戦渦のカノジョ 32話 自衛隊とウィキテロリスト

公開日: 

救けを求めて動き出した真琴たち。
優樹は出発前に田井隊員に言伝を残す。

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優樹
「田井さん、桜井さんに伝えてほしいことが・・
尚直くんにあのスマホを渡した・・二人組の特徴です。」

奈良駐屯地。

桜井
「かねてより・・・
証拠隠滅処理していないテロリストの端末を手に入れるのは我々の大きな目標だった。
このチャンス、決して無駄にはできない。」

拘束された二人の下っ端テロリスト。

潜入者

桜井
「急げ!敵が気づいてログインセッションを切るまで、おそらく1時間もないぞ。」

自衛隊上層部
「これまで我々は防戦一方だった。
我々のゾウのように巨大なシステムに対して、彼らのシステムは無数の蟻のようで、攻撃しても全く手ごたえがなかった。
これが転機となればいいのだが・・・。

ウィキテロリスト・・奴らの首謀者はどんな奴だと思う?」

桜井
「子供ですよ・・・
強大な力を持っただけのね。

彼らは”次の予言”を通じて、各国政府に直接様々な要求をしている。
ネットを利用した完全直接民主政治、
AIによる公正な裁判、
果ては世界政府の発足から均等な富の再分配・・
どれも荒唐無稽で実現する可能性は皆無だ。
つまり、要求は形だけのもので、結局彼らは手にした力を使ってみたいだけなのだ。
そんな連中を断固として許さないのが、われわれ大人の責任でしょう。」

その首謀者のアジト。

アジト

ブルースカイ(巣飼)
「次の予言に乗せて、大義ある要求を込めて・・
人々の記憶に残るように全力で壊す。

全ては・・みんなの望みを叶えるために・・
そのためにね・・全力で力を行使する!

なーんて!
話に熱くなりすぎちゃったけど、ここまではわかるかな?」

女子メンバー

「ただあたしは・・うんざりしたんです。
生まれてから死ぬまで・・
何が起こって何が起こらないか・・
全てが見え透いている人生に・・うんざりしたんです・・
それだけ。」

ブルースカイ
「そう・・・それならやっぱり僕らは深い所で繋がっているんだね、面白い・・」

ネットを監視していた一人が
「ん?変です!
奈良基地に潜入していたメンバーのアカウントが・・・
異常な数のアクセスを・・」

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奈良駐屯地。

「ログインセッションが遮断されました!」

上層部
「時間切れか・・・どうだ成果は?」

担当者
「成果は多いですが、その中から一つだけ申し上げます。
彼らの組織は、どこにでもあるピラミッド構造なのですが、
その特徴は・・・

ピラミッド型

そしてそれこそが彼らの弱点!
彼らの最上位者たった一人さえ捕縛できれば・・
残る組織はドミノ倒しのように総崩れとなる。」

桜井
「ならば、彼らの最上位者の手がかりというのは・・・
今回得られた膨大な情報を解析していけばもしかすると・・・」

女性隊員
「良かった・・
情報をくれた真琴ちゃんたちのおかげですね!」

桜井
「そうだ!彼らの手柄だ。
だから我々も・・何としても真琴くんたちを救援しなくてはな。」

テロリストのアジト。

ネットワーク担当
「くそ!大失態だ!」

情報を自衛隊に持っていかれたことに危機感を募らせる担当とブルースカイ。

ブルースカイ
攻撃された以上、反撃の姿勢を見せなくはならない。
計画を随分早めることになるが・・・

巣飼

ネット担当
「しかし、これ以上破壊を早めるのは、ネットワークが寸断されて我々自身の活動をも困難にする。」

ブルースカイ
「だが仕方がない。
流星群が適正座標に到達次第・・すぐに攻撃だ。
思っていたより最終局面が早まりそうだな・・」

もう一人のメンバー
「なあ、こいつ(真琴の写真)はどうすんの?
遊び半分で始末しようとして・・・
取り逃がした上にこの大失態だ。
僕たちはこれから組織内で相当叩かれる。

放っておくわけにはいかないだろ。」

山道を急ぐ真琴たち。

そして・・道に出た!

真琴

–32話ここまで

○感想

流星群による奈良駐屯地の攻撃。

真琴に対する追跡。

再び事態が緊迫してきました。

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