着いてきたころ、

モモ
「そろそろ休憩いいかなぁ・・・?」

樺沢
「大丈夫じゃないですかね?」

バルス
「またお前も先輩達と休憩?」

桜坂
「いや、今日はいいかな・

ドメスティックな彼女112

桜坂
「それに俺、他の人邪魔してるようじゃダメだなって・・・
もっとモモ先輩に相応しい男に」

バルス
「はいはい、好きにしろ」

そしてアルは
「ルイちゃん行こ」

ルイ
「うん・・・」

ドメスティックな彼女112

ルイ「!」

アル
「いいでしょ・・・カップルイベントだしさ」

やや戸惑った表情のルイ。
「・・・・」

夏生は恋人つなぎをしているアルとルイの後ろ姿を見ている
「・・・・」

モモ
「なーに見てんの?
あ、アルルとルイルイ!
早速手繋いじゃって!
お似合いだよね~
もうラブラブカップルにしか見えないよね」

ややオーバーにはしゃぐもも。

夏生は浮かない顔。
「そう・・・だな・・・」

夏生とモモはゲーム会場に来て・・

夏生
「今日まわるゲーム会場ってどこだっけ。
昨日貰ったコース書いてある紙忘れてきた」

モモ
「大丈夫、私全部覚えてるから」

夏生
「そか」

モモ
「ねぇ、夏生くん・・・ちょっと目瞑って?」

夏生
「え?」

モモ
「次のところサプライズ的な演出があるみたいなの。
びっくりさせたいからお願い。」

夏生
「そうなんだ・・・まぁいいけど・・・」

夏生は目を瞑り、ももが手を取って誘導する。

モモ
「ゆっくり、次の段で終わるから・・・ここ左に曲がるよ・・・そう、はい、開けていいよ」

ドメスティックな彼女112

夏生
「え、ここ部室じゃん・・・ここが次のゲーム会場?なわけないよな」

ももはそっと扉の鍵をかける。

モモ
「ごめんね・・だますようなことをして。
でも・・・

ドメスティックな彼女112

夏生
「え?じゃあイベントどうすんだよ・・?
休憩時間に限りだってあるし・・・」

モモ
「いいよ・・・もうゲームは・・・」

夏生
「いいって・・・」

ももによる回想。

昨日のモモとアル。

アル
「明日・・・俺らと会わないようにしてくれないかな?」

モモ
「どゆこと?」

アル
「ごめん勝手なお願いだって解ってるんだけど・・・
なんかイベント中に顔合わせちゃったら、気にしちゃうじゃん?
友達同士だし・・・
2人きりでイベントに集中したいっていうか・・・
ルイちゃんには俺の事だけ考えてほしいっていうか・・・」

モモ
「いいよ・・・」

アル
「ホント?」

モモ
「うん、むしろアルルのお願いで自分の気持ちにも気づけた。
イベントに頼らなくたって、二人の時間を過ごせればいいんだもんね」

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夏生
「なにまたからかってんだよ・・・
で?ホントの会場はどこ?
早くしねーと休憩終・・・」

モモ
「からかってるんじゃないよ!

ドメスティックな彼女112

夏生
「二人で過ごすって何するんだよ。
下なら店とか色々あるけど・・・
ずっと話でもすんの?」

モモ
「ん~それなんだけどぉ
ただ世間話するのも飽きるじゃない?
だからごっこ遊びはどうかなって」

夏生
「ごっこ遊び?」

ドメスティックな彼女112

夏生
「こ・・恋人・・?」

モモ
「そ!
あたしたちは、今付き合って2週間のカップルなの!
文化祭準備で遅くまで二人で残った時、夏生くんが告ってくれた設定!」

夏生
「へぇ・・・了解!」

モモ
「イメージしてぇ~?はい、ここからスタート~

ドメスティックな彼女112

モモ
「夏生くんは私のどこが好きで告白してくれたの?」

夏生
「うーんどこって言われても
そうだなぁ
色んなとこ含めて”かわいい”ところかな。
優しいとことか、明るいとことか、変なマスコット好きなとことか、マイペースな様ですごく気を遣ってるとことか・・・
実は芯が強いとことか・・
でもふとしたところで泣いちゃうとことか・・・

ドメスティックな彼女112

葦原は悶々としていた。

「告白しに来たんじゃ・・・」
というモモの言葉が頭から離れない。
(そりゃ告白するとしたら私の方が圧倒的に不利じゃない。
現役生徒だし
間が空いてるといえど、向こうの方が関係は深いだろうし

ドメスティックな彼女112

私の気持ちは先生に知ってもらうことがないまま、消えていくしかないの?)

葦原がふと顔を上げると

ドメスティックな彼女112

楠本も葦原に気が付く。

楠本
「ち、違うの!こいつはカレシとかじゃないから!ただの大学の後輩でついてきただけで」


「何も聞かれてないよ~」

葦原
「あ・・そうなんですか・・・」


「まだ俺の片思い中です」

楠本
「あんた、なんでフツーにそういうこと・・・」

くすくすくす・・

葦原、つい笑ってしまう。

楠本「何よ」

葦原
「ゴメンナサイ。
あたしてっきり先生に告白しにきたと思って勝手に焦って・・・
まさかデートに来てたなんて」

楠本
「デートじゃないってば!」


「まぁそう照れなくても」

楠本
「照れてない!!!
告白は・・・もう一回してキッパリ、ハッキリフラレてるから今更しないよ。
今も忘れられずにはいるけど・・・
そっか。
あんたも好きなんだっけ。
焦るってことは・・・告る気なの?」

葦原
「・・・そのつもりでいました。
もちろん交際の要求ではなく気持ちを伝えるだけの・・・
でも正直迷っています。
やっぱり迷惑かなとか
困った顔するかなとか・・・」

楠本
「いんじゃない?
言うだけ言っても。
あたしは強引に求めて玉砕したけど、迷惑とか思う人じゃないよ。
その気持ちに応じることは出来なくても、ちゃんと受け止めてはくれると思う。
よく言うじゃない。
芽生えた気持ちは伝えてあげないとかわいそうだって」

モモが夏生にキスをする。
かなり濃厚な・・・

ドメスティックな彼女112

モモ
「何、考えてるの・・・?」

夏生
「あ・・いや
きっとこういうのが、一番普通で自然なんだろうなって・・
モモとだったら・・・」

見つめ合うモモと夏生

モモ
「夏生くん。後夜祭の時またここに来て

ドメスティックな彼女112

–112話ここまで

次回 ドメスティックな彼女 113話へつづく

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