アクマゲーム 175話 知識の奔流

公開日: 

崩心率いる調査団が発見した深海の遺跡とは・・・

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アクマゲーム175

崩心
「目線の違いよ。
人の目は・・・
見たいもの以外を意識から外す大雑把なものだ。
記録を切らすなよ。ヤラセを疑われて当然の超発見だ。」

団員
「はい!」

団員
「やりましたね部長!
これを世間に発表する日が今から楽しみですよ!」

崩心「ああ・・・

アクマゲーム175

崩心
(だが・・・私の悲願は功名心ではない。
あってくれよ・・・悪魔の鍵よ・・・!!)
「進むぞ。
採取は後にしろ。
本懐はこの先だ。」

進んでいき、広い部屋に出る。

するとそこには・・・

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崩心
(鍵・・・と呼べる形状ではないな・・・
悪魔の鍵ではないのか・・・?
だが人知を超えた神殿の中に祀られているものだ・・・
期待はできる。問題は・・・
この神殿に文字や図らしきものが存在しないことだ。
この道具の使い方を解明するまで・・・
果たして私の寿命がもつか・・・)
「とにかくこれは持ち帰る。丁重に運び出せ」

団員
「は!」

崩心
(あとは神殿をくまなく映像に記録して時間か・・・)

対象を運び出そうとした団員武田
「ぐああああああ!!」

「どうした武田!」

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武田はこのままし亡。

本社ビル。

何とかして持ち帰った模様。

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研究員
「既に2名、研究員が命を失い・・・
13種の動物を用いた実験でも同様の結果となりました。
し因は・・・皆、脳が熱で溶けてしまっている点が共通しています」

崩心
「ふむ・・・」

研究員
「兵器・・・なのでしょうかね?
一体いつの時代の・・・
本当に神が創ったのかも・・・非科学的ですが・・・」

崩心
「・・・・・・」

研究員
「それより部長!早く世間に発表しましょう。
他に嗅ぎ付けられる前に!!
現状でも十分世紀の大発見です!!
詳しい研究はそれからでもいいでしょう!」

崩心
「・・・・・・・・・今日は・・・
皆あがってくれ。
少し・・・一人で考えたい」

研究員
「わかりました・・・
しかし早めのご決断を」

崩心
「うむ・・・」

一人になった崩心
(長年、水圧と腐食に耐えた神殿の素材・・・
触れるだけで生物をころす道具・・・
いずれも考古学史・現代科学史に衝撃を生む大発見だ。
しかし私が求めたものは・・・発見の名誉ではない・・・
人知を超えた力が欲しいのだ・・・!!
この道具も現代科学を超えてはいるのだろうが・・・
大量破壊兵器が数多ある現代で・・・
優位をとれる道具とは思えない・・・
脳を溶かす・・・か・・・)

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ここまで考えた崩心にある考えが閃く。

崩心
「まさか・・・そういうことか!?」
(脳が発達している動物ほど”し”に至るまでの時間が長かった・・・!!
脳の酷使による発熱・・・!!暴走熱か・・・!?
だとしたらこれは・・・!!

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崩心
「触れて・・・みるか・・・?」
(残り僅かな寿命・・・
全知の為ならくれてやる・・・
が・・・耐えられる自信が全く無い・・・!!
全盛期ならまだしも・・・日増しに衰えを感じる今の私では・・・)
「誰か・・・いないか!?
知識の奔流に耐えうる脳を持つ者・・・!!」

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織田清司・・・

剣征、机をたたき
「いい加減に立ち直れよ!!清司!!
レイをやった実行犯も黒幕も始末した!!
それで気分を晴らせとは言わねえが・・・
そろそろ気持ちを切り替えろ!!
失ったものをいつまでも数えるな!!」

清司
「・・・・・・」

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剣征
「今のお前じゃ・・・つまらんぜ。
しっかりしろよな清司・・・!!」

剣征が部屋を去った後、崩心が入ってくる

清司
「崩心君か・・・君も・・・
形は違えど一つのものの為に人生を懸けているんだったな・・・」

崩心
「確かに・・・
そういう意味ではお主の喪失感も想像に難くないよ。
人はしんだら・・・魂はどこへ行くのだろうか?」

清司
「・・・・・・?」

崩心
「し者と交信する方法は無いのだろうか。
あるいはし者を蘇らせる方法は?」

清司
「何を・・・言っている?」

崩心
「知りたくはないか?
お主の亡くなった奥方を・・・
取り戻す方法を。」

清司は机を強くたたき
「そんな方法が・・・!!」

崩心
「在るか・・・無いか・・・私は知らん」

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崩心に連れられて天の知識書の前に来た清司。

清司は天の知識書に手をかける。

そして・・・

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崩心
(こやつ・・・耐えおった・・・!!)
「知りたいことは知れたかね・・・?」

清司
「いや・・・だが・・・」

アクマゲーム175

–175話ここまで

次回 アクマゲーム 176話へつづく

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