会長島耕作 62話 My Love

公開日: 

赤いドレスの女から”会いたい”というメッセージが。
中国のハニートラップの可能性があるが、果たして…。

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ミラノ博覧会3日目。

会場を視察する一行。田尻女史は相変わらず、島に対する攻撃を止めない。

夕方前、別の仕事があると言って、先に会場を出ようとする島に対して、

「ホテルに帰ったら私の部屋に電話くださいね。」

会場を出た島はメッセージで指定されたサンマルコ広場に向かった。

田尻女史のこともあるので、今日はミラノのホテルに泊まらない予定だ。

指定された8時過ぎ、サンマルコ広場。

サンマルコ広場

日中のベネチアは日帰りの観光客でごった返しているが、ミラノに戻る最終電車の19時50分を過ぎると、パタッと人がいなくなる。

赤いドレスの女は現れない。

仮装舞踏会の流れが島の前に通りかかる。

仮装行列

すると、その中の一人が島の手を握る。

再会

ローラ
「よかった!来てくれて!
無理かと思った!!」


「赤いドレスの女性はローラだったのか。
どうして声をかけなかったんだ?」

ローラ
「私は今、インドネシアの副大統領夫人という立場にあるの。
それで、昼間の行動は全てSPと一緒だったから。」


「そうか・・ジャパンデーの招待客でもあったんだな。
それでレセプション会場で俺を見つけた・・・
でも話しかけられなかった。」

ローラ
「そうよ。夫も会場にいたし。
おとといの夜も、昨日の万博会場でもあなたを見つけたけれど、いつもSPに囲まれていた。」

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「今は大丈夫なのか?」

ローラ
「イタリア滞在中は夫と私はこのベネチアのホテルに泊まっているんだけど、彼今夜は仕事でローマに行っているの。
だから今夜私は一人で、SPからも解放されている。」


「なるほど。それで仮装大会に参加してホテルを抜け出してきたんだ。」

ローラ
「ごめんなさい。
メールアドレスも知らないし、こういう形でしか会うことができなかった。
ミラノ行の電車はもうないわ。」


「いいさ。
俺はここで星を見ながら野宿する。
安宿を探せばあるかもしれないが、別に構わない。」

ローラ
「私のホテルはすぐそこだけど、私の部屋に泊まったら?」


「ハハハ。さすがにそれはできないよ。
それに俺は今結婚している。
もう自由の身じゃない。」

ローラ
「そうね。じゃ、私も今夜は星を見ながらここで眠る。」

島とローラ


「星がきれいだな。」

ローラ
「ホーント!」

一方、ミラノのホテルでは、田尻女史が島の部屋に電話をしていた。

「おかしいな。まだ部屋に戻っていないのかしら。」

–62話ここまで

○感想

中国のトラップじゃなくて良かった。

それにしても田尻女史、どう考えてもだいぶ前から脈なしじゃないですか。

あきらめないなあ。

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