ハレ婚 100話 上から男

公開日: 

ゆず
「危ない女を家にあげるワケにいかない。
あなたはどっちかしら。
美鈴さん。」

スポンサードリンク

美鈴
「私を疑っているんですか・・・?」

ゆず
「・・・それを見極めたいのよ。
夫人代表としてね。
中村美鈴先生。」

「!」

ゆず、胸の間からスマホを取り出す。
「ちょっとしたコネを使ってあなたの名字調べさせてもらったの。

ハレ婚100

美鈴、観念した様子。

ゆず
「まさかさつ人犯が紛れ込んでいたとはね・・・」

美鈴
「ころしてないわ。
正当防衛が立証されて無罪になった。
どうせならそこまで調べてほしかったわ。」

「ふーん?
正当防衛ねえ・・・
まー、親権はあるみたいだし、無罪は疑わないけど、刺すなんて・・・
よっぽど酷いことされたのね。
そんな人がまた結婚したいなんて、普通思う?
だってこの記事2年前よ。
10年経ってるならまだしも・・・
あたしだったらしばらく御免だわ。
あなたの本当の狙いはナニ?

逃げる未来を追っていた小春。

ハレ婚100

小春、ゼーゼー言っている
「あ~~
ナマったのかなあたし・・・
いやいやこれは下駄のせいに違いない・・・
全力出せば4歳児に負けるわけない・・・・」

すると・・

ハレ婚100

未来は出店で何かをもらって戻って来た。

ハレ婚100

ハレ婚100

美鈴
「・・・フフッ
あーあ、あと少しだったのに・・・
たしかに私もう結婚なんてしたくないわ。
あんな男と結婚したせいで私の人生滅茶苦茶よ。
たった一人の人間に縛られてずいぶん痛い目ににも遭ったわ。
いえ、今も遭ってるの。
どこへ逃げても白い目で見られて・・・
おかげで再就職もできない。
まぁ私だけの被害で済むなら自業自得かもね。
でも

ハレ婚100

だから婚姻制度を利用する。
一夫多妻なら他の嫁の目もあるし、夫が暴力を振るうことも無いと思っただけ・・・
財産と法で守ってさえくれれば誰でいいの。
愛なんて要らない。」

ハレ婚100

龍之介
「僕にも結婚にも何も期待していなかった。
それが今やこんな可愛い嫁に。
どうしたことでしょう。」

ゆず
「いーから。」

龍之介
「君はスレて歪んでしまってるけどハレ婚は君のような人のためにあると思うよ。」

美鈴
「人助けと思って結婚してくれますか?」

龍之介
「はは、まさか。
慈善活動なんて嫌だね・・・
僕は美女にしか興味ないの。

ハレ婚100

ゆず
「まぁ、どうやら悪い人ではなさそうね・・・」

スポンサードリンク

龍之介、はしごを使って降りてくる
「でしょ?
ゆずと小春ちゃんに挟まれても器用に立ち回れると思うよ。」

ゆず
「ちゃんとハシゴ片付けてよね!
あたしが怒られるんだから。
(美鈴に向き直り)
ハレ婚って、あなたが思ってるほど悪いもんじゃないわよ。」

そこに小春と未来が通りかかる。

ハレ婚100

小春
「えー!?
今日の美鈴さんすごくキレイ!!
えっ何!?ナニ話してたの!?」

ゆず
「うっさいわねー。」

ハレ婚100

小春
「なっ・・・なんか吹き込んだろゆずっ!!」

「べつにぃ?
何も~~?」

「ウソ!!
美鈴さん昨日とキャラ違うじゃん!!」

三人でわいわい言い合っているのを見て最初は笑っていた龍之介の目が次第に曇る・・
まどかのことを思い出したのだ。

ハレ婚100

龍之介
「・・・・・
そろそろ時間だ。行こう。」

–100話ここまで

次回 ハレ婚 101話へつづく

○感想

化けの皮というほどの事ではなかった・・・

最初の出会い(龍の心を読んだような言葉をかぶせる)も意図的にやったとすれば恐るべき人材。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑