全国ツアー福岡編。
優はひとり思いを馳せーー・・・

 
 
 
 
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風夏138


「アイツもあの時・・・こんな気持ちで曲作ってたのかな・・・」

秋月風夏との思い出・・

場所はいつもの屋上。

「ねぇ・・優くんってば!」

振り返ると・・・

風夏138


「いや、一緒にって・・・
そもそも何してんのさっきから」

風夏
「もぉ!全然人の話聞いてない!
オリジナル作ってんの!
私達The Fallen Moonの!!」


「オリジナル曲?」

風夏
「そ!すっごいかっこいい奴!せっかくライブハウスデビューが決まったんだから、

風夏138

ヘッジホッグスのコピーだけじゃカッコ悪いじゃない!」


「でもさぁ・・ライブってもう一週間後だよ!
曲ってそんな簡単にできるものじゃないと思うけど・・・・」

風夏
「だから一緒に考えてって言ってるの!!」


「ムリだよ・・・僕に曲作りなんて・・・やったことないもん・・・そんな事」

風夏
「私だってないわよ!
だから悩んでるんでしょ?」


「じゃあ辞めときなよ
オリジナル曲なんて恥ずかしいしイタイだけだから・・・」

風夏、怒
「人が話して時にケータイいじるんじゃないわよ!
今度やったら粉々に叩き割るからね!」


「うわぁ・・・ゴメンゴメン!」

風夏
「謝ってほしいわけじゃないよ!!!」

 
 
 
 
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教室。

風夏は机に向かって
「ん~」と考え込んでいる

風夏138

あ・・・真琴くんならわかるんじゃない?
曲の作り方!
ピアノとかやってたんだし!!」

三笠
「いや、さすがに曲を作ったことはないから・・・」

風夏
「そっかぁ・・・」

三笠
「でもきっと風夏の気持ち・・
風夏の世界を素直に出せばいいんじゃない?
あまり難しく考えないでさ。」

風夏
「私の気持ち?」

風夏138

三笠
「よかったら他の皆にも声かけておいてよ」

「うん!みんなで行くね!」

風夏
「私の気持ち・・・私の世界か。」

学校の帰り道。


「へぇ・・出来そうなんだ・・・」

風夏
「うん・・・てゆーか真琴くんに言われて思い出した。」


「思い出した?」

風夏
「この前、優くんが小雪ちゃんに告白された時、私逃げ出しちゃったじゃない?」


「え?うん」

風夏
「あの時思ったの・・・こーゆー気持ちの時に曲が出来るんじゃないかなって・・・」


「こーゆーって・・?」

風夏138


「え?」

風夏
「あの時、優くんが小雪ちゃんと付き合っちゃうんじゃないかって思ったら私・・・
なんかモヤモヤして凄く苦しかった。
我慢しなきゃ・・・諦めなきゃって思えば思う程、優くんへの気持ちが広がっていって・・・

風夏138

私も素直になろう・・・
この人に思いを伝えようって思った・・・
その気持ちを全部曲にしたいの。
私がどれだけ優くんを好きか、世界中の人にわかってほしいから。」

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