コウノドリ 174話 離島での医師

公開日: 

シリーズ”離島医療編”第4話!!

イチロー
「赴任した当時、この島に産科医(ギネ)はいなかった。
だから私がなったんですよ。
今はこの島でギネと総合診療医をやっています。」

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移動中の車の中で

イチロー
「総合診療医とは・・・
総合的な診療能力を有する医師・・・・
家庭医やプライマリケア医など他の名称のものもありますが・・・
基本的には同じです。
なんでも診る医師・・・
なのでなんでも屋さんです。」

ゴロー
「なんでも屋ですか・・・」

イチロー
「ただ・・・
日本には総合診療医として資格を取得している医師はまだいません。」

コウノドリ174

イチロー
「新しい専門医制度で2017年から総合診療専門医の研修プログラムが開始される予定なんです。
私が取得しているのはそのベースになる家庭医療専門医です。」

ゴロー
「あの・・・
プライマリケアって・・・」

イチロー
「緊急の対応から健康診断まで幅広く行う医療のことです。
専門医・・・例えば外科医は外科医の専門分野で突出した知識を持っています。
総合診療医は幅の広い知識を持って、さまざまな病気の予防や診療を行うんです。」

コウノドリ174

ゴロー
「10万人も・・・・」

イチロー
「まぁ、そううまくはいかないでしょうね・・・
都会と地方では考え方に温度差がありますし・・・
総合診療医になりたい医学生がどれだけいるんでしょうかね。」

ゴロー
「たしかに一人で全部診るとなると難しいと思うし・・・
専門医みたいに専門医療を突き詰めないっていうのは・・・
なんか中途半端なんじゃないかなぁ~」

ゴロー、はっと気がついて
「あっ、ごめんなさい。」

イチロー
「あはははは
ゴロー先生は素直でいいなあ~
・・・・
ただね・・
専門医か総合診療医かなんてのはこの島の人たちにはどうでもいいことなんです。
必要なのは安心して自分や大切な家族を診てもらえる医師なんですよね。
その場所・・・・
その土地にその地域に、必要な医療があるというのは否めないことだと思うんです。」

コウノドリ174

イチロー
「小学校です。」

ゴロー
「へ~
レトロでお洒落ですね。」

三崎
「もう廃校になりましたけどね。。」

「え・・・」

三崎
「私の母校なんです・・・・」

イチロー
「島の人口は年々減っていますし・・・
この島でも少子化が進んでいますからね。
その中でもこの島に産科医がいない時期の子供の数は極端に少ない。
通常は1学年2クラスある中で・・・半分の1クラスしかありません。」

「なぜですか」

イチロー
「島でお産ができないから子供を作らなかったんでしょうね・・・
それくらい家族と離れて本土で生活するというのは・・・・
島の女性や家族にとって不安な事なんです。」

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イチロー
「それで・・・
マキさん達は学会などでビラを配って、島に産科医に来てほしいと呼びかけたんです。
そして産科医が来てくれて島でのお産を再開させたんですけど、数か月で帰ってしまって、またふり出しに戻ってしまったんです。
・・・・だから彼女たちは自分たちで院内助産の制度を作る決心をしたんです。
常勤の産科医を一人置くことや・・・・
経産婦のみ・・・
リスクのあるお産は行わないというコトを決めたのも助産師である彼女たちです。
なぜなら一度でも失敗すれば、この島は本当に子供の産めない島になってしまう・・・・

コウノドリ174

夜になり、ゴローちゃんはイチロー先生と二人で歩いている。

ゴロー
「・・・・本当にいいんですか?」

イチロー
「何が?」

ゴロー
「俺の歓迎会をイチロー先生の自宅でやるなんて。」

イチロー
「ウチはもう大歓迎だし、あとで助産師さんらも来るよ。」

家につき、

「ほらほら、若者は遠慮しない。」

「おじゃまします・・・」

家に入ると

コウノドリ174

イチロー
「言ってなかったっけ?
うち等夫婦なの。
子供いるよ、二人。」

「マジっすか!?」

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コウノドリ174

ゴローが空いた皿を台所に下げに行く。

ゴロー
「マキさん。
・・・今日はゴメンなさい。
オレ・・・島のこと何も知らなくて。
イチロー先生から院内助産のこと聞きました。」

マキ
「ゴロー先生はぜんぜん悪くないよ。
産科医として当たり前な事言っただけだもん。
私だって今のままでいいとは思ってないし・・・
産科医が2人以上いて、どんなお産でも対応するべきだと思う。
妊娠・出産の怖さは私だってわかってるつもりだよ。
どんなに経産婦でリスクが低いお産って言ってもさ・・・
4年近くも事故がなかったのはキセキだったと思ってる・・・
あそこにいるみんなだって・・・

コウノドリ174

今はあんな風に笑ってるけど、お産が来るたびにこれが最後かもって・・・
いつもそう思ってお産に臨んでるんだよ。」

コウノドリ174

コウノドリ174

イチロー
「ならばハジメが来たら一番どうです?」

「ハジメ?」

「助産婦の加持さんの息子さんで・・・
小学校4年生。」

「・・・まあ、さすがに4年生なら勝てるかな。」

そこにハジメ君登場。

イチロー
「ハジメいらっしゃ~い」

コウノドリ174

ペルソナの休憩室。

サクラがペヤング、小松がカップヌードルを食べている。

小松
「あ~、ゴロー先生今頃うまいもの食ってんだろうな~。」

サクラ
「どぉですかね・・・
案外当直でカップラーメンかもしれませんよ。」

小松
「きゃはは
それはそれでかわいそうだね~」」

コウノドリ174

–174話ここまで

次回 コウノドリ 175話へつづく

○感想

医者の当直って、カップ麺食べるのが普通なのかな。

まさに医者の不養生。

サクラはホント、ペヤング食べすぎ。

たしかにおいしいけど。

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