食戟のソーマ 191話 熱戦の果てに

公開日: 

揚げたてのメンチカツを葉山に差し出す創真。

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食戟のソーマ191

創真
「揚げたてだぜ おあがりよ・・・葉山!」

葉山かぶりついて

食戟のソーマ191

(あぁ・・・そういう事か 流れ込んでくる・・・!! 幸平がこの皿に込めた 試行錯誤する情熱が
そう・・・堂島シェフが言った通り俺はもう・・・何の為にこの皿を作っているのか分からなくなっていた でも幸平は違ったんだ・・・!
俺が何もかもを突き放して閉じ籠もっていた間に 勝負する相手から・・・俺から目を離さず 料理の完成度を高める事だけを考え続けた
ただ自分の身を削る事しか考えられなくなっていた俺と違って・・・)

創真のメンチカツを噛みしめていた葉山が目を開けると・・・

食戟のソーマ191

葉山
「? うぉおっ!?じ、潤!? な・・・っ・・・は!?な・・・!?」

創真
「あれ?汐見先輩なんでここに?」

堂島
「極星寮出身のよしみで俺が招待した この勝負を直接見届ける権利が・・・彼女にはあると思ってな」

葉山
「・・・何しに来たんだよ そんなに俺に文句が言いたかったのか・・・ ・・・?」

食戟のソーマ191

ぐらっ・・・として座りこむ葉山

汐見
「・・・あっ!?ご、ごめんアキラくん・・・!い、痛かった!?大丈夫!?」

葉山
「脳が・・・ゆ、揺れた・・・」

久我
「なんで殴った方がうろたえてんのさ」

経験者の創真
「(わかるぞ・・・痛ぇーんだよな汐見先輩の攻撃)」

葉山
(・・・ビックリした 潤に・・・初めて殴られた・・・)

汐見
「わ、私は葉山くんの親代わりでもあるんだから 今のはし、躾として叩きました!葉山くんはまだ子供なんだから責任なんか感じなくていいんだからね!」

ムカッとくる葉山
「・・・何だよ 子供扱いすんじゃねーよ・・・潤!」

汐見
「潤って呼ぶなぁ」

葉山
「俺がいなきゃ何もできねーくせに」

汐見
「う・・・!」

葉山
「毎日毎日、俺がマネジメントしなきゃタスク管理もできねーくせによ!」

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汐見
「・・・そりゃまぁ子供にもちょっとは責任感もたせるのも大事だしぃ・・・」

葉山
「論旨がブレブレじゃねーか!」

汐見
「う、うるさいよ!・・・とにかく!! ・・・あのね、私が今日までで考えた結論・・・伝えるね」

葉山
「・・・?」

汐見
「もう研究場所(ゼミ)なんて私は要らないよ 機材や予算を取り戻す事なんかより・・・アキラくんにはして欲しかった事があるから」

葉山
「え・・・?」

汐見
「私が本当に見ていたかったもの それはアキラくんが自分の料理を心から楽しんで・・・そして
同年代のお友達と・・・たくさんたくさん研鑽しあう風景なんだよ」

ずけずけと間に入っていく創真
「あ、汐見先輩 お取り込み中ちょっといいすか!おう葉山ぁ、話の続きだけどな!機関だかなんだか知らねーけどよぉ
俺はまだまだお前と研鑽してーんだよ 自分の料理をやめるなんて許さねーぞ!!」

秋の選抜の決勝終了後の3人を思い返す堂島

宗衛
「それでは!私の投じる1票と、勝負の結果を申し渡そう!!」

創真のメンチカツをもう一口かじる葉山

食戟のソーマ191

まるで “神” からの啓示のように・・・)

鼓動が高鳴る創真
(やっと・・・やっと・・・)」

秋の選抜で負けた時の事を思い、拳にも力が入る創真
(やっとだ・・・!!)

食戟のソーマ191

中華研部員達とも喜びを分かち合う創真

汐見
「あははーこれで私たち家無しになっちゃったねぇ」

葉山
「笑ってる場合かよ」

創真
「あ!その件なんすけどぉ」

汐見
「?」

創真
「汐見教授も葉山も極星寮に来れば解決じゃないすか?そーすりゃとりあえず料理する場所は確保できますし!

俺が何とかふみ緒さんに頼み込むんで!空き部屋ならたくさんあるし!ね!いーでしょ?」

堂島
「うむ・・・当面は機関の圧力で活動はどうあろうと制限されるだろうが、幸平の活躍で存続が認められた極星寮の中でなら・・・何か拓ける可能性もあるだろう」

汐見
「幸平くん・・・堂島先輩・・・」

部員達
「なんだか・・・心温まるではないか・・・!」
「えぇ・・・同期ならではの友情ですよ!」

久我
「同期の友情・・・ね ま・・・美しくていいんじゃん?」

葉山
「・・・でも幸平・・・俺はお前らを裏切ってセントラルに・・・」

創真
「それはそれ、これはこれだろ!ま、とにかくこれを機にセントラルとは縁切っちまえよ!ただの生徒に戻っちゃえばいーじゃんか!な!」

葉山
「・・・ありがとよ幸平 それだけで・・・救われたよ」

創真
「・・・?」

堂島
「・・・」

時を同じくして三次試験の別ルートでも・・・

他の1年生達の対決がたった今・・・終局を迎えていた

紀ノ国
「・・・勝負は決したわね 水戸郁魅、イサミ・アルディーニ、それに・・・新戸緋沙子

食戟のソーマ191

–191話ここまで

次回、食戟のソーマ 192話へつづく

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