トリコ 389話 奴の苦手な味!

公開日: 

一面 食のユートピア!!

愛丸
「こ・・・・・・
ここは・・・」

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愛丸の目の前で食材がどんどん生まれる

トリコ389

愛丸
(しょっ・・・食材が・・・
どんどん生まれてくる!!
ここが・・・万物の命をも生み出す
グルメ細胞発祥の地!!
”エリア0”!)

トリコ389

愛丸はもともと病原菌を食べる病食主義者
命を搾取するものを好んで食べる体質と
劣悪な環境で生まれた最初の生物と言われる“菌”を操ることで
苛酷な道中に適応していた

背景には必死に地球内部を泳ぐ愛丸の姿。
その周りでは食霊たちが何人も愛丸を支えている。

ナレーション:
しかし辿り着けた本当の理由が・・・
目には見えない大いなる食運(ちから)によるものだったことは
本人は気付く余地すらなく

その後の行動も あるいは―――

愛丸
(解せない・・・

トリコ389

地球の旨みはこの場所で新たな食材となり・・・
生まれ変わっているのか・・・!?
それがさらに膨張して・・・)

愛丸の背後で噴火が起きる。

愛丸
「!!
あそこから・・・
“センター”が・・・あふれ出・・・」

トリコ389

愛丸
「!!
マ・・・マズイ・・・
爆発するぞ・・・!!
地球が・・・!!」

場面は変わり、アカシアの巨大な手が地球を握り潰そうとしている。

サニー
「ち・・・地球ごと・・・」

ココ
「握り潰す気かぁあ!!」

アカシア
「さぁ 聞かせてくれ・・・!!
お前たちの悲鳴を・・・!!」

三虎(マイノリティ―――)

握り潰そうとしていた掌をバッと開くアカシア。

アカシア
「ならば!! 逆に手を開こう」

三虎
「フン
ごっこか・・・
そんな攻撃(もの)・・・・・・
最初(ハナ)から力ずくで排除できるわ!!」

三虎の背後にグルメ細胞が現れる。

トリコ
「み・・・・・・
三虎のグルメ細胞!!」

レーザーを放つグルメ細胞。

三虎
「メテオレーザー!!!」

トリコ389

アカシア
「やっと出現(だ)したな
食欲を・・・!!」

アカシアが手に力をこめる。
「なら この量はどうだ?」

トリコ389

三虎
「それだけで足りるのか?それよりお前こそ
自分の身を案じろよ」

アカシアの目の前には足を構えるトリコの姿が。

トリコ
「ジェットレッグナイフ」

アカシア
「ぐぬぁ」

更に、バンビーナが尾でアカシアの顔を弾く。

態勢を崩したアカシアにバトルウルフの群れが襲い掛かっていく。

アカシア
「蠅どもォぉぉあ!!!」

キレたアカシアが口を開き、大きな爆発が。

小松
「わぁああ」

ブランチ
「あかん!!」

小松らを救出するブランチ。

ブランチ
「小松!! お前らが近寄ったらあかん現場や!!」

小松
「ブランチさん!!ありがとうございます!!」

ブランチ
「礼言うんこっちやで
ようGOD調理できたやんけお前ら」

小松
「い・・・いえ・・・実はボク・・・
GODの中で“食霊”に調理を手伝ってもらっていたんです・・・」

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ブランチ
「食霊?」

小松
「アナザの時もそうでした・・・
いや・・・本当は気がついていなかっただけで・・・
ボクは今までずっとその方の力を借りていたんだと思います・・・」

小松の隣には、フローゼの食霊の姿。

ブランチ
「・・・・・・・・・
ちゃうやろ小松・・・
“それこそ”が・・・・・・お前の食運(ちから)なんや!!」

小松
「・・・・・・
その方は・・・」

食霊の事を思い出す小松。
「ボクが何も言わなくても・・・
いろいろなことを教えてくれました・・・
ボクが一つだけ訊ねたのは」

小松
「トリコさんたちもみんな・・・星のフルコースを食べると・・・・・・
グルメ細胞の悪魔に体を支配されちゃうんですか?」

食霊
「・・・・・・
いいえ・・・
適応食材を食べていれば大丈夫よ」

小松
「適応食材?」

食霊
「自分で決めた・・・この世でたった一つの自分だけのフルコース・・・
それがあれば悪魔に支配されることも・・・姿が変わることもないの
それが唯一・・・生物たちが食欲の悪魔に体を乗っ取られない方法・・・
トリコは平気よ・・・確か最初に決まったのは・・・
“虹の実”でしたっけ?」

目を見開く小松。

トリコ389

小松
「は・・・
はい・・・」

さらに涙が溢れ出し、ついには号泣してしまう。

小松
「“虹の実”です・・・
い・・・一緒に穫りに行ったんです・・・」

食霊
「その食材がトリコと・・・あなたにとっての適合食材(せいかい)よ」

小松
「よ・・・・・・よがっだ・・・・・・
よがっだです・・・」

ブランチ
「そうか・・・・・・
それを聞いてワシも安心したわい せやけど
そしたら何でアカシアは・・・
あない見た目は変わっとるんやろな・・・」

アカシアを見つめるブランチ。

ブランチ
「・・・・・・・・・
まさか・・・」

トリコ389

アカシア
「犬どもが・・・
腹の足しにもならんな・・・」

三虎
「食運(グルメラック)――!!」

三虎の攻撃をも食べてしまうアカシア。

アカシア
「三虎ぁ~~~~!!」

三虎
「!」

何かに気付いた様子の三虎。
(こいつ・・・)

一方、ペアがトリコの背後から話かける。

ペア
「トリコ・・・
そのまま動くな」

トリコ
「ペア
?」

ペア
「次はお前の番だ
そのままじっとしてろ」

ペアが尾をトリコの背に刺す。

トリコ
「!! ぐ・・・
な・・・何を・・・」

ペア
「オレがグルメIDのデータを人間界(お前たち)に渡したのは・・・すべて“アカシアの指示”だ」

トリコ
「!?」

ペア
「だがそれは決してネオの“捕獲レベル”を伝えるためではない・・・
目的はネオのグルメ細胞の“色”と・・・
食の“好み” そのデータを伝えるため」

トリコ
「!
色と・・・・・・
好み・・・・・・」

冷や汗をかき震えるトリコ。

ペア
「ネオのグルメ細胞の色は
“黒”・・・!!
すべてを飲込む漆黒の悪魔
ネオの食欲はいかなるものも食っちまう
天然物だろうが人工物だろうが猛烈な天変地異だろうが すべて食材にしちまう!!」

背景には三虎の食運による攻撃をしゃくしゃくと食べているアカシアの姿。

「それがたとえ・・・
“食運”だろうがな!!」

「そして食の好みが“絶望”だということは周知だろうが・・・
実はそれとは逆にネオには“苦手な味”がある・・・」

トリコ
「苦手な・・・
味・・・!?」

ペア
「それは・・・・・・
“怒り”だ!!
今オレがやっているのは調理・・・!!」

“テイストチェンジ!!”

「思考を替え 感情を浮き出たせる調理だ!!」

どんどんトリコの目が血走り、身体中の血管も浮き上がっていく。

ペア
「怒れトリコ!!
怒りをネオに喰わせるんだ!!それが唯一
ネオを倒す方法だ・・・・・・!!!」

アカシアが凄い勢いでしゃくしゃくし三虎の攻撃を全て食べ終える。

ごっくんと飲込んだアカシアに驚く三虎。

アカシア
「“それで全部か”?
三虎・・・」

トリコ389

大きな拳が三虎へ直撃していく。
血を吐く三虎。

三虎
「がはっ」

アカシア
「食運尽きたな・・・
これでやっとお前をブッ殺せる」

その様子を無言で見つめるペア。

ペア
(・・・・・・
アカシア・・・)

ペア 何を思う・・・

–389話ここまで

次回 トリコ 390話へつづく

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