屋上の優と桜。

 
 
 
 
スポンサードリンク


 
 


「あれ?なんで泣いてるの?」


「え、あ・・・これは・・別に何でも・・・」

桜「よっ・・・」

風夏137

着地が上手くいかず


「とっとと」

優にもたれかかって一緒に倒れる。


「いったぁ・・・」


「あはは!ごめんね!大丈夫?」

風夏137

それより・・どうかしたの?」


「いや・・・その・・・
君が前にいたメンバーにそっくりで、なんてゆーか懐かしくなって・・・
そうやってよく一人でCD聴いていたんだ・・あ
いつも屋上で・・・」

スポンサードリンク


「そっか・・・風夏ちゃんだっけ?
亡くなったって言ってたよね?」


「うん・・・去年交通事故で・・・
ゴメンね・・困るよね?
そんな話されても・・・」


「・・・もしかしてさ・・・
優くんとその子付き合ってた?」


「え?まぁ・・あの・・どうしてそう思うの?」


「”For You” 聴いてたらそうなのかなって思ったの・・・
曲は全部優くんが作ってるって聞いたから・・・」


「うん・・あ、だからって君が好きだとかそーゆー目でみてるわけじゃなくて・・・
いやごめん・・・何言ってんだろ・・・きもいよね僕・・」


「!!だったらさ・・・

風夏137

優「え?キミを?」


「Blue Wellsの曲聴いたら私ファンになっちゃったの!
ねぇ・・お願い!作ってみてよ優くん!」


「えっと・・・その・・・まぁ・・・考えておくよ・・・」

翌日、食堂で

風夏137


「はい!歌詞はまだなんですが・・・
曲だけはなんとなくイメージが出来たのでどうしても街フェスまでには完成させたいんです」

那智
「そんな焦んなくたってゆっくり作ればいいんじゃねーの?」

三笠
「イイじゃないですか!当日まで予定もないんですから」

沙羅
「私は別に構いませんけど・・・」

風夏
「・・・・私も・・・」


「よかった・・・音楽室に一通りの機材は揃ってるらしいんで、よろしくお願いします。」

那智
「なんだなんだ・・・ずいぶんやる気になってんじゃん榛名。」


「ええ・・・・これを代表曲にしたいんです。
僕たちのバンドの」

風夏「・・・・」

音楽室。

風夏137

沙羅
「じゃあリフはこんな感じがいいんじゃないですか?」


「う~んかっこいいんですけどちょっと”For You”に似ちゃってますね・・・」

三笠
「じゃあ、ヘッジホッグスっぽくしてみる?優くんもう一度ルート音弾いてみてよ」


「あ・・・わかった・・・那智先輩なんとなく8ビートとか叩いてもらって良いですか?」

那智
「なんだよ・・・なんとなくの8ビートって」

風夏は優の言葉を思い出す

風夏137

那智
「一回Aメロ合わせてみるからお前は・・・」

風夏
「ちょっと待って・・・私トイレ行ってくる!」

那智
「はあ?ウンコなら練習前にしとけよな!」

風夏
「違うわよ!バカ!」

→次ページへ

スポンサードリンク