食戟のソーマ 185話 好敵手(ライバル)との再戦

公開日: 

創真がアリスと電話で話している。

アリス
「葉山クンが・・・?」

創真
「・・・おう、そうらしーわ なんやかんやあってセントラルのメンバーに・・・」

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アリス
「もーっ!!なによなによ!一緒に月饗祭で頑張った間柄だっていうのに!私たちの敵に回っちゃうなんて!」

久我
「電話誰からー?」

創真
「で・・・そっちも三次試験は十傑との勝負か」

アリス
「えぇ、私もリョウくんも・・・これから対決の場に向かうところよ
まったく!葉山クンはガツンと叱らないといけないわねっ この私率いるチーム “白衣の3人組” で学んだマインドを忘れたの!?って説教しなきゃ!」

創真
「おーしてやれしてやれ あ、急ぎの伝言あるなら俺からしとくけど?今からすぐ会うし」

アリス
「いいえ・・・その必要はないわっ」

創真
「?」

アリス
「この三次試験・・・み~んなで突破して 明日以降の試験会場で会いましょう?それで葉山クンにみ~んなで文句を言うのよ♪」

創真
「・・・そだな!み~んなでだなっ」

久我
「・・・」

電話を切って・・

創真
「おーっし!他の連中も気合い入ってるみたいっすねー 俺も負けてらんないっすわー」

久我
「・・・幸平ちん ほんとは分かってんでしょ?
敵は十傑メンバー・・・幸平ちんだって勝てるかどうか分かんない相手だ 反逆者達全員が生き残るなんて事は・・・万が一にもありえないっしょ
・・・ふつうに考えればね」

創真
「・・・ ま・・・今は皆の事は皆に任せるしかないっすよ 俺は俺の勝負に向き合うだけっす!」

試合会場。

食戟のソーマ185

堂島
「両者出揃ったな ではこの勝負を公正に判定する審査員を紹介しよう」

創真
(審査員・・・)

食戟のソーマ185

シーラ
「ねぇベルタ、あっちの方がイケメンねっ」

ベルタ
「そうねっ、イケメンだねシーラ」

創真
「? ?」

シーラ
「でも私ねっ、イケメンすぎる人ちょっと苦手かも ちょっと見た目野暮ったいけどこの人の方が誠実そうかもー」

ベルタ
「シーラわかってなーいっ ああいうタイプの方がねちっこくて愛してくれたりするんだよ?」

葉山
「?」

シーラ
「そうなの?じゃあ私もイケメンの人応援するっ」

2人
「というわけでがんばってイケメンの人!」

創真
「やー 始まってもないのに何か負けた気分すわ」

久我
「ちょちょちょい!堂島パイセン!さっそく公正感ないんですけど!?なんなのあの女子達!」

堂島
「レオノーラ殿の部下にあたる少女達だ」

創真
「へ・・・?レオノーラって確か薙切の・・・」

堂島
「そして審査員長は・・・」

そこに1人の男がやってくる

シーラ
「あ・・・ナッサンだ」

ベルタ
「ナッサンおはよー!」

堂島
「遠月の研究部門 “薙切インターナショナル” を立ち上げたお方!現在組織の運営は奥方であるレオノーラ殿に任せ、外部との契約・折衝に尽力なさっている」

創真
「レオノーラさんの夫!?

食戟のソーマ185

堂島
「この3名に審査をお願いする!!」

食戟のソーマ185

食戟のソーマ185

握手を交わす堂島と宗衛

堂島
「ご足労感謝する宗衛殿」

宗衛
「久しいな堂島殿・・・健勝だったか」

創真
(おぉ・・・すげぇ堅物なかんじだな)

久我
「ちょっとちょっとー?まだ子供じゃんか こんな子達に審査なんてできんのー?」

ベルタ
「私失礼な人きらーいっ」

シーラ
「何よ文句あるの?おチビさん」

久我
「誰がチビだごらぁああ!!」

堂島
「彼女達は大脳生理学の知識と味覚センスを買われ、レオノーラ殿からスカウトされた天才少女だ 皿を見る目は間違いない」

2人にほっぺたを引っ張られる久我

中華研部員
「主将ー!主将から手を離せ!!」

久我
「けどさぁ!いくら堂島パイセンが推薦した人でも信用できないな その人、薙切薊に賛同してるかもしんないじゃん」

宗衛
「侮るな久我照紀 審査するからには絶対の公正を誓おう 仮にこの勝負が我が娘アリスの戦うものだとしても

それでも私はフェアに裁定する・・・たとえアリスが敗北を喫する事になろうともな!」

創真
「・・・」

久我
「・・・ふうん」

宗衛
「なぜなら」

懐からアリスの写真を取り出す宗衛「たとえ勝負に敗れようともアリスは世界一可愛いからだ フフフフフ・・・」

さらにレオノーラの写真も取り出す宗衛「おっとだがしかしレオノーラも世界一可愛い この2人の愛らしさこそ私の研究人生永遠に解けない唯一の難題だ」

創真
(親バカ&夫バカだった・・・)

宗衛
「さて・・・葉山アキラ、幸平創真 見よ、本日のテーマ食材となる熊肉だ」

創真と葉山「!!」

部員達
「おぉおおおっ!!

食戟のソーマ185

手拭いを腕からほどく創真「・・・葉山ぁ 選抜予選みたいにさ 食べ比べといこうぜ」

葉山
「何を作る気か知らねぇが もう比べるまでもねぇんだよ・・・俺とお前の力の差は」

堂島
「時間だな・・・それでは調理開始!!」

葉山が熊肉に手を伸ばす

部員達
「さぁ・・・葉山が手にした部位は・・・!?」
「ロースだ!ロース肉のようだぞ!!」

葉山は大きめにカットした熊肉にニンニク・生姜・玉ねぎのピュレなどをまぶす

部員達
「なるほど、マリネする事で肉を柔らかくしてゆくつもりだ!」

葉山はその間に卵と片栗粉を混ぜた “バッター液” と油を用意する

部員達
「あれはまさか・・・揚げ物・・・?」

葉山
「アメリカ南部に起源を持つ・・・歴史ある名物料理 “フライドチキン” 本日はそれをセントラルに相応しい味へとアレンジしご覧にいれましょう」

部員達
「フライドチキンの熊肉アレンジ・・・ “フライドベア” という事か!?」
「聞いた事あるか・・・?そんな料理・・・!」
「ない・・・!!味わった事は勿論、見た事も聞いた事もないぞ!」
「しかし葉山め・・・一気に勝負に出たな・・・」
「もし熊の旨味を丸ごと衣の中に凝縮できれば、肉の風味が脳天を直撃する最高級の一品ができるかもしれない
だがその反面!!もし臭み抜きに不手際があればその臭い・雑味、全てを衣に閉じ込めてしまう事になる・・・!!
つまり旨さか臭さか!100か0かの大博打!!葉山は防御など全く考えない、超近距離戦を仕掛ける気だ!!」

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宗衛
「絶対の自信があるとみえる 熊という素材の全てを制御できるという自信が! 幸平創真にまともな勝負すらさせないつもりなのだろう・・・!」

創真「・・・」

宗衛
「(この葉山に対し幸平創真は一体どう渡り合うつもりだろうか・・・?)」

部員
「し、主将・・・本当に幸平殿は大丈夫でしょうか・・・?」

久我はベルタ・シーラといがみ合っている

部員
「あの夜以降・・・何のアドバイスもなさっていませんでしたよね・・・?」

久我
「・・・あれ以上俺が入れ知恵してもいい料理にはならないよ あとは幸平ちんが素材の活かし方をどこまで追求できたかどうかにかかってる」

調理している創真を見た部員
「ぬぅ・・・?幸平殿の・・・手元にあるものは・・・!?

食戟のソーマ185

反応する葉山

3日前の最初の試作中

食戟のソーマ185

久我
「熊肉の匂いがこもっちゃうと風味が悪くなる事があるからね 開け放ってれば全然気になんない匂いでも・・・
閉じ込めちゃうと臭さに変わったりするわけよ その辺をうまく管理するのも熊料理のコツだよねー」

創真「へー・・・」

雪山に行った時の猟師の言葉
「 “悪い臭み” なんてものは肉から出ねぇはずなんだ 
それを活かせねぇとすれば料理人の腕が悪いって事になる・・・!」

創真
(久我先輩と猟師のおっちゃんの言葉で分かった・・・
匂いがこもるかもってリスクを背負ってでも熊の風味全部を逃す事なく活かしきる!そうでもしなきゃ葉山には到底勝てるわけもねぇ・・・!!
その為に俺が選んだ答えがこのフライだ!!)

部員
「2人とも揚げ物へたどり着いたというのか!?」

食戟のソーマ185

葉山「・・・」

ニィッ・・・と口元で笑う創真
「かかってこいよ葉山 今度こそ俺はこの手でお前に勝つ・・・!!」

場面は変わって創真と離された田所とタクミ

田所
「・・・そろそろ創真くんや他の皆も 試験が始まってる時間だね・・・」

タクミ
「あぁ・・・そうだな」

そこへやってくる竜胆
「おいおーいっ 田所ちゃんにあるでぃーに!ひとのこと心配してる場合じゃねーだろー?
何たってあんたらがぶつかる相手はこのりんどー先輩なんだからな さて・・・そんじゃあ 調理に入ってもらおーか」

食戟のソーマ185

–185話ここまで

次回、食戟のソーマ 186話へつづく

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