ダイヤのA act2 62話 練習の本番

5月1日。

Aグラウンド・シートバッティングの続き

 
 
 
 
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川上-小野バッテリー

ワンナウト一塁。

打者は金丸、走者は麻生。

監督からの川上・小野への指示
”右方向に打つのが苦手なバッターのため、今日はアウトコース中心に投げてくれ。
ただし球種は問わない。
打たせない工夫は自分たちで考えろ”

川上
(アウトコース限定・・・・)

小野
(難しい注文だけど、できる限りのバリエーションを出して行こう。)

初球はファール。

2球目は見逃してストライク。

沢村
「どうしたバッター!!
ストライク見逃してたらランナー進められないぞ!!」

一塁走者の麻生
(これで2-2
最後変化球で仕留めに来るなら・・・)

川上がモーションに入り、麻生が走った!!

ダイヤのAact2_62

小野、見事な送球で麻生を刺す!

三振ゲッツー!!

麻生
「・・・・」

「あのスタートでアウトになるかね!!」

沢村
「今のはボールだろ!
うちに行くならせめてバットに当ててくれないと。
ランナー進める気あるのか!?」

金丸
「ぐう・・
なんもいえねえ。」

ベンチから
「ノリ先輩ナイスピッチ!」
「小野先輩男前!!」

ダイヤのAact2_62

直球と変化球だけでバッターを翻弄できる。
これが3年生のバッテリーーー・・・)

落合コーチ
「川上調子よさそうですね。
バッターにとってもいい練習になりそう。」

監督は無言。

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次の場面。

ランナー関で、バッターは前園。

アウトコース低めにボール。

そして次の球を

ダイヤのAact2_62

ライト前ヒット!

落合コーチ、少し驚く。

その後もアウトコースの難しい球に食らいついていくバッターたち。

ナレーション
状況に応じたチームバッティングにチャンスを生み出す粘り。
投手に与えるプレッシャー。
これが・・・一軍選手に求められるバッティング。

次の場面。

フォアボールで歩いてワンナウト1塁2塁。

バッターは高津。

セカンドランナーの沢村
「さあー走るぞ!!
俺は走る!!」

高津
(1軍に残るためには・・

ダイヤのAact2_62

高津、アウトコース真ん中の球を踏み込んでセンター前へ!!

落合コーチ
「思い切った踏み込み・・・
意外とキモの太い選手かもしれませんね。」

倉持
「高津か・・・・
気持ちいいスイングしてやがんな。」

東条
「しっかりアピールしてるね。」

金丸
「ちっ」

ここで野手入れ替え。

降谷-小野バッテリー。

ランナー一塁。

ダイヤのAact2_62

落合コーチ
「彼もアウトコース限定ですか?」

監督
「ええ。
球威のある球がコースに決まればそれだけで武器になりますから。」

落合コーチ
「なるほど」
(しかしまぁ・・硬い。)

奥村
(ブルペンのときより力みがある。)

御幸
(クイックのバランスも悪いな。
全然体重が乗っていない・・)

降谷がマウンド上ですっと右手を上げて
「1アウト。」

野手はキョトンとしている。

降谷
「1アウト。」

小野
(降谷・・・)

沢村
「もっと大きな声で!!
1アウト~」

バッターボックスの由井
(降谷さん・・・)

降谷
(できることから一つずつ・・)

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