山田くんと7人の魔女 224話 一緒にはいられねーか。

公開日: 

全ての記憶を取り戻す、《儀式》が始まる!
山田にとって、吉と出るか。それとも・・・

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空を雷雲が覆い、時々稲光を発している。

玉木
「これより儀式を開始する!!!」

山田くんと7人の魔女224

玉木
「覚悟はいいね山田君?」

山田
「ああ!!
黒詫摩から能力はコピー済みだ。6人目の魔女の代役は俺が務める。」

玉木
「君にはそんなこともできるんだね」

白詫摩
「7人目の魔女のオレがいないんじゃ、儀式にはならないからね」

山田くんと7人の魔女224

玉木
「山田君の代役は僕がやる。君の願いは“全ての記憶を戻す”こと、それでいいね?」

山田
「あぁ、頼んだぜ!」

白詫摩
「やれやれ・・・・・・また男子とキスするのかぁ・・・」

玉木
「じゃあみんな!魔法陣に沿って輪になったら手を取り合ってくれないか?」

山田くんと7人の魔女224

悠理
「本当にこんなことで願いが・・・・・・?」

山田くんと7人の魔女224

雨と雷鳴が止み、

玉木
「?急に静かになったような・・・まさか時間が止まって・・・」

水滴が空中で止まっている。

山田くんと7人の魔女224

詫摩
「せっかくだし全員やっておこう。」

玉木
「満足かな?
・・・
さて始めよう
取り戻すんだ。全ての記憶を!!」

・・・

空中に浮かんでいた水滴も床に落ち、時間が再び動き出す。

翌日、山田家。

巽美
「お兄ちゃーん、チコクするよ!いい加減起きなよ!!」

山田の部屋を開けると

山田くんと7人の魔女224

山田が校門に到着。

山田くんと7人の魔女224

山田
「おっしゃ、さっそく部室行くか!」

生徒たち
「おいあいつ・・・」
「山田?」

山田くんと7人の魔女224

山田
「?」

生徒たち
「やっぱそうだよね」
「怖ーー」
「うっそマジか」
「つーかどうして学校来てるんだよ・・・・・・」

山田くんと7人の魔女224

山田は気を取りなおし、ロッカールームへ。

山田に気づいた生徒は
「うわ山田!」

山田
「!」

生徒は落とした教科書も拾わず逃げていく
「ひいっすみませんでしたーッ」

その後も生徒たちは山田を避けて、遠巻きにひそひそ話をしている。

山田
「ど・・・・どうなってんだよ・・・・?」
(これじゃあまるで・・・・・・ひとりだったあの時と同じ・・・・・・・・・)

山田は超研部の部室前まで来たが、ドアを開けられず、その足でポエム部へ。


「それでビビって逃げて来たわけか」

山田
「はぁ?何でそうなるんだよ。
おまえのこと確認しに来てやったんだろ?
気になってな!俺と一緒に忘れられてたからよ」

山田くんと7人の魔女224


「こっちの学校で2回も暴力事件を起こす奴なんて煙たがられて当然。普通なら退学処分モノだしな。
なのにまだ通えてるのはおそらく記憶消去が繰り返された結果だろう」

山田
「つーかそういうオマエはどうなんだよ?」


「?」

山田
「みんなに思い出してもらえてたんだろ?」

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「そうだな。俺は謹慎になったこともねぇし、元々校内で信用がなかったわけでもない。だから特には・・・・・・」

山田
「そうじゃねえよ
小田切には会ったのかよ?」

潮、ギクッ

ノア
「聞いてくださいよー
それが何かと理由をつけてー
会おうともせずぅー」

山田
「ほう」


「ちッ違う!!
前にしつこく食事に誘った件もあったしな。
小田切にも心の整理をする時間が必要だ」

潮、汗をかいている。

山田
「じゃあ俺はそろそろ行くかな。
おまえの状況も知れたことだし!」


「え・・・・・・ああ!
・・・竜!」

山田くんと7人の魔女224

山田
「バーカ、あいつらは他の連中とは違えんだ。
だって記憶がなくても俺と一緒にいたんだぜ?」

超研部前で立ち止まる山田。

中から伊藤の声が聞こえてくる。

伊藤
「やっぱり山田って2回謹慎になってるよね・・・?」

白石
「うん・・・・・・1年生の時と2年生の時に」

伊藤
「急に思い出したのって儀式のせいでしょ?」

山田くんと7人の魔女224

山田くんと7人の魔女224

山田
「・・・だよな。
さすがに2回も謹慎くらってる奴と一緒にはいられねーか。」

去っていく山田。

皆で山田を追いかける

伊藤
「ちょっと!アンタ今までどこにいたの!?
なかなか来ないから心配してたんだよ!?」

振り返る山田
「え・・・・・・」

山田くんと7人の魔女224

山田は固まってしまっている。

そこに背後から
「ちょっと山田!」

山田くんと7人の魔女224

山田
「みんな・・・・・・」

白石
「あのね山田君。みんな思い出したの。」

伊藤
「そういうこと!
今まで山田のこと信用してなかったわけじゃないけど、やっぱりどこか埋まらないスキマがあってさ。」

宮村
「おまえも見せないだけでそう感じてたんだろ?」

椿
「でもやっと取り戻せたな!」

白石
「だから改めて伝えたいの。」

山田くんと7人の魔女224

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–224話ここまで

次回 山田くんと7人の魔女 225話へつづく

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