結婚式当日。
小春も手伝ってもらってウェディングドレスを着ている最中。

 
 
 
 
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サイズが合わなくて苦労したが、何とか着て、次はメイク室へ向かう。

他の二人の嫁はすでにスタンバっている様子。

ハレ婚09_1

小春
(・・・本当に花嫁が3人いる・・・
絶対変だよこの結婚式・・・)

ゆず
「さっさと準備しなさいよ!!
アンタ待ちなのよッ!?」

小春
「へいへい」

メイク室から出てきて

ハレ婚09_1

小春
(あたし・・・
本当に結婚するんだ・・・)

龍之介
「おやそこにいる美しい花嫁は・・・僕の妻」

小春
(こいつと・・・)

龍之介
「とても奇麗だよ小春ちゃん。」

「ドーモ」

「捜してたんだ。
今から別室で親族紹介だって。」

「親族・・・」

ハレ婚09_1

市長
「この度はぁ
真にぃぃぃ
めでったく」

小春母
「そういえば龍ちゃんのご家族って・・・」

龍之介、笑顔で
「僕家族いません、たぶん。
ひとりです。」

小春
「そ・・・そう。」
(なにがあった。)
「だいたいなんで市長がここにいるのよ。
しかも仕切ってるし。」

まどか
「あの人はゆずのお父様よ。」

ハレ婚09_1

小春
「・・・変な条例打ち出した市長のその娘が実際ハレ婚してるって・・・
すごく陰謀を感じる・・・」

ゆず
「あんた失礼極まりないわね・・
で?
あんたの父親はどーしたのよ?」

「!」

室内がざわつきだす。

小春
「あーー・・
なんか持病の痔が悪化したとかなんとか・・・」

ゆず
「ぢ!?
ウチのパパも痔だけど!?
婚姻届けはどーしたのよ!!」

龍之介「・・・」

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一週間前。

婚姻届にサインをもらいに行った時の小春父の反応

ハレ婚09_1

「は?」

小春
「つまりー
お父さんにもここにサインしてほしいの。」


「・・・・」

龍之介が手土産を渡す。


「あ、どーも
・・・・・・
・・・・・・
・・・本気?」

小春
「あのねお父さん。
ウチの借金3000万円・・・
この人が肩代わりしてくれるっていうの。
その代わりじゃないけど・・・
あたし決めたの。」


「なっ・・・
それじゃおまえ身売りじゃないか!」

小春
「だーかーら違うってば!!」


「じゃあ龍之介君を愛してるのか!?」

小春
「愛して・・・!?
愛して・・・
・・・・
それはないけど。」

龍之介
(正直だな。
そこは”はい”でいいのでは・・・)


「それが身売りだってんだ!」

ハレ婚09_1

龍之介
「はい。」


「そりゃ欲張りってもんだよキミィ!!」

小春
「もうっ!
とにかく決めたの!!
どー考えたって他に方法ないじゃん!
お父さんは黙ってここにサインすればいーのっ!!」


「んなにぃぃぃ~!!
絶対しねーぞバカ娘が!!」

小春
「はぁっ!?
誰のためだと思ってんのよエロ親父!!」

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