ニセコイ 210話 キメタノ

公開日: 

冒頭、楽の幼少期の夢・・・

女の子
「いつか私達が大きくなって再会したら、この“鍵”でその中の物を取り出すから・・・
そしたら結婚しよう。
約束だよ・・・?」

幼い楽
うん 約束・・」

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ここで楽は目を覚ます。
(どうして今更、こんな夢・・・」

楽、登校中。

7月。


(あの子と約束した日から、12回目の夏・・・
オレは今、2人の女の子の間で揺れている。
どちらも大切で 掛け替えのない女の子。
でもオレは決めたハズだろ?
あの約束の子は関係ないって。
たとえあの子が誰だったとしてもオレは・・・)

楽達いつもの面々が校舎の屋上に向かっている。

明日、天体観測をする予定らしい。

千棘
「幻の流星群かぁ~
見れるといいな~。」

小咲
「でも確か台風近づいてるんだよね?」


「今の所、進路はかぶんなさそうだよ。」

るり
「それはいいけど皆勉強は大丈夫なの?
皆受験生でしょ?」

小咲「アハハ・・・」


「まぁまぁだからこそ思い出作りも大事だし息抜きだって必要だよ。」

るり
「・・・まぁ確かにね、少しなら」


「おっ!話が分かるね~。」


「で?見せたい物って何だよ集。」


「フフフよくぞ聞いてくれました。
皆の者、見て驚け!!

集

皆

集が楽にこっそり話しかける。

集「よぉよぉ楽~。
お前今回の流星群がなぜ幻と言われてるか知ってるか?」

楽「あ?」


「なんと今回の流星群、50年に1度しか見ることの出来ない大規模な物でな?
それはそれは美しい流星が見えるそうなんだよ。」


「・・・知ってるよ 朝ニュースでガンガンやってたからな」


「さらに!!この流星群を一緒に見ながら告白すると成就するという謂れ付き・・・!!まさに恋する者を応援する流星群なのだ?!!」


「・・・知ってるよ 朝ニュースでやってたから。」


「つーわけでどうよ楽、この機に意中の相手に想いを告げては。」


「いやいや世間に流され過ぎだろ!
お前ホントこの手の話好きだよな~。」

千棘と小咲
(・・・50年に1度の恋を応援する流星群・・・
その話を聞いた時、私は決めたのです。

千棘と小咲

千棘
(もう7月・・・
夏を過ぎれば学校生活なんてあっという間に終わってしまう。
卒業したら私達のニセの恋人関係も終わるし 私も日本にいられなくなるかもしれない・・・
だから想いを伝えるなら早い方がいい。
怖いけど・・・
でも最近は少し女の子扱いされてる気がするのよ・・・!
私はこの最後の夏を本物の恋人として過ごしたいの・・・!!)

小咲
(正直きっかけは何でも良かった。
機会なら今まで何度もあったと思う。
でも・・・ずっと勇気が出なくて・・・
でも・・・もう決めた。
今の関係を壊すのは怖いけど、動かないとなんにも始まらない。
私は今の自分を変えたい・・・!
だから・・・!!)

千棘と小咲
(明日、私の恋に決着を付ける・・・!!)

千棘と小咲、ガタガタブルブル・・・と震えている。


「おじょう?」

るり
「どうしたの小咲」


「・・・そうは言うけどさ楽~
もう7月だぜ? 
じっくり決めろとは言ったけどよ。
ここまで来ると優柔不断なんと違うかい?
卒業したら桐崎さんもアメリカ戻るんだろ?」


「・・・分かってるけどよ」


「とりあえずどっちでもいいからアタックしちまえばいいじゃんか~
そうする事で見えてくる物もあるかもしれないぜ?
どーちーらーにーしーよーおーかーーなーつって♪」


「んな軽い感じで決められるかよ!!」


「しかしあんまり堅く考え過ぎんのもよくないと思うぞ?
もしダメでももう1人の方に告白すればいいんだし・・・
チャンスは2回だ!」


「・・・バカ言うな。
それこそそんな事出来ねぇよ。
もしオレがどちらかを選んで告白してフラれたとしても、じゃあ残るもう片方に告白なんて・・
オレには出来ねぇ。
・・・なんでかは上手く言えねぇけど・・出来ねぇよ。」


「・・・そっか。
そいつぁ実に楽らしい。」

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それぞれの想いを胸に、天体観測の日がやってくる。

18時集合にもかかわらず16時に来てしまった千棘。

(・・・う~ん早く来すぎてしまった・・・
家にいると落ちつかないのよね~。
うう・・・今夜告白・・・告白かぁ・・・ 
自分で決めた事とはいえ・・・心臓が・・・)

ドキドキが止まらない千棘。

千棘
(つぐみはポーラちゃんと来るんだっけ。
ハァ・・・早く誰か来ないかなぁ・・・)

そこに小咲が到着。
「・・・あれ!?
千棘ちゃん!?」

千棘
「ええ?!?
小咲ちゃん!?
どうしてこんな早く!?」

小咲
「いや・・・な・・・なんとなく・・・かな・・・」

千棘
「良かった~。
私も早く来すぎて時間持て余してたのよ~。
おしゃべりしよ~。」

小咲
「なんだ!!
私服で学校来るのって新鮮だね~。」

千棘「そうだね~。」

フゥ・・・

何か、話が弾まない・・・

そこに楽が到着。
「・・・あれ!?
お前らもう来てたの!?
集合6時じゃなかったっけ?」

千棘「楽!?」

小咲「一条君!?」

千棘
「何であんたまで!?
あんたもなんとなく早く来たの?」


「は?何だよその理由。
オレはほら、動物の世話だよ。
皆が来る前に出来ることやっとこうと思ってよ。」

千棘
「え!何よそれ。
声かけてくれれば一緒にやったのに。」

小咲
「じゃあちょうど時間もあるし3人でやろうか」


「え・・・いやいいぞ別に1人でも・・・」

千棘
「いいからいいから行きましょ!」

楽と千棘と小咲

千棘
(うう・・・手を動かしてれば気が紛れると思ったけどダメだ。
どうしても考えちゃう。
告白するとは決めたけど一体何て言おう。)

小咲
(そもそもどうやって2人きりになろうかな・・・
るりちゃんに協力して貰おうか・・・
うう・・・ダメダメ、今回は全部1人でやるって決めたんだし・・・)

考え事をしながら作業をする二人。

千棘と小咲


「・・・どうしたんだ2人とも いつもらしからぬミスばかりして。」

千棘「ゴ・・・ゴメン・・・」

小咲「大丈夫なんでもないから・・・」

ポツ・・・

雨が降ってくる

楽と千棘と小咲

その時、3人に一斉に着信。

楽には集から

楽「え!台風で電車止まった!?」

千棘には鶇から


「すみませんお嬢、何とかしてその場に向かいますので・・・!」

千棘
「いっ・・・いいわよ無理しなくて!
1人でもないし私は大丈夫だから。」

小咲には春から

小咲
「・・・うん分かった、春も危ないから家から出ないようにね。
お母さん達によろしく。」

羽からも楽に電話が入る。

楽、電話を切って2人に
「・・・しばらく荒れそうだから学校から動くなって。
幸い鍵はオレが預かってるから。」

小咲
「・・・なんだか大変なことになってきたね。」

千棘
「・・・ん?
・・・って事は今この学校って私達3人だけ?」

–210話ここまで

次回、ニセコイ 211 へ!!

○感想

いや~、この取って付けたようなシチュエーション。

どんな展開になるのやら。

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