トリコ 364話 ある考え

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ドン
「しぬなら・・・一緒に逝こう・・・」

ネオを道連れにしのうとするドン・スライム。
抱えている光る玉は一体・・・

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ドン
「これを・・・
知ってるかネオ。
お前も何度か・・・
巻き添えをくったことがあるんじゃないか?
そう・・・これは恒星・・・
しかも”寿命間近”のな・・・」

ネオ
「・・・ま・・・んま・・・ まんま・・・」

ドン
「巨大な質量を持つ恒星の最期は”超新星爆発”
この爆発は半径5光年以内の惑星に棲む生命体を絶滅させる威力 宇宙最大の災害と言えるかもな・・・
私が作った恒星はとてもとても小さいが・・・
しかしとんでもない質量を凝縮させてある。
この地球程度なら大地はすべて蒸発し 何も残らないだろう・・・
無論・・・私もな・・・」

ネオ「まん・・・ま」

ドン
「ああ、まんまはあの世だ。
一緒に逝こうかネオ。」

ドン

ドン
(アサルディー・・
この技がお前の体で出せる最高の技だ・・・感謝する・・・・・
そして一龍や・・・
今逝くぞ。
向こうでまた一緒に飯を・・・)

ドン

爆発の後、再び姿を現すドン・スライム。

ドン「?」

ドンとネオ

アカシア

ドン
「まさか・・・!
食ったのか!?
恒星の爆発を・・・!?
バカな!
何なんだ・・・
お前は・・・!!
そんな生物がこの世にいるのか!?
お前は一体何者だ!?」
(お前のその食欲は・・・
お前という存在は・・・
どこから来たんだー?)

エリア6 魂の世界。

ドン
「一龍ーっ!
一龍よーい!
おーっ!
そこにおったのか一龍!
やっと見つけたぞ!」

一龍

ドン
「久しぶりじゃない!
お前をずっと捜していたんだ!」

「何で?」

ドン
「何でって・・・
私の細胞でお前の体を複製した!
あとはお前の魂を吹き込みアカシアのフルコースを食べればお前は復活できる!
さあ私と一緒に”エリア6”に来るんだ!」

一龍「まーだそんなこと言っとるのかスライム」

「ワシはしんだんじゃ。
しんだ者は二度と生き返らん・・・」

ドン
「フルコースがあれば蘇る!
何度でもな!」

一龍
「それよりあれを見ろスライム。

ドンと一龍

一龍
「新しい何かが・・・
生まれようとしておるのかのぅ。」

ドン「あ・・・あれは・・・」

一龍
「のぅ、スライムや・・・
ここでは時間が無限にあるから・・・
ふと考えてみたんじゃ。
ワシらという存在は一体どこから来て・・・
どこへ向かおうとしているのか・・・」

ドン「は?」

一龍
「例えば地球上の水の量は一定じゃ。
海の海水が水蒸気となりそれが雨となって山に降り川となってまた海に戻る。
の宇宙に漂うエネルギー量が一定ならば ワシらも別の何かからバトンを受け取り生を受けたわけじゃ・・・
”食欲”というエネルギーのバトンをな。」

ドン
「どーしたんだ一龍」

一龍
「進化の話じゃ。
魂の世界にも”食欲”はある・・・
というか死んでそれがわかった。
つまり”食欲”こそが我々生命体の遺伝情報を操作し、進化を促すキッカケになっとるんじゃないか・・・
次に生まれ変わる時はもっと多くの食物を食べられるよう・・・も
っと力強く生き抜けるようにと・・・」

ドン
「・・・はぁ・・・」

一龍
「ワシらの一生はグルメエネルギーの永い旅の途中。
その一瞬でしかない・・・
ワシは進化の果てを見ることはできんが・・・
それでもいい変化を与えられたらええのう・・・
次の世代には・・・
幸せな食卓を囲むための進化を・・・
”アレ”もまさに進化した新しい生命の誕生・・・
その前ぶれなんじゃないか?」

ドン
「違う! 違うぞ一龍! あれはな・・・」

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一龍
「うむ・・・
”ワシらがおった世界のモノではない”ことはわかる・・・」

ドン
「! この世界のモノじゃない?」

一龍
「どこから来たのか・・・
アカシア様が知りたがっていたのはこれかのぅ・・・」

ドン

「よぉし! となれば早速行くぞ一龍! 進化して生まれ変わりに!」

一龍
「何でじゃ ワシはもうしんだんじゃって!」

ドン
「いいから来い一龍!」

「イヤじゃ絶対行かん!」

「お前なァ。私がこんなに・・・」

「やめろ、イヤなもんはイヤじゃ!」

「来いってコラ!」

「やめろって!」

「やんのかコラぁ」

ネオとドン

ネオ
「ひ・め・い・・・
ひ・め・い・・・」

ドン
(私の体を難なく食える奴が・・・
この世にいるのか・・・
やはりこいつ・・・こいつは・・・
細胞の色が・・・)

ペア

ドン
「!
・・ひ・・・クソ・・・
ひィェアぁあ クソおおお・・」

ネオ
「あ・・・あああ・・
・ああああーん。」

ドン「ああ・・・あ・・・」

遂にドン・スライムは食べられてしまった・・

ペア
「万が一があってはと・・・
来てはみたが・・・
杞憂に終わったな・・・
アカシアよ・・・!」

アカシア

ペア、何かを取り出そうとして止める
「・・・・」
(まだだ・・・まだ早い・・・)

ペア
「ようやく日食が始まったんだ。
心配しなくてもGODはすぐに現れる。
ただし・・・
その前に倒さなきゃいけない奴がいる。
他のブルーニトロが今闘ってるが・・・強い・・・」

敵

–364話ここまで

次回 トリコ 365話へつづく

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