ドメスティックな彼女 119話 ここで俺と・・・

公開日: 

デートが反故になり、少し気まずい朝。

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夏生、学校へ行く準備をして部屋から出ると

ドメスティックな彼女119

夏生
「あの・・・昨日の夜食のおにぎり美味かっ・・・」

バタンッ

ルイは荒々しくドアを閉めて自室に戻る。

夏生
(昨日のあれが長引いてる・・?
でもさあ、仕方ねーじゃんか・・・)

ルイ
「いってきます」

ルイは一人でさっさと家を出て行く。
夏生は慌てて追いかける。

夏生
「え・・もういくの待てって・・俺も行くし!」

追いついて

夏生
「そういえばさ・・・明日の予備校終わる時間とルイのバイト終わる時間近いんだよ!
迎えに行くからさ・・
一緒に帰ろうぜ?
帰りにコンビニで新しいミニパフェ食ってもいいし。
ちょっと遠回りでもして・・・」

ルイ
「いいよ、別に。
宥めるためにそういう事しなくても。」

夏生
「じゃあ、どうすればいいんだよ・・・
デートの為に予備校サボれってこと?」

ルイ
「・・・・
わかってるよ、仕方ないのは。
でも家でも恋人らしいことできない、休日もダメってなったら・・・

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予備校。

夏生、席について頭を抱えている
(どーしたもんかなぁ~~
そんなデート一回予定合わなかったからってさー・・・)

ここで夏生、消しゴムがないことに気付く

周りを見回して
(声が届きそうなところにあの人(前回登場した無愛想女)しか・・・

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カッターを取り出して自分の消しゴムを小さく切って夏生に投げつける。

夏生の顔に直撃!
「あだ!
あ、ありがとう・・・」

無愛想女、振り向きもせず
「かえさなくていい」

夏生
(なにもあんな投げかたしなくても・・・
うわっしかも小さ過ぎてすぐにボロボロ崩れる・・・!)

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翌日・・・

夏生は無愛想女の席に行き

夏生
「これ、新しいやつ。
昨日消しゴムありがとう。
おかげであの後の小テスト・・・」

無愛想女
「いらねーよ・・・
大体予備校に勉強道具忘れるとかやる気あんのか?
しかも入って早々によ。
これが試験本番だったらどうするつもりだ?
本気で勉強する気ねーなら帰れよドアホが!」

何と言葉を返していいかわからない夏生。
「・・・!!」

講師が入ってきて
「あーい、授業始めるから席ついてー
まず昨日やった小テスト返しまーす。
藤井くーん」

点数は・・64点

夏生
(うわー全然ダメじゃん・・・
くっそ悔しい・・・
さっきの言われようもあって悔しさ倍増・・・

ちらっと無愛想女の点数を見ると・・

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予備校が終わり、ルイの店に急ぐ夏生。

夏生
(はぁ・・モヤモヤする。
こんな日はルイの笑顔見て癒されてー・・・
でもなぁ・・・
何とか機嫌直っててくんないかな・・・)

夏生が裏口で待っていると

若いシェフがドアを開けて
「わ、びっくりした!」

夏生
「す、すいません」

シェフ
「誰か待ってんの?」

夏生「えと、橘・・・」

シェフ
「あ、ルイちゃんならさっき帰ったよ?」

夏生
「え・・・そうですか・・・」

シェフ
「なるほど君かぁ・・・
ここしばらくルイちゃんが元気よかった原因は。」

夏生「え?」

シェフ
「あ、でも昨日今日は少し沈んでたかな・・・
それまでは結構異例の明るさだったんだよ。
常連のお客さんに話しかけたり、スタッフの女の子たちの恋愛話に乗ったり。
些細な事だけど今まで見られない行動だったからみんな少し驚いてた。
この間なんて・・・

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ルイ
「!険しくなってました!?」

シェフ
「うん、おっさんが株の動き見てるみたいな顔だった。」

ルイ
「やだ!!
ネットでおススメデートスポットのまとめ見てたんです。
でも色々ありすぎて・・・
男の人ってどういうデートなら楽しめますか?」

シェフも自分のスマホを出して調べ始める
「そーなー・・・
好みにもよるけど・・・
これなんかどう
水族館嫌いな人ってそんなにいないと思うし、日曜にアシカのイベントやるってよ」

ルイ「あ・・・いいかも!」

シェフ
「その時分かったんだ。
この変化は恋の力かって。
だってデートのこと考えてる時、

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夏生は思わず唇をかみしめる。

シェフ
「それが一転今日なんかため息連発
どうしたの?
ケンカでもした?」

夏生
「・・・何か言ってませんでした?」

若いシェフ
「あー言ってたかなぁ・・・?
時間なくて詳しくは聞かなかったけど、
”あたし、空回りしてるみたい”って・・・」

その夜。

「おやすみ」

ルイはリビングの親に挨拶して自室に戻る。

ベッドに倒れ込んで手足をジタバタしている。

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ルイ
「え、ちょ・・・」

ずかずかと入ってきてドカっとベットに腰を下ろす夏生。

ルイ
「な、何なの?急に・・逆ギレ?
話し合うなら明日に・・・」

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ルイ、引いている
「は?何言ってんの?」

夏生
「お前言った事だろーが!
俺と初めて会った時に!
引くんじゃねーよ!」

ルイ
「あ、そっか。てっきりどっかで頭打ったのかと・・・」

夏生
「お前、それ完全にブーメランだからな・・・
なんか勘違いしてるだろ・・・
ルイは俺が積極的じゃyないと思ってるかもしんないけど・・・
ただ慎重になってただけで、本当はスゲーいちゃつきたいと思ってっから。
ハッキリ言ってお前よりも何っ倍も!」

ルイ
「夏生・・・」

夏生
「だから・・・
家ではこういうことしないって約束、今日だけナシ!!」

ルイ、ぷっと吹き出す。

ルイ
「なにそれ・・・自分で決めたことなのに!」

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ここから袋とじの内容

ベッドで抱き合って、キスをする二人。

ルイは夏生の手を取って自分の胸に持っていく
「すごいドキドキしてる・・わかる・・?」

夏生はルイの耳を自分の胸に押し当てる。
「俺も・・」

ルイ
「初めてしたときぶりだけど、あの時とは気持ちも関係も全然違うね。」

夏生
「覚えてるか?
あん時ルイ、俺に”勘違いするな”って言ったんだぜ。」

ルイ
だってその時はあれっきり二度と会わないと思ってたし・・・
好きって感情も全然わかんなかった時だもん。
まさかあたしがこんなに焦らされるなんて思っても見なかった・・・」

夏生
「そ・・その間・・・
一人でしたりしてた・・?」

ルイ、起き上がって
「ひ、一人でって、何を?
男子みたいにってこと!?
するわけないじゃん!
大体どうやってやるワケ!?」

「ごめんごめん。
ちょっと思っただけだって・・・」
(同じ姉妹でもその辺は違うのか・・・)

ちょっとむくれたルイ。
「いいよね、あんたは。
今までいろんな発散してきてさ。
今回はあんたに焦れてもらうから。」

「へ?」

このあと、夏生の手を封じてのルイによる攻めの一手。

勿論、声も出しちゃダメ。

夏生、口にハンカチを噛まされる。

夏生、しばらく一方的に攻められて
「ルイ・・もう・・ムリ・・・」

ルイ
「夏生、あたしとしたい・・・?」

頷く夏生。

ルイ
「どうしても?」

夏生、こくこくっと頷く。

ルイ
「いいよ。あたしも同じだから・・・」

次は夏生が攻める。

ルイと夏生、1枚のハンカチを二人で噛んで声が出そうになるのを耐える。

・・・・

事が終わって

夏生
「大丈夫だったか・・?」

ルイ
「ん?」

夏生
「い・・痛くなかったかとか・・・
気持ちよかったとか・・・」

ルイ
「初めての時は何も感じなかったけど、今日はすごいドキドキしたし、た・・楽しかった。
好きって気持ちがあるだけでこんなに違うんだね。
夏生は?」

夏生はルイをぎゅっと抱きしめて

どうかこの幸せが・・・
この胸の高鳴りが・・・
壊れることなく続きますように・・・

–119話ここまで

次回 ドメスティックな彼女 120話へつづく

○感想

袋とじの絵がすごかった。

ハレ婚かと思った。

袋に閉じれば少年誌でもここまで描いていいのか・・・と。

でもここで紹介できないのが残念でなりません・・・

当たり前だけど、電子版には袋とじ載らないので。

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