僕のヒーローアカデミア 116話 挨拶タルタロス

公開日: 

オールマイトがオールフォーワンと面会している。

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オールフォーワン
「ここは窮屈だよオールマイト 
例えば・・・背中が痒くなり、背もたれに身体を擦らせる 
すると途端にそこかしこの銃口がこちらを向く
バイタルサインに加え、脳波まで常にチェックされているんだ
 ”個性” を発動しようと考えた時点で既に命を握られている

僕のヒーローアカデミア116

オールマイト
「いいや、”出られない” んだよ」

オールフォーワン
「そういう事にしておこう それで?何を求めてる?グラントリノは?独断か?その未練がましいコスチュームは何だ?
君まさかまだヒーローやってるワケじゃないだろうな?」

オールマイト
「よく喋るな」

オールフォーワン
「察してくれよ!久々に会話が成り立つんだぜ?」

オールマイト
「し柄木は今どこにいる?」

オールフォーワン
「知らない ”君の” と違い、彼はもう僕の手を離れている」

オールマイト
「・・・貴様は何がしたい 何がしたかった
人の理を超え、その身を保ち 生き永らえながら・・・その全てを搾取、支配、人を弄ぶことに費やして・・・何を為そうとした」

オールフォーワン
「生産性のない話題だな 聞いても納得などできやしないくせに わかりあえない人間ってのは必ずいるんだから
同じさ、君と同じだよ 君が正義のヒーローに憧れたように 僕は悪の魔王に憧れた、シンプルだろう
理想を抱き、体現出来る力を持っていた 永遠に理想の中を生きられるなら その為の努力は惜しまない」

オールマイト
「ならばなぜ後継など・・・」

オールフォーワン
「君がそれを聞くかあ!ハッハッハ、面白い!
君が全て奪ったからだろう!?僕の体を見ろ この管で僕はようやく生命を維持してる
無限に思えた僕の理想は、君の登場によって有限となったんだ
終わりがある事を知れば 人は託す
何だってそうさ そこかしこに建つ家やビル、何気なく口にする食品 全て人から人へと託され発展してきた
皆がやってる事を僕もしようとしてるだけさ」

係員
「オールマイト、あと3分程で・・・」

オールフォーワン
「待ってくれ!そりゃあ無いだろう 話をしたいんだ、もっと・・・そうだな
世間は君の引退にかなり動揺したと思うんだが、様子はどうだ?」

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係員
「外の情報は遮断しています 軽卒な発言はお控え願います・・・」

オールマイト
「・・・だそうだ」

オールフォーワン
「残念だな・・・ きっと・・・こうかなァ・・・
今頃メディアは君のいなくなった不安、そして新たなリーダー・エンデヴァーへの懸念が重なり、ヒーロー社会全体の団結を訴えている
一方で不安定になりつつある空気を察知して ヒーローを支持しない、いわゆる日陰者が行動を起こし始める
自分達も社会を動かせるんじゃないかと組織立って動き始める
弔たちはしばらく潜伏を続けるんじゃないかなァ・・・台頭する組織を見極める為にね
どこも勢力を拡げたいだろうから ヴィラン同士での争いも頻発するだろうね
僕の描いたシナリオが正しく機能していれば だいたいそんな流れになっているんじゃないかな」

一筋の汗が流れるオールマイト

オールフォーワン
「仮にそうなっているとして・・・原因は全て君の偽りの姿と引退なワケだ
今後、君は人を救う事叶わず 自身が原因で増加するヴィランどもを指を咥え眺めるしかできず
無力さに打ち拉がれながら余生を過ごすと思うんだが 教えてくれないか
どんな気分なんだ?」

思わず立ち上がるオールマイト

係員
「オールマイト、離れて下さい」

オールフォーワン
「心を言い当てられると人ってのはよく怒る!残念だなァ、ここじゃ僕を殴れない」

息を吐いて平静を取り戻したオールマイト
「貴様だけが・・・全てわかっていると思うな 貴様の考えはよくわかっている・・・」

戦闘の時のオールフォーワンの言葉

“君が嫌がることをずぅっと考えてた”

オールマイト
「お師匠のけつ縁であるし柄木に 私・・・あるいは私と “少年” をころさせる それが筋書きだな」

オールフォーワン
「で?」

グラントリノに言われた言葉を思い返すオールマイト
“お前はもう奴をヴィランとして見れてない、必ず迷う 素性がどうあれ奴は犯罪者だ”

オールマイト
「私はしなないぞ し柄木に私はころさせない
私はころされないぞ!貴様の思い描く未来にはならない!」

オールフォーワン
「 “ケジメをつけに来た” って・・・それを言いに来たのか?」

係員
「オールマイト、時間です 退出を」

オールマイト
「貴様の未来は・・・私が砕く・・・!何度でもな 貴様こそここで指を咥え・・・余生を過ごせ」

そう言って去っていくオールマイト

オールフォーワン
「・・・ フフ・・・ フフフ・・・余生ね・・・」

塚内の車で戻るオールマイト

塚内
「学校の方とタイミング重なってごめんな、タルタロスは手続きが恐ろしく面倒でさ どうだった?」

オールマイト
「情報の類いに期待していたなら・・・すまない」

塚内
「まァ簡単にはいかないさ 長丁場になりそうだ」

オールマイト
「奴の “読み” ではしばらく潜伏し、勢力拡大に動くと・・・」

塚内
「真に受けてまた襲撃も馬鹿らしいな・・・ああ、あとそうだ 手続きの関係でまとめられなかったが、ステインとの面会はどうす・・・」

その時、オールマイトの携帯が鳴る

オールマイト
「ちょっと失礼」

塚内
「うん」

僕のヒーローアカデミア116

塚内
「どうした?」

オールマイト
「あ、いや・・・てか前見てよ!塚内くん」

場面はA組の寮へ

僕のヒーローアカデミア116

爆豪
「おい!」

ビクッとするデク

爆豪
「後で表出ろ てめェの “個性” の話だ」

–116話ここまで

次回 僕のヒーローアカデミア 117話へつづく

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