DAYS 171話 押しころして

公開日: 

寒空の下で話をしているつくしと風間。
その近くを中澤監督が通りかかる。

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中澤監督
「ぶあくしょん!!
うー、寒っ
コンビニ様様だぜ。
今夜は徹夜になるな。」

つくし
「ごめん風間君。」

中澤監督「!!」

つくしと風間が話しているのに気付いて物陰に身を隠す。

中澤監督
「・・・・・?」

デイズ171

風間
「ふー、人間の浅さが出た形か。完全に見誤ったな」

つくし
「え?」

風間
「加藤な。」

「加藤?」

「梁山の加藤。
ほら、明日試合する相手のヒゲの奴。
42歳のおじさんみたいな老け顔の」

つくし
「わ・・・わかった・・・」

デイズ171

つくし
「え?に・・・似てる?」

風間
「もちろん顔の話じゃなくて。
プレースタイルの話だ」

つくし
「!!」

風間
「ピッチのどこにでも顔を出しボールに喰らいつく姿はまるでピラニア・・・

デイズ171

・・・と俺は思っている。」

つくし
「そ、そんなそんな・・・」

風間
「もちろん向こうは高校No.1。
格が違うし、比べるレベルじゃないのはわかっている。
けどずっと気になってたんだ。
実は聖蹟にはつくしが参考にできるプレーモデルがいないってこと。
お前の悩みがサッカーに関する結果が出ないとか、チームに迷惑をかけたとか
そういう類のものなら、明日すぐでなければ変わるもって言いに来たんだけどな。
だけどそういう次元の話じゃなかった」

つくし
「・・・ごめん」

風間
「謝るなよ」

つくし
「う・・・うん」

中澤監督
「・・・・・・」

つくし
「また風間君に弱音吐いちゃった。
・・・
ありがとう・・・・・・
話を聞いてくれて・・・」

風間
「一ついいか?
この大会中はやれるんだな?」

つくし
「うん。大丈夫」

風間
「自分の気持ちに嘘をついてでも?」

つくし
「うん」

風間
「本音をころしてでも?
心を無にしてやれると誓えるか?」

デイズ171

風間
「そうか、ならいい。
この話は終わり!!」

つくし
「か・・・風間くん」

風間
「終わりにしよう。
この話は終わりなんだ」

つくし
「・・・・・・」

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ホテルに戻ると・・・

新渡戸・来須・白鳥
「つ か も とぉ」

デイズ171

つくし
「ど・・・どうしたの?」

来須
「いいか柄本」

つくし
「う、うん」

来須
「落ち着いて聞いてくれ。
今洗濯物を脱水してたんだがな・・・
君下先輩の靴下が片方しかない」

デイズ171

風間
「あっはっはっは!!」

白鳥
「笑い事じゃねーよ!!」

つくし
「僕も探す!!」

来須
「しぬ気で探せ!!」

デイズ171

風間妹が生方と共に登場。

風間
「!!
げっ」

風間妹
「お兄。なんで返信しないの!!」

風間
「いや・・・」

来須
「風間の妹?」

つくしは階段を下りていく生方に声をかける。

つくし
「う・・・生方さん!!
あ、あの・・・

デイズ171

生方
「やれるんだな、明日は」

つくし
「あっ、はい。も・・・もちろん!!」

生方
「どいて」

つくし
「あっ」

生方
「あんたに構ってる時間はないから」

中澤監督
「寝ろよー!!」

消灯になり

デイズ171

灰原
「いいか水樹、朝日はもういいから明日は絶対に起こすなよ」

水樹
「わかった」

監督はノートパソコンを開く。

キーパー二人は爆睡。

生方は部屋で梁山の試合を見ている。

つくしと風間は眠れない

風間はつくしの言葉を思い出す
”逃げる機会を失ってきちゃったよ”

風間
(油断していたのかもな。
聖蹟で思う存分やれて、俺は常につくしの前を歩いていて、このまま行けると。
また零れ落ちようとしているのか

デイズ171

夜が明ける・・・

1月3日運命の朝。
風はなく、青天。

デイズ171

–171話ここまで

次回 DAYS 172話へつづく

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