山田くんと7人の魔女 225話 私も手伝うわ

公開日: 

記憶回復から一夜明け・・
山田はうららと、過去を語り始めた。

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山田くんと7人の魔女225

伊藤
「ちょっとアンタ達!こっち来てゴミ拾い手伝ってよね!!」

宮村
「マジか」

椿
「倒れそう」

伊藤
「まったく。ただでさえ山田がいなくて男手が足りないんだから、力仕事はキッチリこなしてよね!!」

椿
「はぁ!?山田いねぇの!?」

伊藤
「そ!玉木に呼ばれて生徒会室に行ってるわ」

椿
「なんで玉木?」

宮村
(あー、そういえば・・・・・・・・・)

伊藤
「昨日は記憶が戻ってバタバタしてたからね。山田にどうしても“見せたい物”があるらしくて」


「あいつも大変だよな」

「今朝なんてまた寧々ちゃんに文句言われてたしなー。」

「それは山田の自業自得よ。」

「そーかもだけどよー」

白石「・・・」

生徒会室。

玉木と山田が歴代生徒会の写真を見ている

山田
「この写真・・・」

山田くんと7人の魔女225

玉木
「引き継いでからだいぶ経ってしまったけど、君の記憶も戻ったしね。こうしてやっと歴代生徒会の写真群に加えることができた」

山田
「そっか」

山田くんと7人の魔女225

玉木
「それでどうだい
記憶が戻ってその後は?」

山田
「そうだな・・・一気にいろんな記憶が戻ってきて、まだ頭の中で整理できてない状態っていうか・・・」

玉木
「それは僕もだ」

山田
「だろォ!?」

山田くんと7人の魔女225

玉木
「まー無理もない」

山田
「ちょっとは同情してくれよ!!」

玉木
「少し落ちついたら、僕からも君に話があるんだ」

ため息混じりの山田
「おう!楽しみにしておくわ!
じゃあ俺、そろそろ戻るから。写真サンキューな!」

玉木
「うん」

山田
「あー、それとコレ!」

玉木
「!」

山田が何かを玉木に投げた。

山田
「ちゃんと返せる時が来てよかった。

山田くんと7人の魔女225

山田が超研部の部室に戻る。

山田
「おーす、戻ったぞーー!」

山田くんと7人の魔女225

まぁ・・・この暑い中外で掃除よりマシか・・・・・・。つーかコレひとりで片付くレベルかよ。」

かたずけを始める山田

山田
(やれやれ。でも何だか・・・・・・
やっとここに帰ってきたって気がするな)

その時背後から
「私も手伝うわ」

山田くんと7人の魔女225

白石
「ちょうどお昼休みになったから戻って来たの。
皆は外でご飯食べてるわ」

「白石はいいのかよ?」

「えぇ・・・山田君どうしてるかと思って・・・・・・」

「俺は別に平気だよ」

山田の腹が鳴る
「ぐうううう」

山田くんと7人の魔女225

二人でお昼を食べ始める

山田
「そういえばさぁ・・・・・・
俺たちみんな忘れてた過去のこと全部思い出したわけだけど、どうもイマイチ頭の中で整理しきれてない気がしててさ・・・」

白石
「そうね・・・・・・
いろんなことの時系列があやふやだし、わかる範囲で照らし合わせてみてもいいかも」

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山田
「・・・・・・だとしたら、俺達って・・・
今まで何回記憶を消されてることになるんだ?
うーんとたしか・・・」

白石
「これは私の憶測だけど・・・
はじめて記憶を消したのは姫川さんだと思うわ」」

山田
「やっぱそうだよな。
前にナンシーも言ってたし」

山田くんと7人の魔女225

山田
「あの時・・・1年の頃、姫川が俺に告白しようとしていた時、俺はすでに白石と出会ってた。」

白石
「・・・・・・うん」

山田くんと7人の魔女225

白石
「そもそも山田君が鈍感じゃなければ防げていたかもしれないわね」

山田
「いや・・・・・・まさか姫川が俺のこと・・・なぁ!?」

白石
「仕方がないわよ」

山田
「う。 
つーかさ・・・・・・姫川には悠理しかしねぇと思うんだよな。
あいつも早くそれに気づけばいいんだけどよ・・・」

白石
「だとすると2回目は1年生3学期の終わり頃かしら?」

山田
「・・・・・・だな。
記憶を消したのは“生徒会”だった・・・!!」

白石
「・・・・・・うん」

山田
「俺達は姫川によって一度はお互いに忘れちまったけど、球技大会をキッカケにまた知り合ったんだ
だけどちょうどその時黒詫摩が動き出した。
頭のいいアイツは校内に潜む魔女の存在に気づき、魔女探しを始めたんだ。
それで白石も狙われるようになって・・・」

白石
「私を守るために詫摩君と乱闘事件になったんだわ」

山田、こぶしを握る
「・・・・・・・・・」

白石
「詫摩君が魔女のことを触れ回ったせいで学校中は大騒ぎ。
この事態を収拾しようにも7人目の魔女の力では及ばず、生徒会は儀式による記憶消去に踏み切ったのね。」

山田くんと7人の魔女225

山田
「・・・・・・けど」

白石
「・・・・・・うん」

山田くんと7人の魔女225

白石
「だけど山田君はまた私に告白をしてくれた・・・!」

山田
「そっか・・・・・・俺は白石に3回も告白してることになるのか・・・・・・。
つーか同じ奴に3回も告白するなんて・・・・・・ありえなくねーか・・・・・・?」

白石
「えぇ、ありえないことだわ」

山田
「ハッキリ肯定されても!?」

白石
「だからこういうことなのよ・・・・・・
私たちは出会う運命なの。」

山田くんと7人の魔女225

山田
「記憶を戻してなかったら、このことには気づかなかっただろうな・・・・・・!」

少し沈黙が続いた後・・・

白石
「それで4回目は?」

山田くんと7人の魔女225

山田
「えぇ!?いや・・・その・・・・・・まいったな」

山田は正座して白石に向き直り

山田
「お・・・・・・俺とッ、付き合ってください・・・・・・!!」

山田くんと7人の魔女225

白石
「だから5回目も6回目も、告白してきてね」

山田
「おう!!
っていやいや、もうカンベンしてくれ!!(汗)」

「好き」ってコトバは何度でも言いたい!

–225話ここまで

次回 山田くんと7人の魔女 226話へつづく

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